餃子の残りは保存して!具(タネ)も皮も他の料理に大変身!

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餃子って美味しいですよね!お店の餃子も美味しいけれど、我が家の餃子はいつも手作り!

はるか
友達を招いて餃子パーティなんかもするんですよ。

「沢山召し上がれ♪」と毎度ながらに、手作り餃子はいつも作りすぎてしまいます(笑)

でも大丈夫!

私は、残りの餃子も余さず、アレンジメニューで最後まで美味しくいただきます。

そのためには保存方法が大切なんです! 

残りの量とアレンジメニューを考えながら最適保存方法をご紹介します♪

先日、友達に紹介してみたところ、大好評だったので記事にまとめてみることにしました。

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残った具材は保存できる!?

残った具材の保存ですが、私は、大体残った量によって、冷凍にするか、冷蔵にするかを決めています。

残った餃子の具を冷蔵庫で保存すると、キャベツや白菜、ニラといった野菜を含むため、野菜からの水分が出てベチャベチャになってしまいます。

  • すぐに使うなら冷蔵でも大丈夫ですが
  • そうでない場合は冷凍保存がおすすめ

でも、普通に家庭用の冷蔵庫で冷凍しただけではベチャベチャになってしまいます。理由は、食品に含まれる水分が、氷る時に膨張し、解凍する時に抜け出し、野菜は空洞化! その水分が水っぽくさせます。

※凍らせた後に顕微鏡で断面を見てみるとよくわかリますよ。

では、どうすれば美味しく食べられるのでしょう? それにはちょっとした一手間が必要です。

■冷凍

冷凍保存の場合、冷凍させるまでの時間が最重要ポイントになります。

業務用の冷凍庫はマイナス30~40℃以下の温度まで一気に冷やすことができますので、冷凍する時に生ずる空洞化を抑えることができます。

家庭用の冷蔵庫は設定温度が約マイナス20℃くらい。そして、ジワジワと時間をかけて冷えていきます。

要は、業務用の冷凍庫は「急速冷凍」が可能で、家庭用の冷蔵庫は急速冷凍が難しく、ゆっくり冷凍「緩慢冷凍」されます。

では、どうすれば家庭で急速冷凍できるのでしょう?

家庭用冷蔵庫で急速冷凍

【家庭用冷蔵庫で急速冷凍するには】

  1. まず、表面の水分をキッチンペーバーで拭き取る
  2. 次に、次回使うおよその分量ごとにラップに包み
  3. フリーザーバックなど密封できる入れ物に小分けする
  4. 熱伝導の良いアルミトレーなどを使い
  5. 平たく置く(トレー触れる面積を増やす)
  6. 温度変化の少ない容器に入れて保存する

という工程を踏めば、ご家庭の冷蔵庫でも上手に急速冷凍できます。

 
 
 
冷凍保存をすれば、長くて1カ月くらいは保存可能です。とはいえ、保存期間が長ければ長いほど、作った当初の美味しさが半減していきます。
 
はるか
忘れないうちに食べましょうね。

次は解凍方法です。

解凍方法

解凍方法には数種類あります。解凍方法の種類は私の知り得る5種類で比較してみました。

自然解凍

その名のとおり、冷蔵庫の外に出して自然に解凍するのを待ちます。

室内の温度があまり高すぎると水っぽくなりやすい傾向にありますので注意が必要です。

冷蔵庫解凍

冷凍室から冷蔵室に移動して解凍します。

手軽ですが、時間がかかるのが難点です。

流水解凍

流水にさらして急激に解凍します。

凍らす時にフリーザーパックに入れて凍らせておけばそのまま解凍できます。でも、水道代がもったいないという難点があります。

氷水解凍

氷水につけて放置します。これもフリーザーパックをそのまま氷水に浸しておけば良いので手間いらず、時間もあまりかかりません。

電子レンジ解凍

電子レンジの解凍機能を利用して解凍します。これは、時間のない時に使いますが、どうしても、部位により温度差が出て、他の方法より水分も多めです。

次はそれぞれの解凍方法を時間と美味しさで比較してみました。

※比較については、素材や量によりますので、概ねの目安としてお考え下さい。

解凍比較【時間順】

順位 解凍方法

解凍時間

(概ねの時間)

水分量

(美味しさ)

1 電子レンジ 数分

多い  

(まずい)  

2 流水解凍 20分前後

少ない 

(美味しい)

3 自然解凍 60分前後

中くらい 

(まずまず)

4 氷水解凍 90分前後

少ない 

(美味しい)

5 冷蔵庫解凍 10時間前後

中くらい

(美味しい)

解凍比較【美味しさ順】

順位 解凍方法

解凍時間

(概ねの時間)

水分量

(美味しさ)

1 氷水解凍 90分前後

少ない 

(美味しい)

2 流水解凍 20分前後

少ない 

(美味しい)

3 冷蔵庫解凍 10時間前後

中くらい

(美味しい)

4 自然解凍 60分前後

中くらい 

(まずまず)

5 電子レンジ 数分

多い  

(まずい)  

解凍時間を短くするのにも、解凍プレートなどを使うと短時間で解凍できますよ。

下記のようなものがあると便利です。冷蔵庫解凍でも自然解凍でも使うことができます。

 
 
つづいて冷蔵保存です。

■冷蔵

私は、余った量が少しの場合は、翌日には使い切るようにしています。

理由は、少量を冷凍保存しておくと、どんどん奥の下の方に追いやられて、いつ作ったものかわからなくなってしまって、結局は捨ててしまうような勿体ないことになってしまうからなんです。

冷蔵の保存方法は、冷蔵室または、チルドルームを凍らない程度の温度設定にして保存しておいて翌朝調理します。

調理は簡単です。

冷蔵した時の簡単メニュー

  • 味噌汁
  • スープ
  • おやきにしてお弁当のおかず
  • 卵焼きに入れる
  • チャーハンの具(アクセント)
  • 野菜炒め

翌朝、時短でできるものばかりです。

皮も冷凍保存できる?!

具と同じく、皮が残ったときにも冷凍保存ができます。

皮を冷凍する際にはくっついてしまうのを防ぐため、1枚1枚の間にラップを敷いて重ねていき、全体もラップでくるんで密封容器に入れて保存します。

解凍方法は具同様に自然解凍で大丈夫です。

 
保存方法をお伝えしたところで、次は、私がよく作るレシピをご紹介しますね。

餃子の『具、タネ』が残ったら…

餃子を手作りすると、どうしても余りがちになる「具(タネ)」なのですが、皮に包まなくってもとっても美味しいです。

餃子という観点にとらわれて「包まなきゃ!」と思っていませんか?

すでに味のついた残った具を使って、誰でも簡単にできるアレンジからガラリと変貌してしまう方法まで、ここからドドーンとご紹介していきますね。

簡単アレンジ方法

 

焼く

ハンバーグのイメージで、具を好きな大きさにまとめて焼きます。

まとまりが悪ければ、薄力粉やピザ用のチーズをちょこっと加えてみてください。

めちゃくちゃ簡単にガッツリした一品が完成します。ヘルシーに仕上げたい場合は、豆腐を混ぜて焼くといいですよ。

揚げる

残った餃子の具をまとめたら、パン粉をたっぷりつけてコロッケのように油で揚げます。

具にはしっかり味がついているため、たったこれだけで美味しくってご飯も進む、

そんなメインメニューがあっという間に出来上がります。

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もうひと手間加えたアレンジ方法

炒める

好きな野菜と一緒に炒めたり、チャーハンの要領でご飯と一緒に炒めたり、餃子の具と炒めることで良い味の炒め物が簡単に出来ちゃいます。

合わせるものによって、味が足りないと感じたら、鶏がらスープの素をお好みで加えれば大丈夫!

春雨や豆腐と炒めて鶏がらスープで味を付け、マーボー春雨やマーボー豆腐なんて方法もあります。

何か別のものに詰めて調理

特に味のない皮に包んで美味しい餃子なら、他のものに包んでも美味しいに違いない!

この発想から思いついたのがこの方法です。なんでもいいのですが、もちろん詰め込みやすいものがベスト!

  • ピーマン
  • 獅子唐
  • ネギ
  • シイタケ
  • ちくわ
  • 油揚げ

などなど、詰め込みやすくて見た目も味もいい感じです♪

はさみ揚げ

肉詰めがありなら!とやってみました、はさみ揚げ。餃子の具を、ナスやレンコンにはさんで揚げても美味しいです。

揚げるのが面倒な場合は、少し多めの油をひいて焼けばOKです。

巻く

海苔や大葉で巻いて焼いたり、白菜やキャベツに巻いて煮たり蒸したり…。何かに巻いても美味しいです。

具、タネ自体の味を変えちゃう方法も!!

時には大胆に、具の味を変えてみるのはいかがでしょうか。例えば、

  • カレー味
  • チーズ味

保存しておいて味を変えて皮に包んで焼けば、またひと味違った餃子も楽しめます。

スープに入れても美味しい!

残った餃子の具を、つくねや肉団子のように小さなかたまりにして、そのままお好みの汁物に投入!

スープ、味噌汁、はたまたお鍋にいれても絶品です。簡単に作れるスープの動画があったので、よかったら参考にしてみてくださいね。

【簡単極ウマ】餃子の残りの具でちゃちゃっとスープ

わざわざ汁物を用意するのではなく、餃子の具を保存しておいて必要なとき入れる、逆パターンもありですよね。

餃子の残りを使った我が家のおすすめレシピ

卵とじ

  1. 油をひいて熱したフライパンで餃子の具を炒めます
  2. 具全体に火を通し、溶き卵(具.120gに対して卵.2個程度)を加える
  3. 醤油を適量まわしかけて全体を混ぜる
  4. 食べる際に必要ならお好みでさらに醤油をかけていただきます。

とっても簡単で美味しい「餃子味の卵とじ」是非おためしくださいね。

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チヂミ

①お好み焼き粉(100g)、水(150g)をボールに入れ混ぜる

②そこに3㎝くらいにカットしたニラと餃子の具を混ぜる

熱したフライパン(ホットプレート)にごま油をひき、混ぜた生地を薄く広げて焼く

ひっくり返して反対面も焼く

食べやすい大きさに切って出来上がり~♪

私はいつもこれをポン酢でいただきます~ニラ以外にも、ネギやニンジンなどお好みの野菜を入れたり、チーズを入れたりもおすすめです。

お好み焼き粉がなければ、

  • 小麦粉(50g)
  • 片栗粉(30g)
  • 卵1個
  • 水(150ml)

    でも作れます。

餃子の『皮』にもこんなアレンジ方法が!

もし、皮があまったなら!皮にも様々なアレンジ方法があるので一緒に紹介したいと思います。

『皮チップ』に!

はるか
実はこれ、小学3年生の甥っ子が学校で作ったよ!と私に作ってくれました。

揚げてもいいし、少し多めの油で焼いてもよし、レンジでチンでも簡単にできてしまいます。揚げたり焼いたりなら、皮に気泡ができたら出来上がりのサイン、

レンジの場合は4枚程度を1分半(500W)で完成です。青のりをかければ『のり塩』に、チーズをのせるのも大ありで、油をオリーブオイルにしたりごま油にしたり、と油で違った味にすることも出来ます。

皮を細く刻んで衣にして揚げる

細長く切って衣にして揚げる、または同じく細長く切ってそのまま揚げてサラダにトッピング!なんて方法も。

スープに入れる

とっても簡単、スープにそのままいれると、ワンタンみたいになります。

ピザ

皮にピザ用のソースをぬって、ウインナーや玉ねぎ、コーンなど何でも好きな具材をのっけて焼けば、可愛くって食べやすいミニミニピザの完成です。

まとめ

さて、いかがでしたでしょうか!これであなたも餃子の具を作りすぎても心配ご無用!

  • アレンジ方法は多種多彩、
  • 味を変えれば飽きることもないし
  • 保存もできちゃう

はるか
なんなら多めに作っておこうかしら~♪って気分です。

そうすれば節約にもつながり、嬉しい限りですよね。餃子の残りを使って、あなたの食卓が、より一層華やぎますように…☆

◎ ここまで読み進めていただいて誠にありがとうございます。

  他の「食べ方記事」もありますので、お時間が許せばご覧下さい。

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