もう「おせち飽きた!」とは言わせない!手軽にできる攻略法教えます

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お正月も三が日を過ぎると、「おせち飽きた!」なんて声をよく耳にしますよね。確かに、3日間も同じものを食べ続けたら飽きてしまうという気持ちもわかります。

しかし作る側としては、家族のために手間暇かけて作った料理を「飽きた」と言われてしまうのは悲しいもの。

みゃあちょこ
というわけで、我が家で実践している「飽きた」と言わせないための工夫をご紹介したいと思います。

家族からの「おせち飽きた」攻撃に悩まされている主婦のみなさん!ぜひ参考にしてみてくださいね。

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「おせち飽きた!」攻略法

心を込めて作ったのに「飽きた」攻撃は辛すぎる

年末のなにかと忙しい中、混雑するスーパーなどでの買い出しから始まり、時間や手間をかけて作るおせち料理。

最近では、お手頃価格のものも販売されているので、「おせちは買うもの」というイメージを持っている人も増えているかもしれませんが、家庭の味を守り続けている人や、家族のために初めて手づくりにチャレンジしようと考える人も、たくさんいますよね。

しかし、せっかく作っても、あまり食べてくれなかったり、「飽きた」と言われてしまったりすることも…。

ノリ
そうですね~私も、二日目にはラーメンが食べたくなります。

家内には申し訳ないですが。

確かに、3日も同じものを食べ続ければ、飽きてしまう気持ちもわかります。でも、家族のことを考え、一生懸命作った料理は、楽しく美味しく食べてもらいたいというのが、主婦の本音ではないでしょうか。

「おせち飽きた」攻撃を攻略するために、まずは『なぜおせち料理は飽きるのか』ということから考えてみましょう。

なぜ『おせち料理』は飽きるのか

好きなものなら、毎日でも飽きずに食べられるのに、「おせち料理はすぐ飽きる」という人もいるかもしれませんね。三が日どころか、元旦の夜にはもう飽きてしまっている、という人も少なからずいるそうですよ。

おせち料理が飽きる理由としては

  • 薄味
  • 冷たい
  • 苦手な料理が多い
  • そもそも3日も同じものを食べれば飽きる

といったところでしょうか。

洋食中心という人も増えている現代。味の濃いものや、揚げ物が毎日食卓に並ぶという家庭も少なくないですよね。

薄味で、保存しておけることを考えて作られているおせち料理は、そんな現代人の口に合わなくなってきているのかもしれません。

また、年末年始にお店が休みだったころは、何の疑問も抱かず、保存がきくおせち料理を食べることが当たり前でしたが、

最近では年中無休のお店やコンビニも増え、好きな時に好きなものを買えるので、おせち料理の必要性があまり感じられなくなっている、ということもあるのではないでしょうか。

では、いよいよ我が家で実践している、おせち料理を飽きずに食べる方法をご紹介していきますね。

「飽きた」と言われる前にできる対処法

家族に「おせち飽きた!」と言われない言わせない! 方法をまとめてみました。

【数品ずつ品を変えて出す】

我が家では、大みそかにおせちの準備をするのですが、品数を多めに用意し、お重に詰めず別の容器に入れて冷蔵庫で保存しています。

食べる時にお重に詰め替えて食卓に並べるのですが、作った全ての料理を一度に出すのではなく、その都度いくつか品を変えて出すようにしています。

【おせち以外の料理を追加する】

おせちだけでは飽きる可能性があるので、『おせち+別の料理数品』という組み合わせにするという手もオススメです。

鍋料理、お雑煮、天ぷらや唐揚げなどの揚げ物、お刺身といった、大人も子供も大好きな料理を追加すると、おせちが丁度良い箸休めになるので、家族も喜んで食べてくれますよ。

【温める】

おせち料理は冷たいから苦手という人も多いですよね。温かいものを食べたくなる冬の寒い日に、冷たい料理が並ぶのはちょっと…ということで、温めたほうが美味しい煮物や焼き魚などは、温めてからお重に詰め、食卓に並べています。

※お重は、レンジ禁止のものが多いので、温める時には耐熱皿などに移してから温めてくださいね。

【リメイク料理を取り入れる】

おせちは、すぐになくなってしまう人気の料理もあれば、なかなか減らない料理もありますよね。

ノリ
おせちのリメイクは初耳です。

残りそうなものは、早めにアレンジ!ちょっぴり手間はかかりますが、

家族が喜ぶ料理にリメイクすれば、完食間違いなしですよね。

おせち料理を作る段階で、どんなリメイク料理ができるか一通り考え、筑前煮などのリメイクしやすいものは、少し多めに作っておくといいですよ。

『おせちリメイク料理』私のオススメはこれ!

簡単に作れる、おせちリメイク料理を料理別にご紹介します。

【筑前煮】を使って

《炊き込みごはん》

細かく刻んで、お米と一緒に炊飯器に入れて炊くだけ。味が薄くなりそうな時には、めんつゆを加えてくださいね。

《カレー》

具材にはしっかり火が通っていて、味もついているので、沸騰したお湯の中に入れてカレールーを加えるだけでできちゃいます。

《肉団子》

具材を細かく刻んで、ミンチと混ぜて肉団子にするのも美味しいですよ。ミンチは、鶏・豚・合い挽きどれでもOKです。

【紅白なます】を使って
《コールスロー》

水気を切って細かく刻み、キャベツ・キュウリ・ハム・コーンなどお好みの食材をプラスして、マヨネーズで味をつけたら完成です。

《おいなりさん》

みじん切りにして、炊きたてのご飯とよくまぜれば、酢飯の完成!あとは、おいなりさんの皮に詰めるだけ。

【伊達巻】を使って
《フレンチトースト》

フライパンにバターをひいて、伊達巻を投入!カリカリに焼けば、美味しいフレンチトーストに早変わり。

《卵サンド》

細かく刻んでマヨネーズと混ぜ、パンに挟めば卵サンドの完成です。お好みで辛子やワサビを加えても美味しいですよ。

【黒豆】を使って
《黒豆アイス》

バニラアイスの上に黒豆を乗せるだけ。余っていたら、栗きんとんをプラスするのもいいですね。お好みで、メイプルシロップを加えるという手も!

《ケーキ》

ホットケーキミックスと混ぜて、カップケーキや蒸しケーキなどにしても美味しいですよ。

【数の子】を使って
《サラダ》

サイコロ状に切って、キュウリなどのお好みの具材やドレッシングを加えてサラダに!

《海鮮丼》

お刺身やいくらなどが残っていたら、一緒にご飯の上に乗せて、海鮮丼というのもいいですよね。

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【たたき牛蒡】を使って
《ごぼうサラダ》

細切りにして、ゴマダレとマヨネーズ加えるだけで、あっという間にごぼうサラダに大変身!

《肉巻き》

薄切り肉で巻いて焼き、お好みの味付けをするだけ。

酢レンコン、なます、伊達巻、煮物のシイタケ、数の子、かまぼこ、など、色々な料理が少しだけ残ってしまった場合には、全部細かく刻んで、ちらし寿司にするという手もありますよ。

お餅を使ったこんなリメイク料理を紹介している動画もありましたよ。

お餅とホットケーキミックスでおせちホットクの作り方【kattyanneru】

私が選ぶ『おせちに飽きた時に食べたくなるベスト5』

色々な対処法を試してみても、やっぱり「おせちに飽きてきたなぁ」と感じたら、思いきって食べたい料理を食べてリセットしてみるのも良いかもしれません。

私が独断と偏見で選んだ『おせちに飽きた時に食べたくなるものベスト5』は以下の通りです。

【ハンバーガー】

パン好きということもあり、和食が続くと無性にこってり味のパンが食べたくなります。

初売りの買い物に出かけた際に、ファストフード店に立ち寄るという手もありますが、おせちの筑前煮が残っている時には、簡単にリメイク料理として作ることもできますよ!

肉団子を作る要領で牛肉と混ぜ合わせてハンバーグを作り、照り焼きソースで仕上げて、レタスやマヨネーズなどと一緒にバンズにはさんで完成です。

【カレー】

薄味のおせちを食べ続けていると、食欲をそそるあの匂いが無性に恋しくなりませんか?

カレーも筑前煮のリメイク料理でご紹介しましたよね。事前にルーだけ用意しておけば、それほど手間をかけずに作れますよ。

【ラーメン】

家族みんなが麺好きで、ラーメンも月に数回は食べる我が家。

おせちに飽きたからというより、休日には麺を食べるという習慣からか、年始にもやっぱり食べたくなってしまいます。

【たこ焼き・お好み焼き】

子供からご年配の方まで、みんなに愛されているたこ焼きやお好み焼き。熱々でコッテリというおせちとは真逆の料理ということもあってか、食べたくなるんですよね。

おせちの煮だこが残っていたら、たこ焼きにリメイクというのもオススメ。家族みんなでワイワイ作るのも楽しいですよ。

【焼肉】

上品な味のものが多いおせちが続くと、「お腹いっぱいお肉が食べた~い!」と叫んでしまいそうになるのは私だけではないはず。

こちらも家族みんなで楽しみながら食べられるので、おめでたいお正月にもピッタリではないでしょうか。

おせちに飽きたときに食べたい料理、こうやって見てみると、『こってり』で『あったかい』ものばかりですね。

別の料理を食べることで、「おせちが残っちゃうかも」と心配している人は、ご紹介したように、おせちをリメイクして作れるものもいくつかあるので、参考にしてみてくださいね。

おせち料理に関する豆知識

おせち料理の由来

その昔、節といわれる季節の変わり目ごとに、豊作を感謝してその作物で作った『御節供(おせちく)』と呼ばれる料理を神様にお供えしていました。

そのお祝いの行事が、江戸時代頃に庶民に伝わり、一年の節目で一番大切と考えたお正月に振る舞う料理が『おせち料理』と呼ばれるようになったんだそうですよ。

おせちが重箱に詰められている理由

重箱におせちを詰めるのには、めでたさを重ねるという意味が込められています。

最近では、二段重や三段重を多く見かけますが、本来は五段重ねの重箱が使われていたそうですよ。

まとめ

おせち料理は、お正月の三が日の間、日頃家事に追われる主婦(夫)もゆっくり休めるように!保存のきく料理が中心に作られているともいわれています。

しかし、「おせち飽きた!」なんて言われてしまったら、ゆっくり休むどころか“イライラ~”や“ガッカリ”がつのるばかり…。

普段の食事でもそうですが、一生懸命手間をかけて作った料理は、家族みんなに「美味しい」と喜んで食べてもらいたいもの。

ほんの少しの工夫と手間で、おせちも飽きずに美味しく食べられるので、ご紹介した対処法やリメイク料理を参考にしてみてくださいね。

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