1年ほど前レストランで初めてアヒージョを食べたのですが、アヒージョってとってもオシャレで美味しいですよね。それ以来アヒージョにハマってしまい、我が家でもよく作るようになりました。
自分で作ると好きな具材で作ることができるので、自分好みのアヒージョができて、作っている間も出来上がりが楽しみで仕方がありません。
今では我が家の定番料理にもなりつつあるアヒージョですが、アヒージョはどんな食べ方が美味しいかご存知ですか?今回は、アヒージョに興味を持ち始めたあなたに、アヒージョの一般的な食べ方と、私のオリジナルな食べ方などについてご紹介したいと思います。
アヒージョの一般的な作り方と食べ方
「アヒージョ」とは、もともとスペインで食べられていたおつまみのような存在です。日本では「アヒージョ」という名前で親しまれていますが、正式名称は「アル アヒージョ」と言い、スペイン語でニンニク風味という意味になります。
名前の通り、オリーブオイルとニンニクで具材を煮込んで作り、海鮮類や野菜など、いろんな具材にピッタリ合う料理です。よく使われる具材としては、エビやイカ、ホタテ、タコ、マッシュルームなどのキノコ類、ブロッコリー、ミニトマトなどですね。
スキレットなどで料理し、そのまま食卓に並ぶのでアツアツのママ食べられますし、なんといってもやはり見た目がオシャレです。
※ スキレットとは、「鋳鉄製のフライパン」のことで、元々の意味は「小さなフライパン」の事を指していたようです。
作り方は、いたって簡単
アヒージョの作り方
私が初めて食べようと思ったのは、その見た目に惹かれたからでした。なんだか大人の料理、というようなイメージのある逸品で、ワインなどにもよく合いそうです!でも、作り方はとても簡単なんですよ。
作り方
- 最初に、潰したにんにく(数片)、塩ひとつまみ
- 具材を入れ
- スキレットに具材が浸かるくらいにオリーブオイルを入れて
- じっくりグツグツ煮込み
- 具材にしっかり火が通ったら完成です。
次は食べ方です。
アヒージョの食べ方
アヒージョはパンと一緒に食べるのが一般的なのですが、多くの方が実は間違った食べ方をしています。
パンにオリーブオイルを付けて具材をのせてから食べている人が多いですが、本来は先にオリーブオイルだけを食べてしまうのが正解です。
パンにオリーブオイルだけを付けて、オリーブオイルがなくなってから初めて具材を食べ始めるんですね。これは、本来アヒージョは「魚介のうまみが溶け込んだオリーブオイルを楽しむための料理」だからなんです。日本食でいうと、しじみの味噌汁のようなものですね。
具材がメインではなく、なんと!オリーブオイルがメインなんですよ。
パンに具材をのせているイメージが強いですが、これは最後の最後に残った具材を食べる時の画なんですね。私もその事を知るまでは、具材も一緒に食べてしまっていました(笑)
しかし、そんなに正しい食べ方にこだわる必要もありません。「料理は食べたいときに食べる!」のが一番おいしく食べられると思います。私も、カリカリに焼いたパンにオリーブオイルを染み込ませ、具材をのせた食べ方が大好きです。
マナーにこだわりすぎず、自分が一番おいしいと思う食べ方で食べるのがおすすめです。
でも、マナーの厳しそうなレストランなどで食べることがあれば、まず、「オリーブオイルをパンにつけて食べきる」という正しいマナーを実践しましょう。
アヒージョの我が家の食べ方
一般的にはパンに付けたりのせたりして食べるアヒージョですが、我が家では他にもいろんな美味しい食べ方を模索しています。
その中でも、特に私や主人が気に入った食べ方やアレンジ方法をご紹介します。
クラッカーに乗せる
ホームパーティーなどでは欠かせないクラッカーですが、実は以外にもアヒージョとの相性もいいんです。これは私が気に入ってて、いつもアヒージョを作るときは食卓にクラッカーが並んでいます。
ご飯というよりはお菓子やおつまみ感覚で食べられて、ちょっと小腹がすいてしまった時や、お酒のお供なんかには最高です。パンの代わりにクラッカーに乗せるだけなので、アレンジの手間も全くかかりませんよ。
ご飯と食べる
パンと一緒に食べるというイメージの強いアヒージョですが、我が家ではご飯と一緒に食べることもあります。具材の染み込んだオイルとご飯が、意外にも相性抜群なんです!パンと食べるときとはまた違ったアヒージョを楽しめますよ。
パンよりもご飯派という方には、ぜひ一度試してみてもらいたい食べ方です。
パスタにする
具材を先に食べてしまうと、どうしても余ってしまいがちなアヒージョのオリーブオイル!具材の味が染み込んだこのオイルをそのまま捨ててしまうなんてもったいない!と思い、
パスタのオイルに使ってみたところ
これが絶品でした。むしろわざとオイルを余らせて、翌日の食事にしてしまうほどです。
難しそうなパスタ作りも、アヒージョのオイルがあれば混ぜるだけ!
具材はアヒージョの残りでも大丈夫ですし、新しく炒めた具材を和えても美味しくいただけます。
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オイルを再利用して別のアヒージョに
こちらも余ってしまったオイルの活用法を考えたところ、またアヒージョに使えるんじゃないか!?と思って今度は別の具材でアヒージョを作りました。
前の具材の味もしっかり染み込んでいるオイルにさらに新しい具材の味が染み込んで、とっても風味深いアヒージョになりました。
パンが余ってしまった時や、献立を考えるのが面倒な時など、手抜きしたいときによく使っているワザです。具材が変わればまた違った風味を楽しむことができるので、連続のアヒージョでも全然苦痛じゃありませんよ。
先ほどもご紹介したように、ご飯にも合うので、2日目はご飯と一緒に食べるようにするなどの変化を付けてもいいですね。
おわりに
アヒージョはとってもオシャレな料理で、一見作るのが難しそうですが、実は自宅でもとても簡単に作れるんです。
パンと食べるという印象だけが強いですが、残ったオイルや具材を上手く使えば、いろいろな料理にアレンジすることもできますよ。
我が家はいつも、日々新しいアヒージョの、美味しい!面白い!食べ方を追求しています。
同じアヒージョでも、具材を変えるだけで本当に風味ががらりと変わります。
ぜひ、あなたも、お気に入りの具材でアヒージョを作ったりアレンジしたりして、美味しいアヒージョの食べ方を見つけ出してくださいね!