素敵な人と出会いたい、なかなか彼氏が出来ない、好きな人がいるけどなかなか一歩踏み出せない。
今お付き合いしている人との将来は?等々、女子には恋愛の悩みが尽きませんよね。
私も20代の頃、恋愛に悩んだ事がありました。
その当時も、よく神社仏閣巡りをしていて、行く先々でおみくじを引いていたのですが、いつも恋愛の悩みをお尋ねし、おみくじのお文言に従って行動したり心の支えにしたりしていました。
特に漢詩や和歌で書いてあると、良い意味なのか悪いことなのか分からない事もあって、余計に悩んでしまう事も・・・。
そこで、今回は恋愛の項目について、どの様なことが書いてあって、どんな意味を持つのかを調べてみました。
おみくじに書かれている恋愛の意味
まず、おみくじにはどんな項目があるのかを調べてみました。
神社やお寺によってまちまちですが、恋愛に関する項目は「恋愛」「恋愛運」が多いようです。
また、「恋愛」の運勢をお尋ねしたい時に「縁談」や「待ち人」も気になるところですよね。
それは「恋愛」とは若干違うようで
「縁談」に書かれていることは
文字通り結婚のことで、近々結婚やお見合い等の予定のある方が注意して見るところ。
◎ 「縁談」についての詳しいことは下記のページでご紹介
>>> おみくじの縁談の意味は深かった!おみくじで結婚できた私が解説!
「待ち人」とは
「待ち人」とは恋愛相手や結婚相手だけでなく、人生において転機になる人や人生を良い流れに導いてくれる人も含まれる項目になります。
◎ 「待ち人」についての詳しいことは下記のページでご紹介
>>> おみくじの待ち人とはこんな人!その意味をわかりやすく解説
ですので、ご自身のお尋ねしたい内容に合わせて、こちらも組み合わせて読み解いていくと良い様です。
昔ながらのおみくじだと「恋愛」がなく「縁談」や「縁結び」となっている場合もあるので注意が必要です。
次に、それぞれの項目を調べてみましたが、たくさんあるので良く出る文言の意味を抜粋し、私なりの解釈を加えてご紹介します。
神様、仏様のお言葉
背中を押してくれる
- 良い人です。信じなさい
- この人となら幸福あり
- この人を逃すな
- 今の人が最上、迷うな
- ためらうな
- 積極的にせよ
- 愛情を告げ結婚せよ
これは悩んでいる時に背中を押してくれそうなお言葉ですね!
特に好きな人やお付き合いしている人がいる時に出て欲しい文言です。
自らを律する
- 自我を抑えれば大吉
- 感情を抑えよ
- 待て、将来吉
自分を律して慎重に、というところでしょうか。
確かに待ちきれなくて感情的になったり、焦って行動したりすると上手くいかない事がありますよね。
修行だと思って待てば良い事がありそうなお言葉です。
出会いの予感
- 出会いの機会あり
- 未来に幸福あり
素敵な人や素敵な事と出会えそうな文言ですね。
明るい未来が見えてきそうです。
我慢のとき
- 今はまだ駄目です
- ちょっと待ちなさい
今は我慢の時という事でしょうか。
「待て、将来吉」といった文言より先は見えないかもしれませんが、落ち着いて待つ事で運気を上げていきたいですね。
自分をしっかりもって!
- 他人の言動に惑わされるな
- 周囲の理解が必要
自分と周囲の人の意思や意見、評価が違っている場合もありますよね。
自分の意思を貫き反対されても周囲の理解を得られるまで努力するのか、理解が得られないなら諦めるのか、判断が難しいお言葉です。
危険な恋
- 楽しむ程度なら吉
- 良い人ですが危うい
- 一線を越えるな
- 深入りするな
- 浮気心は捨てろ
これは何だか危険な恋が待っていそうな文言ですね。
一度じっくりと考えてみた方が良いかもしれません。
ショックなお告げ
- 思い通りにならぬ
- あきらめなさい
- 茨の道です
結構ショックなお言葉です。
しかし、お付き合いしている人と別れたいとか気になる人がいるけれど違和感がある、という様な悩みを抱えている場合には背中を押してくれる良い意味になるかもしれません。
私はこの様に解釈しましたがいかがでしたでしょうか。
自分とは解釈や考えが違う!という方も、もちろんいらっしゃると思います。
しかし、人それぞれ状況や悩み、お尋ねしたい事は違うので、受け取り方や解釈の仕方もそれぞれ違ってきます。
出た内容を自分なりに解釈し、更に吉凶がある場合はそれも組み合わせて、自分自身で読み解いていくのがおみくじなので、自分の受け取り方や解釈が自分にとっての正解となります。
さて、今までご紹介してきた現代語だと分かりやすいですが、昔の言葉だと馴染みがなくなかなか理解出来ない事が多いので、こちらも良く出てくる言葉と意味をリストアップしてみました。
◎ 令和ゆらいの坂本八幡宮に行って、太宰府天満宮でおみくじを引いてきました。
難しい表現を説明
安し(やすし) | 簡単、難なく出来る |
よろし | 良い |
出ず(いでず) | 出てこない |
出ずべし(いずべし) | でてくるだろう |
さわがず | 動揺する、慌てふためく |
障りあり(さわりあり) | 問題あり、都合が悪い |
誠意に答えよ(誠意にこたえよ) | 誠意を持って対応する |
平(たいら) | 吉でも凶でもない、普通 |
向吉(むこうきち) | これから吉へ向かう |
凶向吉(きょうむこうきち) | 悪い事の後に良い事がある |
~べし | ~ だろう |
例えば「恋愛」の項目が「向吉」となっていたら、これから良い事があるから頑張ろう!という感じでしょうか。
漢詩や和歌は風情があって良いので個人的にはこういったおみくじは好きなのですが、現代語が良い!という場合はおみくじを引く前に神社やお寺の方に確認してから引く事をおすすめします。
その他、「おみくじ」の、いろんな意味はこのページへ
おみくじの正しい引き方
早くおみくじを引きたいからといって、神社仏閣に入ってすぐにおみくじを引いてはいけません。おみくじの正しい引き方をご紹介します。
おみくじの引き方の順序
- まず、正しい作法で神様の元へ向かい参拝します。
- お参りの仕方はそれぞれ異なりますので神社仏閣へ確認しましょう。
- 参拝する時は、日頃の感謝の気持ちと、おみくじでお尋ねしたい事を神様へ伝えます。
- 参拝後は待ちに待ったおみくじです。
- 神様へお尋ねしたい事を具体的に思いながら、心を静め気持ちを込めておみくじを引きましょう。
- 授かったおみくじは「悪い内容なら木に結び、良い内容なら持ち帰る」と言われている事が多いですが、実は木に結んでも持ち帰ってもどちらでも構いません。
おみくじは引いた後、結ぶ?持ち帰る?
木へ結ぶのは「神様と縁を結ぶ」「凶が吉へ転ずる」という意味合いがある為、悪い内容のおみくじは木へ結ぶ事が多い様です。
持ち帰った場合は、折に触れて読み返し日々の指針とすると良いでしょう。
◎ 詳しいことはこちらにまとめてあります。
>>> おみくじを結ぶのにはこんな意味が!おみくじ大好き主婦が解説
まとめ
これから素敵な人と出会いたい、素敵な人と出会えたけど将来は?等々、いつまでも尽きる事がないのが恋愛の悩み。
何となく気恥ずかしくて友人や家族に相談しにくかったり、自分の思い通りにいかずイライラしたりする事も多いですよね。
そんな時、おみくじを引けば神様からのメッセージを授かる事が出来、自分の心の中の折り合いがつき、心の支えになるかもしれません。