手軽にササッと食べられ、材料費もそれほど高くないのに美味しい、という卵かけご飯は、忙しい主婦や一人暮らしの若者にも人気のメニューですよね。
もちろん、定番のシンプルな醤油で味付けでも十分美味しいのですが、スーパーの特売品の卵では、「何か一味足りないなぁ…」と感じることも。また、食べる頻度が高ければ、同じ味だと飽きてくる。
そんなわけで、最近は究極の卵かけご飯はないものかと、様々な調味料やトッピングを試し、より美味しく食べられるアレンジ方法を日々研究しています。
卵かけご飯は好きだけど、チョッピリ定番に飽きてきたという人は必見!これまで試した食べ方の中で発見した、意外な美味しさをご紹介しちゃいますよ!
卵かけご飯!定番の醤油味に飽きたらオススメは究極!?
意外と合うんです!オススメ調味料
最近では、卵かけご飯の様々なアレンジ方法が紹介されるようになり、オリーブオイル、ごま油、めんつゆなどで味付けすると美味しいということは有名ですよね。
でも、それ以外でも、食べてみたら意外に美味しい!という調味料は、たくさんあるんですよ。
【焼肉のたれ】
初めてこれを試した時、あまりの美味しさに思わずニッコリ。焼肉のたれは、何にでも使える万能調味料と言われていますが、卵かけご飯にもよく合うんです。
美味しすぎて、ついつい食べ過ぎてしまうことも。お肉がなくても、大満足間違いなし!
【ケチャップ】
薄焼き卵の色づけのためにケチャップを入れた時に、ひらめきました。
生卵にケチャップって、普段料理をしていても、あまり組み合わせることはなかったのですが、ケチャップと卵の組み合わせは、合わないはずがないですよね。
このオムライス風の卵かけご飯、オススメです。ケチャップをそのままかけてもいいのですが、電子レンジで少し加熱すると、より濃厚な味わいになりますよ。
【マヨネーズ】
原料が卵のマヨネーズを、卵かけご飯にかけるという、卵好きにはたまらない一品。
お好みで醤油をプラスしたり、チューブのワサビやブラックペッパーなどを加えたりすると、さらにバリエーションが楽しめますよ。
【ソース】
こってり食べたい人には、ソースがピッタリ。中濃ソース、とんかつソース、オイスターソース、どんなソースでも、美味しく食べられます。
【バター】
熱々のごはんの上にバターを乗せて溶かし、よく混ぜてから卵を乗せて食べるのもオススメ。濃厚なバターがクセになります。
お好みで、醤油やめんつゆをプラスすると、さらに美味しくなりますよ。
【ラー油】
定番の卵かけご飯に、ラー油を数滴加えれば、中華風に大変身。まろやかな卵の味と、ピリッと辛いラー油のコラボレーションは何とも言えない美味しさ。
食感を楽しみたい人は、食べるラー油をお試しくださいね。
【ブラックペッパー】
マヨネーズのところでも登場しましたが、パンチが欲しい人にオススメなのがこれ。他の調味料で味付けした後、最後にひとふり振りかけるだけで、全く違う味わいが楽しめますよ。
◎ ゆで卵の食べ方にマナーがあるって知ってました?
>>> ゆで卵の食べ方にマナーはあるの?テーブルの角でコンコンはダメ?
トッピングならこれがオススメ!
卵かけご飯は、調味料を変えるだけでもたくさんのバリエーションを楽しむことができますが、トッピングを変えれば、アレンジ方法も無限大!
私のオススメのトッピングは、こちら。
【そぼろ】
肉でも魚でも、そぼろは卵かけご飯によく合います。
甘辛く味付けたものは、卵との相性も抜群ですよ。
そぼろは他にも色々使い回せるので、私は普段から多めに作り置きしていますが、「料理するのは面倒…」という人は、まずは瓶詰の鶏そぼろで試してみてくださいね。
【塩辛】
これは、好き嫌いが分かれるかもしれませんが、父が漁師だった我が家では、子どもの時から食べていた定番の組み合わせ。
主人に驚かれて、初めて一般的な食べ方ではないことを知ったのですが、色々なトッピングを試した今でも、ランキング上位をキープしているのが、この塩辛なんです。冷蔵庫に塩辛が余っていたら、ぜひ一度お試しあれ。
【魚卵加工品】
卵つながりで、
- 明太子
- たらこ
- 筋子
- とびっこ
- 子持ちメカブ
なんかも、オススメです。
魚卵製品に味がしっかりついているので、調味料をかけなくても、美味しくいただけますよ。
【高菜漬け】
甘辛い味が特徴の高菜漬けも、卵かけご飯にピッタリのトッピングのひとつ。
高菜は栄養満点の緑黄色野菜でもあるので、野菜不足になりがちな『ササッと一人ごはん』にはもってこいのトッピングでもあるんですよ。
【なめ茸】
我が家の幼稚園に通う息子が大好きなトッピングがこちら。
炊きたてご飯に乗せるだけでも美味しいなめ茸ですが、卵かけご飯にもオススメです。
【チーズ】
卵とチーズの相性も抜群です。
定番の卵かけご飯に、パルメザンチーズをかけても美味しいですし、チーズをご飯にのせて、レンジで温めて溶かしてから卵を乗せたり、卵かけご飯の上にチーズを乗せてからレンジで温めたりと、チーズだけでもいくつかのバリエーションが楽しめます。
【ベーコン】
細かく切って、カリカリに焼いてから乗せるのがオススメ。
- ウインナー
- 焼き豚
などでも美味しいですよ。
オススメの組み合わせはこれ!
卵かけご飯にピッタリの調味料とトッピングをご紹介しましたが、オススメの組み合わせも紹介しますので、参考にしてくださいね。
【醤油+ラー油+肉そぼろ】
これは、食欲がない時でもご飯をモリモリ食べられる組み合わせ。肉そぼろを濃い目に味付けする場合は、醤油なしでもOKですよ。
【マヨネーズ+高菜+明太子】
「某牛丼店の高菜明太マヨが食べたいなぁ」と思った時に、ちょうど冷蔵庫の中に高菜と明太子があったので、試してみた組み合わせ。
先に明太子をほぐして、マヨネーズと混ぜ合わせてから高菜の上にかけてもよし、明太子を高菜の上にゴロっと乗せて上からマヨネーズをかけるもよし。その日の気分でどうぞ。
【ケチャップ+バター+ベーコン】
オムライス風の卵かけご飯にするなら、この組み合わせ。みじん切りにした玉ねぎを加えてもいいですね。
材料を全て混ぜて、レンジで加熱してから卵かけご飯に乗せると、より美味しく食べられますよ。
【〇〇+粉チーズ+ブラックペッパー】
醤油やケチャップなどの調味料に、粉チーズとブラックペッパーをプラスするというのもオススメ。
粉チーズ多めとか、ブラックペッパー多めといったように、加える量を少し変えるだけでも、また違った味わいになるので、飽きずに食べられますよ。
卵かけご飯のアレンジの仕方を紹介している動画を見つけたので、こちらも参考にしてみてくださいね。
3つの絶品アレンジ!卵かけご飯|C CHANNELレシピ
卵に一手間で、違った味わいに!
卵自体に一手間かけて、さらに美味しくする方法もありますよ。
【黄身を醤油漬けにする】
醤油漬けにした黄身を、熱々のごはんに乗せて食べる卵かけご飯は、濃厚な卵の味が楽しめます。
《醤油漬けの作り方》
- 卵を割って黄身と白身を分けたら、小さめの器に黄身を入れる
- 醤油(小さじ1)とみりん(小さじ1)を加える
- ラップをして冷蔵庫へ
※1日程度漬け込むと、味がしっかり染み込みます。
【温泉卵にする】
温泉卵を乗せる食べ方も美味しいですよ。
納豆やマヨネーズなどをプラスたり、お醤油を少し垂らしたりして食べてみてくださいね。
《温泉卵の作り方》
- 鍋に卵がかくれるくらいの量の水を入れ、沸騰させる。
- 沸騰したら火を止めて、卵を入れ15分程度放置する
※放置するときは蓋をしないようにしましょう
【白身を泡立ててメレンゲにする】
白身を泡立ててメレンゲにしてからご飯の上に乗せ、その上に黄身を乗せる方法もあります。
ふわふわ食感の卵かけご飯は、白身の食感が苦手な人でも美味しく食べられます。
《メレンゲの作り方》
- 卵を割って、黄身と白身を分ける
- 泡立て器でツノが立つまで泡立てる
基本の卵かけご飯を美味しくする方法
卵は直接ご飯に乗せる?それとも溶いてから?
「同じ材料を使うのだから、どちらでも変わらない」と思われるかもしれませんが、卵を直接ご飯の上に乗せた場合と、溶いて醤油などで味付けしてからご飯にかけた場合では、出来上がり具合が少し変わってきます。
より美味しく食べるには、どちらがよいのか、それぞれのメリット・デメリットをまとめてみました。もちろん、どちらも時間をかけてご飯としっかり混ぜ合わせれば、違ってくる可能性はありますが、今回はあくまでも『卵をご飯の上にパカッと割って、サッと混ぜた場合』と『卵をよく溶いて混ぜ合わせてからご飯にかけ、さらにしっかり混ぜた場合』を比較した際の、それぞれのメリットとデメリットをご紹介していきますね。
【卵を直接ご飯に乗せる方法】
メリット |
デメリット |
など |
など |
【卵を溶いてからご飯にかける方法】
メリット |
デメリット |
など |
など |
私は、トッピングを楽しみたいときには、卵を溶いて味付けしてからご飯にかけてよく混ぜ、均一な味にしてからトッピングを乗せていますが、調味料だけ加える時には、卵を直接ご飯に乗せ、混ぜ過ぎないようにして、黄身と白身それぞれの味を楽しんでいますよ。
たまにはお寿司もいいですね。
先に醤油をご飯にかけるという方法も!
ご飯に醤油をかけて、よく混ぜてから卵を乗せるという食べ方もあります。
この方法だと、醤油の味が均一にご飯につくだけでなく、卵感を強く味わえるんですよ。ちょっぴり高価な美味しい卵が手に入った際には、ぜひ試してみてくださいね。
美味しく味わうために注意したいこと
サルモネラ菌には要注意
卵には、サルモネラ菌が付いていることがあります。サルモネラ菌が体内に入ると、食中毒を引き起こし、吐き気や下痢、発熱などの症状が現れることがあります。
サルモネラ菌は、加熱すればほぼ死滅するので、加熱して食べていれば安心なのですが、卵かけご飯を食べるためには、生卵がなければ話になりません。
卵かけご飯を美味しく安全に食べるためにも、食中毒を起こさないために注意すべきことを、一緒に確認しておきましょう。
- 卵は冷蔵庫内で保存する
- 賞味期限が切れた卵は生で食べない
- 少しでもヒビが入っている卵は生で食べない
- 卵の殻を触った後は、必ず手を洗う
- 卵を割った後は、すぐ食べる
- 免疫が低下している時には、生で食べない
まとめ
卵かけご飯の食べ方について、色々ご紹介してきましたが、いかがでしたか?
今回ご紹介したのは、これまで試したものの中で特にオススメしたいと思った、ほんの一部の調味料や食材です。
卵かけご飯の美味しい食べ方は、他にもたくさんあるので、この記事を参考に、自分だけの美味しい食べ方も、ぜひ見つけてくださいね。
「この組み合わせナシでしょ…」と思ったものが、勇気を出して食べてみたら意外に美味しかったなんてこともきっとあるはずですよ。