「ホルモンは飲み込むタイミングが分からないから苦手」という声をよく耳にします。私も子供の頃は同じことを思っていました。
ホルモンという美味しい食べ物を、飲み込むタイミングが分からないという理由だけで食べないというのはもったいない!!
私がオススメする飲み込むタイミングについて、ご紹介しますので、味は好きだけど…という方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
ホルモンを飲み込むタイミングはここ!
ホルモンは、飲み込むタイミングが難しい
ホルモンが嫌いという人に、その理由を聞いてみると、「食感が苦手」「味が苦手」など、他の食材が苦手なのと同じような理由も、もちろんありましたが、一番多かったのが「飲み込むタイミングが分からない」というものでした。
確かに、ホルモンってなかなか噛み切れないので、どこで飲み込めばいいのか分からなくなるという気持ち、よくわかります。
私の地元では、“焼肉といえばホルモン”というくらい、ホルモンをよく食べる習慣があり、小さい時から馴染みのある食材でした。でも、いつまで噛んでいても飲み込めない…。
「どこで飲み込めばいいの?」と母に聞いても、「なんで飲み込めないの?」と逆に質問されてしまう始末。そんなわけで、自然とホルモンを食べることを避けていました。
私と同じように、「飲み込むタイミングが難しいからホルモンは食べない」「味は好きなんだけど、やっぱり苦手」という人、意外と多いみたいですね。
食感や味が苦手というのであれば、無理に食べる必要はないかもしれませんが、もし飲み込むタイミングが分からないという理由だけでホルモンを避けているのであれば、この機会に克服して、ホルモンの美味しさを一緒に堪能しませんか?
飲み込むタイミング!私のオススメはここ!!
一度苦手と感じると、なかなか口にする勇気はなく、大人になるまで避けてきたホルモンですが、結婚後、主人がホルモン好きだということもあり、久しぶりに食べてみたんです。
そしたら、普通に飲み込めただけでなく、その美味しさを知ることができ、それ以来ホルモンが大好きになりました。
私と同じように、「味は好きなんだけど、飲み込むタイミングが掴めないんだよね…」という方、思いきって
数回噛んだらゴクン!と飲み込んでみてください。
一度飲み込めれば、あとは徐々にコツがわかってくるので、そのうち何も考えなくても、抵抗なく飲み込むことができるようになるはずですよ。
私は、数回噛んで味があるうちに飲み込み、後味を楽しむのが好きですが、人によってはこんなタイミングで飲み込んでいるようですよ。
こんなタイミングで飲み込むという人も!
先日、ママ友達とのお茶会の時に、このテーマを話題にしてみたところ、色んな意見を聞くことができたので、ご紹介しますね。
【Q:ホルモンを飲み込むタイミングは?】
《ママ友1:味がなくなったら》
味があるうちは噛み続けて、味がなくなったら飲み込む。
《ママ友2:噛むことに疲れたら》
噛んでいて疲れたら飲み込む。
《ママ友3:飲み物を飲むタイミングで》
飲み込むタイミングが分からないし、味は好きだけど飲み込むことに抵抗があるから、飲み物で流し込む感じかなぁ。
《ママ友4:他のものを食べたくなったら》
よく考えたことはなかったけど…他のものを食べたくなったら、そのタイミングで飲み込んでいるかも。
今回答えてくれた4人のママ友達も、ホルモンが好きでよく食べているようですが、やはりホルモンを飲み込むタイミングは難しいと感じていたようです。
しかし、飲み込むタイミングは人それぞれ。ホルモンを飲み込むタイミングに正解はないということでしょうか。
自分に合ったタイミングを見つけることが、問題を解決するための近道なのかもしれませんよね。
飲み込むタイミングが分かれば、もう怖くない!
飲み込むタイミングさえ分かれば、悩むことなくホルモンを堪能することができます。
噛み切れるまで噛もうとすると、いつまでたっても飲み込めない…という事態になりかねません。
噛み切れなくても、ある程度噛んだら飲み込めばよいのです。
とは言っても、大きな塊のまま飲み込むことに抵抗があるという人もいることでしょう。そのような場合は、
- 焼く前に予め小さくカットしたり
- 切り込みを入れたりしておく
という手もありますよ。
美味しく食べるために、ぜひ最適な方法を見つけてくださいね。
ホルモンは食べるタイミングも難しい!?
ホルモンは、どれくらい焼けばいいの?
ホルモンは、飲み込むタイミングだけでなく、食べ頃を見極めるタイミングも難しいですよね。
どれくらい焼けばいいのか分からないという人も多いのではないでしょうか。もう少しかなぁ…と焼いているうちに、焼き過ぎてしまうこともあるでしょう。
丁度良い焼き加減であれば、美味しいホルモンですが、焼き方によっては身が固くなったり、ゴムのような食感になってしまったりします。
料理本やレシピを紹介したサイトなどでは、通常、料理の作り方を紹介する際に、「だいたい〇分くらい」という目安となる時間が書かれていますが、ホルモンのように大きさがバラバラの肉を焼く場合には、焼き時間ではなく、見た目で判断する必要があります。
- 食べ頃の目安としては、身の色が白やピンクから濃い色に変わり、脂の部分が透明に変わったら。
- もし、色の変化を見極めるのが難しいのであれば、身の収縮が終わったらと覚えておくのも良いかもしれません。
ホルモンの美味しい焼き方
ホルモンを焼く時には、皮の方から焼きましょう。
特に、牛ホルモンのように脂が乗ったホルモンは、脂身から焼いてしまうと、せっかくの美味しい脂が焼き上がる前に落ちてしまいます。旨味がギュッと詰まっている脂が落ちると、旨味も逃がしてしまうことになりますよ。
皮の部分にじっくり火を通し、身の収縮が終わって脂身が透き通ってきたら、裏返して脂の部分をサッと炙って完成。
脂身の少ない、豚ホルモンの場合も、焼き方は同じです。最初に皮の方下にしてじっくり焼くことと、裏返したら脂身はサッと炙る程度というポイントを覚えておいてくださいね。
ホルモンの焼き方を紹介している動画を見つけたので、参考にしてみてくださいね。
ほるもんの焼き方
ホルモンに関する豆知識
ホルモンを食べながら、ちょっと話したくなるような豆知識もご紹介しちゃいますよ。
ホルモンの種類
ホルモンは内臓肉のことで、モツとも呼ばれています。
「ホルモン」といっても、実はたくさんの種類があるんです。牛ホルモンと豚ホルモンそれぞれの種類、あなたはどれくらい知っていますか?
【牛ホルモンの種類】
- タン…舌
- ハラミ…横隔膜あたり
- ミノ…第一胃
- ハチノス…第二胃
- センマイ…第三胃
- ギアラ(赤センマイ)…第四胃
- テッチャン(シマチョウ)…大腸
- カシラ…頭の肉(主に頬の部分)
- シビレ…胸腺、膵臓
- ショクドウ…食道
- ウルテ…気管の軟骨部分
- レバー…肝臓
- ハツモト…大動脈の心臓近く
- ハツ…心臓
- サガリ…横隔膜から垂れ下がった部分
- マメ…腎臓
- ヒモ(マルチョウ)…小腸
- コブクロ…子宮
- テッポウ…直腸
【豚ホルモンの種類】
- タン…舌
- タンシタ…下の付け根部分
- カシラ…こめかみから頬のあたり
- ノド軟骨(ドーナツ)…喉仏にある軟骨
- トントロ…首
- ハツ…心臓
- えんがわ(ハラミ)…バラ肉と横隔膜の間
- ガツ…胃
- レバー…肝臓
- マメ…腎臓
- ヒモ…小腸
- ダイチョウ…大腸
- テッポウ…直腸
- コブクロ…子宮
- チチカブ…乳房
- トンソク…足
牛と豚、それぞれにこれだけの種類があるんです。個人的には、赤身だと思っていたハラミがホルモンだったということを初めて知った時には、とても驚きました。
全種類食べることができる焼肉店は、そこまで多くないかとは思いますが。味も食感もそれぞれ異なるので、メニューで見かけた際には、ぜひ一度お試しあれ。
まとめ
ホルモンを飲み込むタイミングに正解や間違いというものはありません。しかし、だからこそコツを掴むことが難しいのかもしれませんね。
でも、色々試しているうちに、「あ!このタイミング!!」というベストなものを見つけることができるはずですよ。
自分のベストなタイミングを見つけることに、この記事が少しでもお役にたてたら幸いです。