おみくじを引く回数とタイミング&文言の意味!疑問解消します!

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管理人のノリです。

私は、年に何度かおみくじを引き、引いたおみくじは次に引くまでずっと持っています。

それは、良い運勢のときも、たとえ悪い運勢のときであっても、次におみくじを引くまでの運勢!と思っているからです。

でも

  • おみくじを一年に何回も引くことは良いことなのでしょうか?
  • 良くない運勢だったら引き直してもいいのでしょうか?
  • 「凶」だったらどうすればいいのでしょう?

と、いくつか疑問がわいてきました。

私と同じような疑問を持っているあなた!

親しい神主さんやお世話になっているご住職に聞いたり、本で調べたりしたことを、私なりに整理してみましたので、ご紹介します。

そして、後半では

  • 神社仏閣の参拝のしかた
  • 書かれているそれぞれの項目の意味

についても説明しています。

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おみくじの引き方(回数と時期)

あるおみくじを引く回数

お正月に複数の神社仏閣でおみくじを引く!これ良いの?

たとえば、お正月の三が日に複数の神社仏閣へ初詣に行き、それぞれでおみくじを引くという行為。これは悪いことではありません。

と言いますのは、おみくじは神様仏様仏様からのメッセージで、神社やお寺によって祀られている神様仏様仏様が違いますので、アドバイスをたくさんいただく事は悪いことではないということです。

「大吉」が出るまで引く

「大吉」が出るまで一日に同じ神社仏閣で何度もおみくじを引くという行為。これはよくありません。

「大吉」が出るまで引いて、最後に「大吉」が出たら、それまでの良くない運勢が上書きされる。ということはありません。

一度いただいたお言葉がどんな内容であっても、今の自分に必要なことが書かれてありますから、真摯に受け取りましょう。

ですから、お正月の縁起担ぎで「大吉がでるまで何度も引いてみる。」ということは避け、「この神様仏様からのお言葉を聞きたい。」と思える神社やお寺を巡ってみましょう。

おみくじは運勢全般の吉凶で判断するものではなく、その内容が重要です。

引いたおみくじのすべての内容をよく読んでその意味を理解し、神様仏様仏様からの助言を真摯に受け止め、今の自分に足りないこと、気を付けること、心がけることは何なのか!それらを考えることが大切です。

おみくじを引く時期

おみくじに有効期限はありませんが、

  • 一つの節目として引かれる事が多いようです。
  • お正月にしかおみくじを引かない人は、その年の運勢ということが言えるでしょう。
  • 度々引く方は、一番新しいおみくじが、次に引くまでの運勢

と捉えることができるようですね。

お正月におみくじを引く

やはり、一般的なのが初詣のお参りした後に引く機会が最も多いでしょう。

お正月は人生の大きな節目の一つ、なぜなら、長い人生と思われがちですが、お正月は平均して80数回しか経験できないからです。

お正月におみくじを引くときには、願い事を祈念する前に、「昨年はありがとうございました。今年もよろしくお願いします。」と、ごあいさつをして、今年の運勢を伺ってみましょう。

合わせて、悩み事や心配事がある時は、それらに対してアドバイスが欲しい!ということをよく祈念してから、おみくじを引きましょう。

願い事が成就したとき

願い事が成就したときが、ひとつの過程の終わりです。そしてまた違う願い、願望が生まれ始まります。そんな時、願いが叶ったら、神様仏様にお礼と報告のために参拝し、また、次の願いのアドバイスを頂くためにおみくじを引くのもよいでしょう。

悩み事や、大きなイベントの前

人生には悩みがつきものです。悩みのない人など世界中探してもいないのではないでしょうか?

困ったこと、心配事、或いは大きなイベントの前など、解決したい!成功させたい!と思うときに、そのためのアドバイスを頂く機会としてのおみくじも良いと思います。

特に理由のないとき

特別な何かがあるわけでもなく、たまたま通りかかって参拝しおみくじを引くことも人生を豊かにしてくれるかもしれません。

「凶」などの悪い運勢を引いたらどうしましょ

「大吉」を引く人がいれば、「凶」を引き当ててしまう人も必ずいます。

そうは思っていても、自分がそうだったらやはり気分は沈んでしまいますよね。

けれども、それは神様仏様が「これから良くないことが起こるから、気を付けなさい。」と教えてくださっているのです。ですから、その内容をよく読んで、その意味を理解し何をどう気を付けるのか、また今の自分のどこを改めればよいのかを考えてみましょう。

そうすればきっと、大きな災いにならずに救われることでしょう。

凶のおみくじは、「凶の運気を寺社にとどめる。」という意味で、境内の木に結び付けてくる。ということもよく言われますが、「自分への戒めを忘れないように、常に持っている。」という考え方もあります。自分の気持ちが前を向ける方法を選ぶのがベストです。私は冒頭でも述べたように財布の中に入れてずっと持ち歩いています。

ここまでは、おみくじを引く時期や回数についてお伝えしましたが、次は神社仏閣での作法の違いをお話しいたしますね。

神社と仏閣のお参りの作法の違い

おみくじが引けるのは通常、神社か仏閣ですが、おみくじを引く作法が違いますのでご紹介します。

まずは、神社と仏閣の違いを知りましょう。

神社は、日本で始まった神道の神様が祀られている所です。

鳥居(神様の領域を示すもの)があり、神様の御霊を祀り、祭祀を執り行うところです。

伊勢神宮は天照大神(あまてらすおおみかみ)が祀られており、出雲大社は大国主大神(おおくにぬしのおおかみ)が祀られています。

このように神社によって祀られる神様が違い、神様に祈りを捧げます。おみくじには和歌が添えられています。

仏閣(お寺)は、インドで始まった仏教の仏様が安置されている所です。

お墓があり、仏尊像を安置して仏教の教えを説く僧侶が住むところです。

阿弥陀如来 (あみだにょらい)の仏像が安置されているお寺が多く、仏様に祈りを捧げます。おみくじには漢詩が添えられています。

では、おみくじを引く作法です。

神社でのおみくじの引き方

  1. 鳥居をくぐる時は一礼する。
  2. 参道は神様の通り道ですから、端を歩いて進みます。
  3. 手水舎で、手と口を清めます。
  4. 拝殿の前まで進んだら、まずはお賽銭を入れます。
  5. 鈴を鳴らして、神様をお呼びし、自分の邪気を払います。(伊勢神宮や出雲大社など、鈴がない神社は行いません。)
  6. 二礼二拍手します。
  7. 心を落ち着かせ、神様へ日ごろの感謝を述べてから、おみくじで教えて欲しいことを伝えます。
  8. 一礼します。
  9. 右足から後ずさりして、拝殿を後にします。
  10. 静かな心でおみくじを引きます。

お寺でのおみくじの引き方

  1. 山門で本堂へ向かって拝礼(45度くらいの礼)をします。
  2. 手水舎で、手と口を清めます。
  3. 線香の煙を手ですくって頭から浴びて、身を清めます。
  4. 本尊の前まで進んだら、一礼をします。
  5. 鐘があれば、1回つきます。
  6. 線香やろうそくをあげます。
  7. お賽銭を入れて、本尊へ合掌します。
  8. 本尊を後にし、山門を出る時は振り返って一礼します。
  9. 静かな心でおみくじを引きます。

手水舎での清め方は、神社もお寺も同じです。

  1. 右手に柄杓を持ち左手を清めてから、左手に柄杓を持ち右手を清める。
  2. 右手に柄杓を持ち左手に水を注いで、口をすすぎます。

作法にはそれぞれに意味がありますから、それらを身につけ、神様や仏様に失礼のないようにしたいですね。

さて、ここまではおみくじの引き方をお伝えしてきましたが、処分はどうするの?という疑問もあると思います。

おみくじの処分に困ったら

神様仏様からのお言葉であるおみくじ!粗末に扱うわけにはいきません。

そのままゴミ箱に・・・なんてことはダメですよ!

難しいことではないので、大人の常識として覚えておきたいものですね。

こちらのページで詳しく紹介しています。

おみくじを処分する最適な方法とタイミング!おみくじ好きが解説

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次はおみくじに書かれているそれぞれの項目の意味についてご説明します。

おみくじに書かれている項目の意味

実際におみくじに書かれている文言について、どんなことを意味しているのかをご紹介します。

待ち人

あなたの人生をより良い方向へ導いてくれる人のことが書かれています。

恋愛関係の対象となる異性だけではないんですね。

争事・争い事

他人との対立・ケンカ・訴訟・もめ事について、

誰といつ対立し・勝つか負けるかが書かれています。

商い・商売

売り買い・商売することについて、

良いか悪いか・どうすると良くなるかが書かれています。

失物・失せ物(うせもの)

失くしたもの・落としたもの・探しているものについて、

出てくるかどうか・誰がどこで見つけるかが書かれています。

こちらのページで詳しく紹介しています。

おみくじの「失物」「失せ物」の広く深い意味を徹底解説!

家うつり・屋うつり

引っ越し・移住・転居について、

良い時期や方角・気を付けることが書かれています。

こちらのページで詳しく紹介しています。

おみくじで転居・家移り・屋うつりの意味はこんな事!詳しく解説

縁談

結婚相手・結婚相手との出会いについて、

いつ・どこで・どのように出会い・うまくいくかどうかが書かれています。

恋愛

異性との出会いについて

いつ、どんなところで出会いがあるのか、出会うためにどうするのかが書かれています。

こちらのページで詳しく紹介しています。

おみくじの恋愛に書かれている内容をわかりやすく解説!

出産

出産は女の人には重大事

何が起きるかわからない精神的に不安定なこの時期に、良いアドバイスがあるでしょう。

相場

株式相場・株について、

良いか悪いか・いつが良いか・どうすると良くなるかが書かれています。

抱人・抱え人(かかえびと)

使用人・雇用者について、

よく働いてくれるかどうか・そのためにはどうしたら良いのかが書かれています。

こちらのページで詳しく紹介しています。

おみくじの「抱人・抱え人」の意味を現代に置き換えると・・・

学問

いろんな学び、経験について

学業、学び、試験などについて成就や成功するための心がけなどが書かれています。

造作

家や会社を新築する・増築する・改築することについて、

いつ・どうすると良いかが書かれています。

病事(やまいごと)

病気・体調について、

良いか悪いか・治るかどうか・気を付けることが書かれています。

こちらのページで詳しく紹介しています。

おみくじの「健康」「病気」に書いてある文言の意味を簡単説明!

走人・走り人(はしりびと)

消えた人・失踪者について、

見つかるかどうか、いつ・誰が・どこで見つけるかが書かれています。

こちらのページで詳しく紹介しています。

おみくじの「走人・走り人」わかりにくいお言葉を簡単に説明

まとめ

いつの時代も神様や仏様は、人々の心に平穏を与え続けてきました。

私たちも神様・仏様・ご先祖様への感謝の心を持つことで、精神的安定が得られます。

わたしは悩み事や心配事があるときは、神社仏閣へ参拝しておみくじを引いています。

その時に自分が進むべき道を神様仏様に教えていただくためです。

すると迷っていた気持ちが整理されて、気持ちよく前に進めます。

そして問題が解決した時には、お礼を伝えるために再び神社仏閣へ参拝します。

このようにおみくじには、自分の人生をより良く生きるためのヒントが隠されています。

あなたも悩み事や願い事があったら、神様や仏様に聞いてみてください。

きっと良いアドバイスがもらえますよ。

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