夫と二人の子供、そして、犬のコースケと暮らしています。「妻や母の役割として重要なのは、家族の健康を守ること」ですよね。そして健康は毎日の食生活から! ということはわかっていても、ついつい作り慣れた定番メニューの繰り返しになってしまいますよね。
あなたはどうですか?
定番メニューの代表と言えば「味噌汁」です。とりあえず、という感覚で作ってしまいがちですが、実はとても奥が深い世界が味噌汁にはあるんです。
我が家は、私が和食好きなこともあって、朝食は毎日ご飯と味噌汁です。なので味噌汁にバリエーションがないと、つまらない一日の始まりになってしまうのです。
そんなことを考えながら、妻となって、ん~十年
試してきました。その中からぜひ皆さんにも味わってほしいと思うおいしい具材の組み合わせがたくさん生まれたのでご紹介します。
作ったらすぐに食べてしまうので、私の味噌汁の画像がなく寂しいですが、UPするようにします。(笑)
- ベーコン・アスパラガス・コーン
- キャベツ・油揚げ・白ゴマ・豆乳
- にんじん・エリンギ・ウインナー・トマト
などです。どれも簡単に作れますよ。それではさっそく見ていきましょう!
味噌汁の具、おすすめの組合せベスト7
堂々の1位は、なんと洋野菜
No.1 ベーコン・アスパラガス・コーン
最近はこの洋風味噌汁が気に入っています。ベーコンから良いダシが出るのと、コーンの甘さと味噌とベーコンの塩味の相性が良いです。
コーンは缶詰が手軽です。アスパラガスはブロッコリーなどの緑の野菜に替えてもおいしいです。ピンク・緑・黄色と見た目も綺麗な一品です。
No.2 キャベツ・油揚げ・白ごま・豆乳
豆乳の優しい甘さと味噌の風味がよく合います。味噌は白味噌を使ってください。
最初にキャベツと油揚げを入れて、少し煮立ったら味噌と豆乳を入れて、仕上げに白ごまを振りかけてください。豆乳は、だし汁3:豆乳1の配合で使います。
豆乳の主な成分は植物性のたんぱく質で、鉄分が豊富です。そして大豆からできていますから味噌と相性が良いです。
No.3 にんじん・エリンギ・ウィンナー・トマト
ミネストローネ風の味噌汁で子供たちに大人気です。見た目が赤くて味噌汁に見えない所も面白いですね。
具材は小さめにカットすると食べやすいです。最初に全ての具材を軽く炒めてから、顆粒コンソメとトマトの水煮缶を加えて煮込みます。ニンジンがやわらかくなったら味噌を溶いてできあがりです。
No.4 オクラ・とろろ昆布・ワカメ・白ごま
とろりとした口当たりで優しい味わいです。作り方もとても簡単です。
オクラを小口切りにしたら、味噌汁茶碗に材料のすべてを入れて、だし汁に味噌を溶いた汁を上からかけます。最後に白ごまを振りかけてできあがり。
海藻は食物繊維やミネラルが豊富でカロリーが低い、とても健康的な食材です。
No.5 もやし・ニラ・キムチ
キムチ好きの方はもちろん、キムチは苦手な方にもお勧めです。味噌の風味でキムチの刺激がやわらいで食べやすいからです。
だし汁に味噌を溶いたら、全ての具材を一緒に入れて30秒ほど煮るだけで完成です。あっという間に出来上がります。キムチは食べやすい大きさにカットしてから入れましょう。
No.6 しめじ・シイタケ・まいたけ・万能ねぎ
説明の必要もありませんね。きのこの旨味たっぷりの間違いなく美味しい一品です。
だし汁に全てのきのこを入れて少し煮たてて、味噌を溶いて茶碗にそよってから小口切りの万能ねぎをたっぷりかけます。きのこは一年を通して安定して販売されていて冷凍保存もできる食材なので、いつでも作ることができる一品です。
子供が好きな献立にきのこはあまり登場しないので、味噌汁で食べてくれたら嬉しいですね。
No.7 かぼちゃ・豚バラ・長ねぎ・こんにゃく
かぼちゃ入りの豚汁のような仕上がりです。かぼちゃの甘さが味噌に溶けて、より食べやすい豚汁になります。仕上げに大人はショウガ、子供にはミルクを少し入れてもおいしいです。
最初に全ての具材を軽く炒めてから、だし汁を入れて煮たてて、アクをよく取ってから味噌を溶いてください。にんじん・じゃがいも・玉ねぎなど、お好きな具材を追加してもおいしいです。
味噌汁の隠し味やワンポイント
だしにこだわろう
味噌汁には欠かせない「だし」。昆布、かつお、煮干しなどから取るのが基本ですが、手間を考えると粉末が一番便利でおいしいです。そして粉末だしは無添加を選びましょう。風味がよく後味がすっきりとします。また具材にだしの出る素材が少ない時は、2種類のだしを入れましょう。
だしの味は隠れていますが、味噌汁の味のベースを作っています。こだわる価値はあります。
アクを取ろう。
食材によってはアクが出ます。さほど気にならない場合でも、取り除くことですっきりとした味わいになって味噌の風味を損ないません。子供は大人よりも敏感なので、しっかりと取ってあげましょう。
具材は使いまわそう。
一回の味噌汁に使う具材の量はさほど多くはないので、材料によっては半分以上が残ってしまうこともあります。その日の他の料理に使えればいいのですが、翌日に少し変化を持たせた組み合わせでまた味噌汁を作ることもできます。
例えば、きのこが余れば、翌日はきのこ・わかめ・豆腐の味噌汁。ここで豆腐が余れば、翌日は豆腐・ほうれん草・白ごま。と続いていくことができます。味噌の種類も変えれば、全く飽きることなく毎日おいしく飲むことができます。
◎ そうめんを入れて「にゅうめん」も、いいですね。
>>> 「そうめん」と「にゅうめん」の違いって何?「ひやむぎ」も調べたよ
体調に合わせて作ろう。
少し胃腸が疲れているなら豆乳やミルク入りのもの、風邪気味の時は根菜にショウガを入れたもの、食欲のない時はトマトと豆腐だけのさっぱり味噌汁など、家族の体調に合わせて具材を選びましょう。
まとめ
脇役になることが多い味噌汁ですが、具材をたっぷりと入れて小さめのどんぶりによそえば立派な主役になれる美味しさを持っています。
具材の組み合わせのバリエーションはいくらでもあり、不思議なことに失敗がありません。
味噌が発酵食品だからでしょうか、全ての具材がひとつのお椀の中でまとまってくれるのです。
家族の好きな具材を選んでも良し、苦手な食材を選んでも良し、いろいろと試してみるときっと新しい発見があります。
ぜひあなたも「我が家の味はこれ!」という、とっておきの味噌汁に出会ってください。
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