誰でも気軽に入れるファミレス
子供用のメニューもあり、ドリンクのメニューも豊富。
お酒も低価格で提供していることもあり、年齢問わず人気がありますよね。
気軽さゆえにリラックスして楽しく雑談したりお茶したりしている人も多いはず。
けれどそんなファミレスで迷惑な行動をしているお客さんを見たことはありませんか？
怒鳴り散らかしていたり、酔っ払って椅子で寝転んで寝ていたりする！なんてことも・・・
行き過ぎた迷惑行動もありますが
親切だと思ってやっているあなたのその「行動」も
もしかしたら周りからは迷惑だと思われているかもしれません！
ファミレスのキッチンとホールでバイトをした経験がある、私の体験や同僚から聞いたエピソードを踏まえてお話したいと思います。
まずはファミレスでどのような迷惑行動が行われているのかをご紹介します。
そして、迷惑な行為をしないようにするためには、どんな事に心がけたら良いのかをお伝えできればと思います。
周りが困ってしまうファミレスでの迷惑行動
ドリンクバーの使い方での迷惑行動
ドリンクバーは、フリードリンクだとしても、なんでもやって良いものではなんですよね。
大多数の人は、そんな事わかってるんですが、そういった常識や理性が負けてしまって、本能の方が勝ってしまった人たちがやっちゃうんです。
- 数人で来店しそれぞれ食事は注文したが、ドリンクバーは1つだけしか注文せずみんなで回し飲み。
- 飲み物を一度に何種類も入れてきてテーブルにずらっと並べる
- いろいろなドリンクを混ぜて罰ゲームのように飲ませ合って騒ぐ
- ティーパックをこっそり持ってきてカバンの中入れる
- 水筒にドリンクバーのジュースを移し替えて持ち帰る
いろんな迷惑行為があるものですね。
考えも及ばないものがたくさん！
4番、5番は、犯罪では？と、思ってしまいます。
長時間利用するお客さんの迷惑行動
- 「電源はどこ？」「Wi-Fiのつながりが悪い」など事務所のように使い、さらに携帯電話使用禁止の店内で平気で通話する客
- 朝から晩まで店内にいるにもかかわらずドリンクバーしか注文しない客
- 混雑する時間帯に、ご飯を食べ終わってもおしゃべりして長居する主婦の団体客。
- さらに待っているお客さんがたくさんいるにもかかわらず個別会計する客。
1人1人お会計するのに時間を取られてしまい、お店の回転も悪くなるので少しは考えてほしいんですよね。
レストランではスマートに綺麗に食べてほしいものです。
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子供が迷惑行動！それは親の責任です！
子供の泣き声を注意された親が逆ギレ
泣いている子供を放置していた親が店員から注意を受けて逆切れしたそうです。
その親の言い分としては、泣いている子供にどう対応したとしても、ヒートアップするだけなのでほっといた。という事らしいのですが・・・
2歳と５歳の子を持つ私がしている対処法は、子供が大泣きした場合や泣きやみそうにない時などは一度お店から出て、落ち着いたら戻ってくる。
もうすぐ食べ終わりそうな場合は、急いで食べてお店を出る。といことをしています。
子供が嫌いな人だって中にはいますし、子供の声が騒音に感じる人だっています。
いろんな人がいるのでファミレスだからといってうるさくしてもいいわけではないのです。
走り回っている子供を注意され逆ギレ
どうやらファミリーレストランは「家族連れ対象」なので走り回ってもいいと言う認識の親もいるようです。
走り回ると他のお客さんに迷惑をかける以外にも、「ご飯を食べる場所」なので、バタバタしてホコリが立つのも嫌ですし、
提供される食べ物は、「基本、熱いものが多く」それが運ばれてくるわけですから、とても危険ですよね。
私も考えさせられることが多々あります。
ママ友の注意の仕方や怒るタイミングのズレ
「そこ注意しないの？」というような価値観の違いに時々悩まされます。
反対に私も同じように思われているのかもしれません。
娘の幼稚園のお友達と集団でファミレスに行く事がよくあるのですが、やっぱりみんなお友達と一緒だとテンションが上がってしまうんですよね。
1人のママが子供にめちゃくちゃ怒って周りがドン引きしてしまった経験もあります。(もはやあれは怒りの事件でした)
「ちょうどよく叱る」って難しいんですよね(泣)
「怒る」と「叱る」では意味が違うので、親としては常に「どのように叱るか」に、留意しておきたいですね。
自分の子供の声でさえ疲れている時や体調が悪い時などはイラッとする事があるのに
きっと他人からすると「子供の声=騒音」に聞こえるのも分かる気がします。
子供が周りから迷惑と思われることがないよう
- きちんと親が前もって言い聞かせる
- 理解出来ない年齢であれば対処法をあらかじめ考えておく
必要があると思います。
次は、私がファミレスでバイトをしていた時のエピソードです。
モーニングメニュー全品注文
私がバイトをしていたファミレスは、24時間営業で朝6時からはモーニングメニューという朝限定のメニューがありました。
学校が休みの土日や、夏休みなどは朝6時から出勤することも多々あり、その時はキッチンで料理を作る担当をしていました。
朝1番の時間帯はそれほど混みあわないのでキッチンは1人で回す事もありました。
そんな時に事件は起こりました！
夜のお仕事をされている風の方々が来店し、
「店員の目付きが悪い！」とクレームつけられました。
そのあと驚きの発言をしたのです！
「メニューに書いてある料理全部作って持ってこい！！」 と･･･
店内は一瞬にして緊迫した空気が漂いました。
キッチンは私1人、ホールも1人、そして店長がいた記憶があります。
他のお客さんの料理も作らないといけない中、ひたすら1人でメニューに載っている料理を必死に作り続けました。
幸いモーニングメニューはレギュラーメニューよりも料理の品数が少なかったので、時間はかかりましたが無事に作り終える事が出来ました。
これは迷惑行為でもありますが、悪質な「嫌がらせ」ですよね。
もちろん全部の料理を食べられるわけもなく、残った料理を大量に廃棄することに･･･（悲）
こんな理不尽なクレームを言うお客さんも！
子供のようなことを言ってくるお客さんですね。
- 以前あったメニューをしつこく要求してくる
- 思っていたものと違うから取り替えてほしい
- 料理が熱すぎて口の中を火傷した
- こんなの頼んでない、頼んだものと違う
復唱しているのに聞いてないお客さんもいるんですよね。
私も、ホールでバイトしている時は、どんなに少しの注文でも必ず復唱していました。(たとえ少しウザがられたとしても)
1つ1つの復唱のたびに「うんうん」と頷いてくれるお客さんはとてもありがたかったのを覚えています。
これはお客さんとして友達とファミレスに行った時の話です。
変質者
1番奥の端っこの席で雑談しながらご飯を食べていました。すると、お店の窓越しに露出した変質者が！
私は唖然として固まってしまいましたが、友達がとっさに警察に電話をするフリをしたんです。
それを見た変質者はすぐに逃げていきましたが、今思えば本当に警察に電話した方がよかったですよね(泣)
お店の横には建物があり、薄暗くなっていて店員さんからは死角になっている場所での犯行でした。
せっかくの楽しい時間が台無しになってしまいましたが、友達の機転をきかせた行動に助けられました。
迷惑とまではいかないが、少し「えっ！」となる客
- 食器を適当に重ねる客
- トレイから勝手に料理をとったり、トレイに食器を置いたりする客
- 店員を誘う客
- 混んでいる時にレジで細かいお金で支払う客
トレイから勝手に料理を下ろしたり、食べ終えたお皿を急に乗せられたりするとバランスを崩します！本当に危ないです。
増加する中高年の迷惑行動！ ファミレスじゃないけど・・・
「最近の若者は〜」というワードは本当によく耳にしますよね。ある一部の若者の不祥事や迷惑行動がよくニュースにもなっています。
しかし最近では中高年の「りっぱな大人」の迷惑行動が増えているんです。
私は携帯ショップでも働いていたのですが、クレーム業界と言われているだけあって毎日のようにクレームがありました。
そのほとんどが中高年の方で、怒鳴り散らす、喚き散らす。
お客さんが暴れて警察が来たことも・・・
「損害賠償を請求する！」と言われたことまであります（生きた心地がしませんでした）
でも、ほとんどの方は凄く良い方なのですよ！（笑）
スイカを食べるおじさん イートインコーナーで
スーパーに併設するちょっとしたイートインコーナーで、目の前のおじさんが席に着くやいなや、買ったばかりであろう大きなスイカにかぶりつき、食べ始めたんです。
だいたいスイカって種があるのでそれを取ったり、お汁で手などがベトベトになったりすることは目に見えていると思うのですが･･･
ティッシュやハンカチもなかったようで、お汁がテーブルにボトボト･･･種も散乱していました。
なんで？どうして？
そんなに、今すぐスイカが食べたかったの？
と頭が「？？？」になりました。
誰にでも「人を不快にさせる行動や言動」って無意識にしていると思うんです。それが癖になっていることも・・・
大人になるにつれ「注意してくれる人」が周りに少なくなってきてしまうんですよね。
本来なら誰かが注意してくれることを自分で気づかなければならない。
他人を批判する前に1度自分自身の行動を見直す事も必要なのかもしれませんね。
次は迷惑なお客さんにならないために心がけたいことをお伝えしたいと思います。
迷惑なお客さんにならない為には
「お客様は神様」ではない！
あなたも、1つ間違えばクレーマーになってしまう可能性もあるんですよね。
「お金を払えば何をしても聞き入れられると思っている大きな勘違い！」だけは気をつけましょう。
- もしもクレームを言いたい場合は、上から目線ではなく、相手の立場に立った言動や丁寧な対応を心がけてみる
- お金を払えば何をしても良いというわけではない
- 子供や若者のお手本になるように意識してみる
- お客様は神様ではなく「人間」だという事
- 店員さんに求めるのではなく、自分自身がキチンとした対応をする
私は子供が産まれてから常に子供と一緒にいるので自分の言動や行動が子供のお手本となるように意識しています。
- 常に誰かにみられている
- もしかしたらこの行動って大人として恥ずかしいかも
- 周りの人の迷惑にならないかな？
など、考え方を少し変えるだけで相手の立場に立った行動が出来るようになるのかもしれません。
「お客様は神様」のほんとうの意味
その昔、「お客様は神様です。」と、三波春夫さんが言って、大流行しました。でも、その真意は間違って伝えられて今日に至っています。
三波春夫さんの言われた「神様」とは、聴衆、オーディエンスのことで、「自分の芸を真剣に視聴してくださる良いお客様」の事なのです。
誰に見られても恥ずかしくない行動を！
「知らない人」に対する行動は、気持ちが大きくなりがちですが、知り合いや子供がその言動を見聞きしてどう思うかを考えてから行動しましょう。
結婚してからも、母とたまにランチに出かけるのですが、やっぱり背筋がシャキッとなります(笑)厳格な母というわけではなかったのですが、マナーは割と厳しかったので！
あなたも、「この人に会うとシャキッとする」と思う人に「いつも見られている」事を意識してみてはいかがですか？
次は、店員が経験したほっこりをご紹介します。
迷惑な客だけではない！「ほっこり」お客さんも！
お客さんに「ありがとう」「ごちそうさま」って言葉で言ってもらえるだけで、頑張ろう！と思えるんです！
「笑顔がいいね！元気出るわ！」と言ってもらえた事がありました。
その一言で私も元気が出ます。
いつもお客さんに笑顔になってもらいたい一心で接客していました。
そんな「声に出す言葉」だけではなく、声に出さなくても伝えられる、
「紙ナプキンメッセージ」を置いて帰るお客さんもいるみたいですよ！
お店のテーブルに置いてある紙ナプキンを使ってさまざまなメッセージが書かれているのです！
「ありがとう」のみの短文もあれば、絵とともに長文を置いていく人も･･･♡
これはとっても嬉しいと思います！
忙しそうなとき、声をかけづらい時は紙ナプキンで一言メッセージを書いてみてはいかがでしょうか？
ここまでは、なんとなく気分が落ち込むような内容が多かったですが、ちょっと楽しい話題にしたいと思います。
唐突ですが、私は、食後に必ずと言っていいくらい注文するのが大好きなパフェです。
どこのお店が一番美味しいと思いますか？
答えはここです！
ファミレスの1番美味しいパフェはどこのお店か？
美味しそうなパフェが色々出てきて、食べたくなる動画がありましたのでご紹介します。
私は◯ニーズの〇〇〇〇ですが、貴方は？
まとめ
いかがでしたか？
「人のふり見て我がふり直せ」
と言うことわざがあるように、他人の行動を見て不快に思ったら、まず先に自分はどうなのか？を考える事が大切です。
感謝を「言葉にする」紙ナプキンのメッセージもほっこりしますよね。
あなたも時々、自分自身を見つめ直してみてはいかがですか？
私も、折りに触れ、自分自身に問いかけたり、行動を改めたりしています。
まだまだ、人生の修行中ですので（笑）