数年前からママ達の間で話題になっている『リビング学習』
聞いた事はあるけど実際の所どうなの?
リビング学習は実践しているけど、何かと困る事もあるな…
など色々な声も上がっていますね。
私の家でも実はリビング学習を実践しています。
私の家には小学生3年生と2年生の女の子が2人おり、小学校に上がった時からリビング学習を取り入れました。
リビング学習を始めて3年も経っていませんが、リビング学習をやってよかったなと思う事もあれば、大変困る事もあります。
私が最初に、困ったのはな~、と思ったのはリビングが散らかることでした。
今回はリビングが散らからない収納アイデアについて、私の経験をご紹介したいと思います。
リビング学習で部屋が散らからないための収納
リビング学習をするに当たり、ママの立場として一番気になるのはやはり収納ではないでしょうか。
リビングは家族皆が居心地よく過ごせるように常に綺麗にしておきたいというのがママの気持ちです。
リビングが散らかっていると落ち着かない、ごちゃごちゃしているとお客さんが来たときにも気になるし…。
など、リビング学習を取り入れたい気持ちと、取り入れた後のリビングの収納や、ごちゃごちゃするのでは?
という気持ちが入り交じります。
そんなママの気持ちを少しでも解消できる様に、お家の状況に合わせた散らからない収納方法をご紹介していきます。
リビングに勉強机を置くリビング学習型
リビングが広いお家は子供の勉強机をリビングに置くというリビング学習スタイルが取れます。
この時に気になるのが、リビングに子供の勉強机?
すごくごちゃごちゃ見えそうだな…という点が1番の懸念点ではないでしょうか。
今の子供の勉強机は昔と違い、大きすぎない物やとてもシンプルな物がたくさんあります。
もちろん子供の好き好きはありますが、リビングの中に置いても生活感の出すぎないオシャレな机や、子供が綺麗に保つ事の出来る収納が付いた勉強机があるので、そういった勉強机をリビングに置いてもいいかと思います。
勉強机を置くと言う事は、勉強道具を全てリビングに置くという事になり、ランドセルまでリビングに置く事にも… 勉強机+収納アイテムも必要になります。
勉強机と言っても、リビング用の小型の机もありますし、従来の勉強机をリビングに置くという事も出来ます。
また今では、とてもおしゃれなアイデアがたくさんあり、オープンキッチンの壁面にカウンターデスクをDIYで取り付けた例や
あえてママの仕事スペースの横に子供の勉強スペースを設け、場所としての特別感を出す・和室に勉強スペースを作るなど色々なアイデアがあるので参考しやすいですよ!
それぞれの家庭のリビングの広さや、子供の気持ちを考慮し勉強机を選んで下さいね。
インスタを見てみたら良い例がありました。
リビングに勉強道具を置くリビング学習型
このタイプは、リビングに勉強机は置かないが、ランドセルや勉強道具を全てリビングに置いておくと言うスタイルです。
こちらもインスタに使いやすそうな良い例がありました。
リビングに勉強道具を置いておく事で
いちいち部屋に取りに行く必要が無いので、子供の立場からすると無駄な労力を使わず、いつでも勉強が出来る事が最大のメリットです。
この際に絶対に必要になるのが、勉強道具を置いておく収納アイテムです。
子供からすると、面倒な事も無くいつでも勉強をする事が出来るのですが、ママからするとこのスタイルが1番やっかいなのです。
何故なら、片づけの習慣が身につくまでは、リビングが勉強道具で散らかる事や、やりっぱなしになりやすいスタイルになるからです。
このスタイルの注意点は、子供が片づけをする収納アイテムにあります。
ちょうどインスタにいい例がありました。
子供が簡単に片づけられるか?
子供におすすめの収納アイテムは、中が見える収納です。
何がどこに入っているのかを目視ですぐに確認出来る事が、片づけをさぼらず行う方法なのです。
大人も同じですが、面倒な事は長続きしませんので、簡単に片づけられる工夫が必要になります。
どれぐらいの収納が必要なのか?
ランドセルも込みで、カラーボックス2~3段あれば収納出来ると言われており、コンパクトに収納すれば2段で済みます。
インスタにいい例がありました。スッキリしますね。
余分なスペースがあると、収納した勉強道具が乱れるだけなので、最低限のスペース確保が成功の鍵です。
勉強道具の収納をリビングに置く場合は、勉強するスペースのすぐ側に収納アイテムを置いておく事で片付けがスムーズに出来、次の日の学校の準備まで出来るのです。
リビングに勉強道具を持ち込むリビング学習型
私の家でのリビング学習はこのスタイルになります。
あくまでも子供は自分の子供部屋があり、勉強するのはリビング!
この時にも、もちろん気になる点があります。
- 荷物をいちいち持ってくる事は面倒ではないのか?
- 子供用の机がなくダイニングテーブルを使うと、ダイニングテーブルの上やその周辺が消しゴムのカスなどで汚れないか?
- 収納も無く、毎回持ってくるスタイルはいつのまにかダイニングテーブルの周りが子供の勉強道具がちらばり片づける事が出来なくなるのでは?
などいくつも気になる点があるのですが、この様な懸念を払拭するアイテムがあるのです。
『リビング学習用のデスクマット』です。
多数のメーカーから出ているアイテムですが、リビング学習をする為の収納アイテムです。
次のアイテムは、本の様になっており、三つ折りになっているのがポイントで、子供が勉強する机の上に立てて置く事が出来、ダイニングテーブルの中でも子供自身の勉強スペースを確保できるアイテムなのです。
またその収納アイテムの中には、筆記用具や、必要な教科書、メモなどが収納できるのです。(ひらがなの練習や絵を書く練習をしている時など、目の前にお手本があると練習がはかどるとも言われています。)
消しゴムのカスなども、自分が勉強しているスペースから出る事が少なくなり、片づけも楽になります。
子供がリビング学習する時は、この収納アイテムに今から勉強するのに必要な物だけを入れてリビングに来る事が出来、終わったら収納アイテムに全てを入れ、部屋に行き片づける事が可能なのです。
もちろん初めから完璧には出来ませんでした。
- まずはリビング学習する時間を決め、その時間になったら必要な物を一緒に部屋に取りに行きました。
- リビング学習をする流れを身に付けるまでは一緒に収納ケースに入れる物を確認し、勉強が終わる時は机の上の正しい状態を確認しました。
- そうしていると、リビング学習をする時間以外でも、自分自身で必要な物を収納ケースに入れリビングで勉強をし、片づける事が出来る様になりました。
子供の集中力は短いので、たくさんリビングに持ち込みすぎないのも重要です。
たくさん持ち込んだ結果、全ての勉強を終わらせる事が出来なく、「後からやる」という理由でリビングに勉強道具を置くという事をやり出し、リビングが散らかりだしてしまうのです。
子供の勉強で集中出来る時間をママが知り、持ってきている勉強道具が適量なのかをさりげなく確認する事が大切です。
◎ リビング学習の良い点と悪い点も確認してみてくださいね。
まとめ
いかがでしたか?
リビング学習は2012年当たりからよく耳にする言葉で、教育熱心なママは知っているかと思います。
私自身はすごく教育ママというわけではありませんが、『リビング学習』と言う言葉を知り興味を持ち、ちょうど良いタイミングで子供達が小学校に上がる時だったので、リビング学習を取り入れてみました。
周りのママ達もリビング学習を知っている人・そうでな人・興味の有無もとても個人差があるな、というのが率直な感想です。
時代背景もありますが、核家族化も進み家族での会話が減る事などが懸念されている時代ですので、私自身は家族のコミュニケーションも増え、ママとパパの子供に対する意識にも差がなくなり、やってみてよかったなと言うのを感じています。
ですが、リビング学習に向かない子もいます。
自分の子供は自分の部屋派?リビング学習派?をしっかり見極めてあげて、より子供の能力を伸ばせる方を選択すれば良いと思います。
そしてリビング学習は、実際にやりながら少しずつご家庭の環境に合わせ、より子供の事を考え、家庭ごとに合った方法を探り見出していく事が大切です。
子供の事を第一に考え、リビング学習を検討されてください。