食事の席で、他人の食べ方が気になってしまうことはありませんか?
特に女性は冷たいもので、直接言えないことを影でコソコソと言っていたりするんですよ。
ママ友たちと行くランチのメンバーに食べ方の汚い人がいて、どうしても気になってしまった私は、こっそりと注意してみたことがあるのです。
その時は、たまたまうまく伝えることができて感謝されましたが、一つ間違えば気まずい雰囲気になったり、ひどくなると、注意されたほうが逆ギレして凶暴化したりいじめられたりと、人間関係にヒビが入ることも考えられます。
そんな一件があり、相手に気分を害させずにそっと伝えるためにはどうすればよいかを考えるようになりましたので、同じように困っているあなたにそ~っとお伝えしたいと思います。(笑)
周りをイラっとさせる食べ方と注意の仕方
それでは、食べ方が汚いことで起きる問題点と注意の仕方についてご紹介していきます。
まずはイラッとする原因から探ってみましょう。
こんな食べ方は周りをイラっとさせる
- いわゆる”クチャラー”とよばれている人。食べる時にくちゃくちゃ音を出して食べる
- かきこんで食べる
- 口いっぱいに頬張って食べる
- 口の中に物を入れたまま食べる(口からこぼす、つばを飛ばす)
- ポロポロとこぼしながら食べる
- お皿に乗っているものがグチャグチャになっていて汚い
- 食べ終わったあとの茶碗に米粒が残っている
- 箸の使い方、茶碗・器の持ち方が悪い
- 肘をついて食べる
- 嫌いなものをよけながら食べる
などなど、どれもイラっとする食べ方ですね。
でも、食べている本人は気づいていないことが多いのです!怖いですね~
こんなイラッと記事もありますよ。
相手をイラっとさせない注意の仕方
とはいえ、自分のイライラをそのまま相手にぶつけてみたところで素直に聞き入れてもらえるものでしょうか?・・・
答えは、「NO」ですね。逆ギレされてしまうかもしれません。では、どうすれば上手く伝えることができるのでしょうか。対象者別に紹介してみますね。
<友達>
- それとなく優しい口調で伝える(言葉は選びましょう)
- テレビで見る芸能人の汚い食べ方を例に挙げ(動画など一緒に見る)、話題に出す。相手に似た食べ方があれば「食べ方、似てない?」などと伝える
- 「食べ方が綺麗な人って、ステキだよね?それに、モテるらしいよ!綺麗な食べ方ってどんな食べ方だと思う?」と、一緒に調べてみる
- 異性にお願いして、ストレートではない軽い感じで気づかせる(同性よりも効果大!)
<彼氏・彼女・夫婦間>
大切な相手のこと! 別の席で恥ずかしい思いをしていたり、もしかしたら嫌われてしまっていたりするかもしれませんよ~ あなたが気づかせてあげるところから始めましょう。
気心知れた相手なのですから、ハッキリ伝えてOKです。
そして、その都度声をかけてあげるしかありません。あくまでも「優しく」です。
これが結婚前の二人であれば、なおさら大問題!一緒になってからでは毎日、毎回の食事が地獄となってしまう恐れが・・ 早めに対処しましょう!
<子ども>
躾の一貫として、できるだけ早い段階から開始しましょう。
変な癖がついてしまう前に、変な癖を付けさせないことのほうが簡単です。そして子供が相手であれば、注意ばかりするのではなく、
褒めながら修正していくのが効果的な場合もあります。
どの場合でも、根気よく行うことが肝心です。
本人の悪い癖や習慣であれば、意識づけすることで効果がありますが、
原因に鼻づまりや歯並び等の問題が見られる場合は、病院の受診も考慮してみましょう。
食べ方が汚い人は損をする
食べ方が汚いと悪い印象しか残らないため、その人自身の評価を下げてしまうことにつながってしまいます。
そう!食べ方が汚いことで損をしてしまうのです。
例えば、こんなふうに捉えられてしまいます。
- 不快な気持ちにさせてしまい、一緒に食事をしたくないと思われる。
- 素直に嫌われてしまう。
- 魅力的で一見可愛い人でも、食べ方次第でその魅力は一気に急降下!
- 『親の顔が見てみたい・・』などと影で言われているかも?
- エスカレートすると、離婚問題にまで発展することがある。
どうでしょう? 悲しいことですね。
こんなことにならないよう、日頃から自身も含めて気をつけなければいけません。
注意してあげることも優しさ
そこで!!
私の経験からも、今の時点でそんな“残念な人”になっている人が身近にいるのであれば、ぜひ注意してあげて欲しいと思います。注意するのは、相手が恥をかかないためでもあるわけですからね。
本人が自覚していることがほぼないため、周りの人が教えてあげて、修正するきっかけを作ってあげるのです。
相手の間違いを指摘するという厄介事は避けたいと感じてしまいますが、注意されたことを機に改善することができれば、結果的にその人のためになるのです。
料理を美味しく綺麗に食べるために
では、美しい食べ方をするにはどのようにすればいいのでしょうか。ここでは、押さえておきたいポイントをご紹介します。
料理を綺麗に食べるコツ
- 食べるときの姿勢は、猫背になったり、肘をついたりしない!
- 正しい箸の使い方をマスター!
- 箸を持たないほうの手は軽く食器に添える!
- 一口に食べる量を意識して、口いっぱいに頬張らない!
- 出された料理は食べきり、お皿に残さない!
- 料理が口の中に入っているときのおしゃべりはストップ!
- 髪の毛は、まとめて顔や料理にかからないように!
食べるときの姿勢は椅子にきちんと座り、猫背になったり、肘をついて食べていたりせず、お箸はマナーを守って正しい使い方をしましょう。
お箸の使い方はこちらのページで詳しくご紹介しています。
箸を持たないほうの手は軽く食器に添えて、一口に食べる量を意識しましょう!口いっぱいに頬張ることはみっともないものですよ。
そして、出された料理は食べきりましょう!料理がお皿に残っているのは見苦しいものです。親しい人と食事すると、テンションが高くなっておしゃべりに夢中になることがありますが、料理が口の中に入っているときのおしゃべりはストップしましょう。
最後に、これはほどんどが女性ですが、髪の毛が、顔や料理にかかっていると不潔に見えます。まとめて、自分も食べやすく、他の人にも好感をもってもらうようにしましょう。
食事中はこんな行為も避けましょう
- 食べずに話に夢中になること!
- いつまでも料理の写真を撮りつづけること!
- スマホや新聞を見ながら食べること!
- 相手の料理を批判すること!
- 食べ残しが多いこと!
食べにくい料理をスマートに食べるコツ
とはいえ、どう食べても食べにくい料理というのは存在します。いくつか例を挙げ、綺麗に食べるコツを紹介していきますね。
魚
魚のエラ部分から箸を入れ、骨に沿って線を入れていく。
↓
線を入れた背側の身を一口ずつ取りながら食べていく。背側の身を食べたら腹側を食べる。
↓
半身を食べたら尾を持って頭の方に向かって頭ごと背骨を外す。
外した骨は皿の隅に置き、残った身を食べる。
パスタ
フォークに麺を巻いて食べますが、このとき取る麺の量は3~5本が適量です。あまり多く取ってしまうと、フォークで巻き取った麺が大きな塊になってしまい、とても食べづらくなってしまいます。
また、一口で食べられる量の麺を取ることで噛み切らなくてすみ、短い麺がお皿に残ってしまうことがありません。
ハンバーガー
バンズの中に挟まれた具やソースが落ちてしまわない工夫が必要です。そのためにはハンバーガーの上下を逆にすると、具の重みの関係で具が落ちにくくなります。ハンバーガーが紙に包まれているときは、食べ終わるまで紙を外さないように食べましょう。
手羽先
真ん中の曲がっている部分(手羽中と手羽先の間)を折ります。そのあと、それぞれを手で持って食べるのが食べやすい食べ方です。手が汚れてしまうからと、箸で食べる事のほうが難しいです。
シュークリーム
そのままかぶりつくと、中のクリームが飛び出てしまいます。つい先日、私もこの失敗をして恥ずかしい思いをしました。
まず、シュークリームを揺すって中のクリームを均等にします。そのあと半分に割って食べます。たったこれだけのことで、クリームがこぼれることも、口のまわりを汚すこともなく綺麗に食べることができます。
ミルフィーユ
最初に手前に倒し、食べやすい大きさに切って食べます。このとき、パイ生地とクリームは一緒に食べてくださいね。ぽろぽろとこぼれ落ちる生地はクリームに絡めながら食べると、お皿が綺麗なまま、食べ終えることができますよ。
まとめ
食べ方が汚い人への注意の仕方で大切なことは、傷つけることなく根気よく続けることです。
優しい言葉で、繰り返す。
このポイントを押さえることが重要なことだということがお分かりいただけましたでしょうか?
恥ずかしいことに気づいていないあなたの大切な人のために『意識することで改善できるよ』と上手に伝えて下さいね。