手軽につまむことができるサンドイッチ!時間がないときや軽食にもってこいですね!
サンドイッチの食べ方について、これまでは気にしたことがなかったのですが、つい先日、気になる食べ方をしている人を見かけました。
簡単に食べられるものだけに、意識することなく食べてしまいがちですが、少しみっともない食べ方だったので、パン屋さんをやっている友人や、某有名食パンメーカー数社のお客様相談室に電話で問い合わせてみました。
いろんな話を聞けましたのでご紹介しますね。
サンドイッチの食べ方とマナー
サンドイッチを食べるのに、特に正しい食べ方があるわけではありません。とはいえ、周りの人に不快な思いをさせてしまうのは避けたいものです。
最初に、サンドイッチの種類ごとの食べ方にはどのようなものがあるのでしょう?
普通のサンドイッチ
具が挟まれており、水気を含む具から水分が出てしまうものがあるので、崩れないように食べます。
食べかけを皿に置くときには、噛み切ったときの歯型が周りのから見えない向きに置きましょう。
オープンサンド
ナイフとフォークがついてきますが、必ず使わなければいけないものではありません。手では食べにくい具や、パンからはみ出ている具などを食べる時に使ってください。乗っている具が少なくなって、楽に手で食べられるようになれば手で食べてもOKです。
クラブハウスサンドやバケットサンド
ナイフとフォークが用意されていても、サンドイッチは手で食べても良いとされています。ただ、一口で食べられないような大きさの場合はナイフで切ってから食べます。
フォークで中の具を一番下までしっかり刺してから、ナイフで切ります。なお、具が落ちないようにするために刺してある串やピックは、食べる前に取り除きます。
このように、手で簡単に食べられるものからナイフとフォークを使うものさまざまですが、サンドイッチの種類によって上手に食べられる方法で食べましょう。
サンドイッチの食べ方に特別なマナーや、「上品な食べ方」というものはありません。
サンドイッチはもともと、作業をしながら片手で食べられるものを、といった考えで作られたものであるため、
「上品に」食べるものではないからです。
しかし、
先に具材を食べてしまってからパンを食べることはタブーとされています。
たとえクラブハウスサンドのような厚みのあるものでも別々に分けて食べてはいけません。
◎同じように手で食べるものにお寿司がありますね。
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サンドイッチを上手に食べられないのは?
上手な食べ方ができないと、具や水分がパンからはみ出してこぼれてしまい、口の周りや服を汚してしまうことにもなりかねません。では、どう食べたらいいのでしょうか?
なぜ上手に食べられないのか?
上手にサンドイッチを食べる方法を考えたとき、逆の観点から、『なぜ上手に食べられないのか?』という事について考えてみましょう。
多くの場合は、
- 具が多いから
- 食べ方のコツを知らないから
- 意識して食べていないから
ではないでしょうか?
上手に食べるコツが分かれば、周りの目を気にすることなく堂々と食べられます。このあとご紹介していきますので、参考にしてみてください。
食べ方の工夫
上手に食べられない原因がわかったところで、以下のように食べてみましょう。
縦食べ
サンドイッチの向きを縦にして食べます。
従来の食べ方からサンドイッチを90°回転させた形で持つわけです。この食べ方をすると横にして食べるよりも具がこぼれにくいです。プラス、口の周りにソースやマヨネーズがつきにくい食べ方でもあります。
持ち方に気をつける
パンを持つ手の親指の方に意識して力を入れと具がこぼれにくいです。
袋やナプキンを使う
それでもどうしても具がこぼれてしまう場合や、「わんぱくサンド」のように具が盛ってあるサンドイッチの場合は、
包んで食べれば具がこぼれ落ちても袋の中なので、それほど気にせずに済みますね。さらに手を汚すこともありません。
サンドイッチの具と美味しい作り方
サンドイッチの具
サンドイッチの具にはさまざまなバリエーションがあります。
卵、ハム、ベーコン、ツナ、カツ、魚フライ、レタス、きゅうり、トマト、アボカド
などなど・・。よほど水分の多いものでなければ、お好みでなんでも挟むことができます。
具によってはホットサンドにしてもいいですよね。
食パンは焼かないでも美味しいんですね!サンドイッチ以外にもたくさんのメニューが!
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同じファストフード、メキシコの「タコス」の食べ方知ってます?
では、美味しいサンドイッチを作るいくつかのポイントを押さえておきましょう。
美味しいサンドイッチの作り方(ポイント)
仕事場のランチやピクニックに、サンドイッチをお弁当にして持って行くこともありますね。そんなときに気をつけることは 野菜の水分を切ること。
コツは、
- キッチンペーパーでしっかり具材の水気を拭きとる
- きゅうりなどは塩もみして先に水分を出しておく
- マヨネーズやマーガリンをパンに塗って水分をブロックする(ジャムや生クリームでも)
- 具材が冷めてからパンに挟む
このような方法で、美味しいサンドイッチを食べられるようにしましょう。
サンドイッチ切り方もさまざまですが、好みによって切ってくださいね。三角に切ったものは具材の見栄えが良いため、店頭で売られているものは三角が多いです。四角に切ったものは食べやすいというメリットがあります。
自宅で食べるときはバリエーション豊かになるよう工夫して切ってみるのもいいですね。また、お弁当に持って行く時は容器に合わせて切ることができるので詰め方に悩まなくてもすみますね。
まとめ
はさむ具やパンの工夫次第でいくらでも美味しさが広がっていくサンドイッチ!
今回はサンドイッチを上手に食べる方法についてお伝えしました。「正しい食べ方はない」と言われるサンドイッチですが、人に不快な思いをさせてしまってはいけませんね。
一緒に食べる人も気持ちよく食べることができるよう最低のマナーを守って美味しく食べましょう。