あなたは、どんな時にコーヒーを飲みますか?
私は朝起きてすぐ1杯、朝食の時にトーストと一緒に2杯目、家事や育児などの合間に1~2杯と、1日に3杯以上は飲んでいます。
10代の頃から、コーヒーの美味しさに魅了され、1日に何杯も飲んでいるのですが、ある時チョコレートを食べながらコーヒーを飲んでいたら
母に
「体に悪い食べ合わせだから、やめなさい!」
と注意されたことがありました。
チョコレートとコーヒーは最強の組み合わせだと思っていた私は、初めは戸惑いましたが、大好きなコーヒーを美味しく、かつ健康的に毎日飲むために、それからは食べ合わせや効能、害など、コーヒーについて色々調べるようになりました。
調べてみると、コーヒーに合うと思って食べていたものが、実は悪い食べ合わせだったというものも多々あり、驚いています。
私と同じように、毎日の生活にコーヒーを欠かすことができないと感じているあなた!
コーヒーに合わない悪い食べ合わせを知って、健康的なコーヒーライフを楽しみませんか?
コーヒーに合わない悪い食べ合わせ7選
コーヒーには、たくさんの成分が含まれており、その数は300種類以上と言われています。
近年、コーヒーには様々な効能があると報告され、テレビ番組などでも多く取り上げられていますが、たくさんの成分を含んでいるからこそ、食べ合わせによっては体に何らかの悪影響を及ぼしてしまうこともあるようです。
というわけで、ここでは一般的に言われているコーヒーに合わない悪い食べ合わせをご紹介します。
【チョコレート】
チョコレートとコーヒーは定番の組み合わせですが、実は健康面で見てみると、あまり良くない食べ合わせ!?
どちらにもカフェインが含まれているので、過剰に摂取してしまうと、睡眠障害や脱水症状、頭痛、嘔吐といった症状が現れる危険性があります。
もちろん、少量であればこのような症状を発症する可能性は少ないので、一緒に食べる時には、食べ過ぎ・飲み過ぎに注意しながら美味しくいただいてくださいね。
【糖質が多いお菓子】
「チョコレートだけでなく、甘いお菓子もダメなの!?」と言われていまいそうですが、残念ながら糖質が多いお菓子も、コーヒーと一緒に摂ることは健康に良くないんです。
糖質は、通常であればエネルギーとして利用され、残った分が中性脂肪に変わります。
しかし、カフェインには糖質を中性脂肪に変える働きがあり、一緒に摂取してしまうと、エネルギーとして利用される前に、糖質を中性脂肪に変えてしまうんです。
体内の脂肪量を増やしたり、糖尿病になるリスクも高まったりするので、一緒に摂ることは、できるだけ控えたほうが良いというわけです。
【プルーン】
コーヒーには、タンニンという成分が含まれています。
この成分はポリフェノールの一種で、鉄分の吸収を阻害するという働きがあります。
鉄分を摂るために、プルーンなど鉄分を多く含む食材を食べるようにしているという人も多いかと思いますが、コーヒーと一緒に摂取すると、せっかくの鉄分が吸収されなくなってしまうので、避けるようにしましょう。
【ゆで卵】
トースト・ゆで卵・コーヒー・サラダというのは、朝ごはんでよく見かける組み合わせですが、ゆで卵とコーヒーも合わない食べ合わせなんです。
ゆで卵に含まれている硫黄と、コーヒーに含まれているカフェインの組み合わせは、鉄分の吸収を妨げる組み合わせと言われています。
卵を割って作る料理であれば、硫黄が気化し問題ないので、コーヒーと一緒に卵料理を食べたいという時には、目玉焼きやスクランブルエッグなどにしてみてはいかがでしょうか。
【みかん】
コーヒーを飲みながらみかんを食べる人は少ないかもしれませんが、この組み合わせも注意が必要です。
みかんには、血流を促進させるといわれているシネフリンという成分が含まれているのですが、この成分とカフェインを一緒に摂取すると副作用により、心臓や血圧などに悪影響を与える可能性があるんです。
これもチョコレート同様、過剰に摂取した場合の危険性なので、みかんを1、2個食べるくらいなら、問題はないようですよ。
【レモン】
国産のレモンであれば問題ないのですが、輸入されたレモンの大半には防カビ剤が使用されています。
防カビ剤が残っているレモンと、コーヒーに含まれているカフェインを一緒に摂取してしまうと、発がん物質が生じる可能性があり、大変危険です。
レモンをコーヒーに浮かべて飲む人は少ないかもしれませんが、同じようにカフェインを含んでいる紅茶にも同様のことが言えるので、注意が必要ですよ。
もしも輸入されたレモンを使用する場合には、念入りに洗ってから使うことを忘れないようにしましょう。レモンを丁寧に洗う方法を紹介している動画を見つけたので、参考にしてみてくださいね。
レモンの洗い方 How To Wash The Lemon【パンダワンタン】
【サプリメント】
薬は水で飲まなければいけないけれど、サプリメントなら、何で飲んでも大丈夫と思っていませんか?
実は、サプリメントもコーヒーと一緒に飲んではいけないんです。
コーヒーに含まれているカフェインと、サプリメントに含まれている栄養素がくっつき、せっかくの栄養が吸収されることなく体外に排出されてしまうんですよ。
サプリメントを飲む時には、薬と同じように、水や白湯で飲むようにしてくださいね。
コーヒーに合う食べ合わせ
では、反対にコーヒーに合う食べものには、どのようなものがあるのでしょうか?
バナナは良い
コーヒーを1日に何杯も飲む人は、カフェインの摂り過ぎに注意しなければいけませんよね。カフェインを摂り過ぎてしまうと、血糖値のバランスが崩れて、頭痛や疲労感といった症状が出てしまうことがあります。
そのような症状を緩和してくれるのが、バナナです。
バナナに含まれている炭水化物が、血糖値のバランスを整えてくれるんですよ。
またバナナには、食物繊維や必須アミノ酸などの栄養素も含まれているので、コーヒーと一緒に摂ることで、便秘解消や代謝アップといった効果も期待できます。
他にも、ヨーグルト・ナッツ類・魚・イチゴなどの果実類・生姜なども、コーヒーと一緒に摂ることで、色々な相乗効果が期待できる、コーヒーに合う食べ物なんですよ。
◎コーヒーに合う良い食べ合わせはこちらで詳しく解説してます。
>>> コーヒーに合う良い食べ合わせ!コーヒー好きが選んだベスト7
◎コーヒーに合う食べ物にサンドイッチがありますね。マナーもあるようで・・・
>>> サンドイッチの食べ方にもマナーがあった!ナイフ?手?疑問解決!
コーヒーあれこれ
コーヒーの効能
甘い缶コーヒーなどは、体に悪影響を及ぼす可能性があるので、飲み過ぎには注意しなければいけませんが、ブラックで飲む場合には、様々な効果が期待できると言われています。
コーヒーの効能
- がん予防
- 脂肪肝の抑制
- 脳卒中のリスクの軽減
- 二日酔いの軽減
- ダイエット効果
- リラックス効果 など
(参考文献:がんとコーヒー 大阪労災病院 緩和ケア認定看護師 宮﨑さゆり)様
◎眠気覚ましにもいいですね。
コーヒーの害
食べ合わせのところでもお話しましたが、カフェインを含んでいるコーヒーは、飲み過ぎに注意が必要です。
カフェインを摂り過ぎてしまうと、体に頭痛などの不調をきたしたり、依存症の症状が出たりします。
過剰に摂取してしまうと、命の危険を伴うこともあるのです。
だからと言って、そこまで神経質になる必要はありませんが、1日に3杯くらいまでにしておくことをオススメします。
また、空腹時にコーヒーを飲むと、胃を荒らし胃痛の原因になることもあるので、空腹時に飲むことはできるだけ避けたほうが良いですよ。
◎まろやかなウインナーコーヒーに関する記事はこちら
>>> ウインナーコーヒーの飲み方でもっとも美味しいのはこれ!
>>> ウインナーコーヒーのおいしい作り方!コーヒー好きの私が解説!
>>> ウインナーコーヒーの意味と由来を詳しく説明!由緒正しい飲み方?も
まとめ
リラックス効果が期待できると言われているコーヒー。
家事や育児などで疲れた時に飲むと、ほっとするんですよね。
忙しい毎日の中で、手軽にほっとできるコーヒータイムは欠かせませんね。
毎日楽しみたいものだからこそ、悪い食べ合わせや害もきちんと把握して、健康的なコーヒーライフを送りたいものです。
今回ご紹介した、『コーヒーに合わない悪い食べ合わせ7選』を、今後コーヒーを飲む際に、少しでも思い出してもらえたら幸いです。