今日はいちごの保存方法についてまとめてみようと思います!
産直で4パック入り1箱1,000円!
いちご好きとしては、これは買うしかありません。
とはいえ、いちごは傷みやすく長期保存が難しいですよね。
なんとかうまく保存して、最後までおいしくいただきたいと思います!
せっかくなので、4パックそれぞれ異なった保存方法で保存してみます。良かったら参考になさってください。
4つの保存方法で、美味しく無駄なく
いちごを食べるまでの期間ごとに、4つの保存方法をご紹介致します。傷んで食べられなくなったらもったいないですもんね。
- 1パック目:その日のうちに食べる
- 2パック目:数日中に食べる
- 3パック目:数ヶ月後に食べる(冷凍保存)
- 4パック目:半年以上(加工する。今日は『いちご酢』!
1パック目:その日のうちに食べる
今日の夕食後に食べる予定の1パックは、買ってきたパックのまま冷蔵庫に保存します。
ここでポイントがひとつ!
買ってきた時に上にかかっている透明のフィルムは外して、ラップでしっかり包みます。
冷蔵庫の中で乾燥するのを防ぐためなので、パックごとすっぽり入る密閉容器や保存袋に入れて冷蔵庫に入れるのでもOKです。
2パック目:数日中に食べる
明日食べる予定の1パックも冷蔵庫で保存します。
1パック目は買ってきたパックごと保存しましたが、こちらは買ってきた時のパックから出して、保存容器に入れ替えます。
いちごを入れた保存容器は、冷蔵庫の野菜室で保存します。
買ってきた時の鮮度にもよりますが、5日くらいはきれいな状態で食べることができます。
この時の3つの注意点
①いちごは重ねない
いちごをパックのまま置いておくと下の段から傷んでくることが多いですよね?圧力がかかると、組織が壊れたり水分が出たり、痛み始める原因になります。
ですので、いちご同士が重なったりギュッと接触したりしないようにして保存することが大切です。私はいちごが1段ちょうど入るくらいの薄型の保存容器に入れ替えて保存しています。
フタを閉めた時にフタがいちごに当たらない容器を選んでくださいね。
②水気を取る
いちごは水気があると傷みやすくなります。
買ってきたパックの中でいちごが蒸気で濡れていたら、キッチンペーパーなどで優しく水気を吸い取ります。
保存容器の底にはキッチンペーパーを敷き、その上に水気を取ったいちごを重ならないように並べます。
先に洗っておくと食べる時に便利ではありますが、傷みやすくなるので洗うのは食べる前がベストです。
③ヘタは取らない
ヘタを取ると傷になり、そこから傷み始めてしまいます。ヘタは取らずに保存しましょう。
また、ヘタを取ってから洗うと、いちごに含まれるビタミンCのなんと6割が失われてしまいます。
ヘタを取るタイミングが違うだけでこんなにも栄養分に差が出るなんて、驚きですよね!
3パック目:2~3ヶ月以内に食べる(冷凍保存)
3パック目は、新鮮なうちに冷凍してしまいます。
冷凍保存すると甘みは少し落ちてしまいますが、3ヶ月程度保存できるようになります。
【冷凍保存の仕方】
- 水洗いをし、ヘタを取る
- ひとつずつしっかりと水気を拭き取る
- 砂糖をまぶして馴染ませる(いちご1パックに砂糖大さじ1と1/2程度)
- 砂糖が馴染んだら冷凍用保存袋に入れて冷凍する
砂糖をまぶすことで弱くなった甘みを補うとともに、凍った時にいちご同士がくっつくのを防ぐことができます。
食べる時にはそのままシャーベットのようにデザートとして食べたり、凍ったままスムージーやジャムに使います。
【冷凍いちごを使ったおすすめ3分レシピ】
- 耐熱容器に冷凍いちごを2、3個入れて電子レンジで加熱する(少し水分が出るくらいまで)
- いちごから水分が出るくらいに溶けたら、レモン汁・砂糖それぞれ小さじ1を加えて、いちごを軽く潰しながら混ぜる。
- 電子レンジで更に1分くらい加熱する
- 簡単いちごジャムのできあがり!トーストやヨーグルトに添えてどうぞ♪
4パック目:半年後もOK!今日は『いちご酢』!
いちごジャムは冷凍いちごから作る簡単なレシピをご紹介しましたので、4パック目のいちごはビネガードリンクに加工しようと思います。
いちごの風味が溶け出した『いちご酢』は甘酸っぱい美味しさで飲みやすく、いちごの栄養も余すところなく摂ることができます。
酢とあわせることで栄養素が吸収されやすくなったり、整腸作用がプラスされたりとうれしい効果も。
作り方はとっても簡単で、冷蔵庫で6ヶ月ほど保存することができます。
<材料>
いちご……1パック
氷砂糖……250g
酢 ……500ml
<作り方>
- いちごを洗ってヘタを取る
- キッチンペーパーなどで水気をしっかり拭き取る
- いちご→氷砂糖→酢の順に保存瓶に入れ、フタをして軽く振る
- 冷蔵庫で1〜2日寝かせる
氷砂糖がきれいに溶けてなくなれば飲み頃です。
水や炭酸水でお好みの濃さに割って召し上がってください。
そのまま割らずにヨーグルトにかけても美味しいです。
私が好きなのはいちご酢の牛乳割りです。
お酢の力で牛乳にとろみがつき、「いちごラッシー」のようなドリンクになります。
1週間くらい経って、お酢にいちごの色が出てきれいないちご色になってきたら、いちごは引き上げてもOKです。
取り出したいちごはそのまま食べても美味しいですし、ヨーグルトのトッピングにしたり焼き菓子に混ぜたりと活躍します。
6ヶ月間浸けたままでも大丈夫なので、食べる分だけ取り出しながら残りは浸けておくといいですね。
おまけ:美味しいいちごの見分け方
せっかくなので、少しでも甘いいちごを買いたいですよね!
新鮮なものを選ぶことができれば、美味しく保存できる期間も長くなります。
そこで、美味しいいちご、新鮮ないちごの見分け方をお教えしちゃいます。
- つぶつぶの色が赤い
- 先端が細いものより平たいもの
- ヘタがピンと立っている
- 産毛にも元気がある
この辺りに注目して選んでみてください。
ちなみに、あのつぶつぶは種ではなく果実なんです!
普段私たちが食べている部分は花托(かたく)といって、果実を守るために発達した花の芯の部分なのです。
なので、つぶつぶが赤く色づいているのは熟している証拠なんですね!
まとめ
安いとついついまとめ買いしたくなるいちごですが、傷みやすく長期保存が難しい果物でもあります。
そんないちごを冷蔵庫で美味しく保存するポイントや、冷凍による長期保存の方法をご紹介しました。
また、6ヶ月保存できる『いちご酢』のレシピもご紹介しましたので、いちごがたくさん手に入った時にはぜひ試してみてくださいね!