最近の夏は暑すぎますね。
我慢して夏をやり過ごすだけでは、熱中症の危険すらあります。
逃げ出したいくらいの暑さって、何の罰ゲームなのでしょう…。
北海道出身の私は、暑さに強いとはいえず(弱いです)、全国の夏の気温を天気予報で見るたびに「日本に住む人って、どれだけ我慢強いのだろう(自分除く)」と密かに思っています。
そんな北海道でさえ8月の数日間はうだるように暑く、耐えられない日々があり、ましてや都会の夏は危険が危ないくらいです。(笑) ですので
ちょっとでも涼しくなるアイディアをかき集めてみました!
効果の大きそうなもの、小さいものいろいろですが、出来ることは手当たり次第やって、
熱からからだをちょっとでも楽にできれば良いなと思っています。
少しでも夏の暑さがやわらぎますように!
夏の暑さ対策10選
部屋の窓やドアの2か所を開ける
外出して帰宅した時に部屋のこもった熱はとても不快ですよね。
まず部屋の中にこもった熱と外気を入れ替えましょう。
空気の流れを作るために、空気が入る窓と空気が出て行く窓、2ヵ所が必要です。
部屋を対角線上に空気が移動するように窓、窓がなければドアを開けます。
ドアの下にストッパーを置いて、隙間を作れば充分です。
内鍵をかけるなどして、防犯対策には気を付けてくださいね。
扇風機(サーキュレーター)の2台使い
最近、エアコンにプラスして扇風機を使うように紹介されることが多くなりました。
その扇風機やサーキュレーターを2台使うことで、部屋の中に空気の流れをうまく作ることが出来ます
ピンポイントで風を操作できるので重宝してます。(笑)
室内上部にたまった暑い空気を動かすために、1台は、窓の近くに置きます。
室内の気温が室外より高い場合は、窓を開けて扇風機を室外に向けて室内にこもった熱気を効率的に屋外に出してしまいます。
室内の気温が下がったら、窓を閉めて部屋の内側に扇風機を向けて運転します。
室内と室外の温度差で扇風機に向きを変えるのがポイントです。
もう1台は、エアコンや先の扇風機と部屋の対角線になる場所から、部屋の上部に向けて風を送り、天井付近のたまりやすい暑い空気層をかき混ぜます。
換気扇を回す
キッチンで料理する時に発生する熱を部屋にためこまないのも大切ですし、風呂やトイレのファンも回して、部屋の熱を排出するのに利用しましょう。
排気することで、部屋の中の空気の流れを作ることにもなります。
遮熱カーテンを使う
室内の熱の多くは窓から入る日差しが原因です。
カーテンを閉めて室外からの熱の侵入を防ぐのは部屋を暑くしないための手法です。
特に、布が熱を反射する特殊な素材で出来ている『遮熱カーテン』は窓から入る熱を遮断するために有効です。
カーテンボックスで熱の侵入を防ぐ
カーテンレール上部から熱が侵入するのを防ぐため、カーテンボックスを取り付けることも有効です。
賃貸でもカーテンレールを利用したDIYでカーテンボックスを取り付けることも可能です。
ホームセンターで木材を寸法どおり切り出してもらってL字型の木枠を作成します。
カーテンレールの上に作ったL字枠の木枠を被せると賃貸でも壁に傷を付けないでカーテンボックスを設置できますよ。
すだれを使う
すだれは窓の外に取りつけるので、熱を室内に入る前に遮断することができます。
100均で購入できる商品もあります。
手軽な方法ですので、是非試してみてください。
ベランダの日除け すだれを設置してみた 節電
すだれでの日よけも効果があります。
徐湿して快適に
湿度が高いと不快さがより増します。
部屋の湿度を下げることが出来れば。同じ室温でも快適さが上がります。
凍ったペットボトルで結露させて除湿する方法
ペットボトルの水を凍らせて部屋に置いておく方法です。
2Lのペットボトルに七分目ほど水を入れて凍らせます(氷は膨張しますので、ペットボトルに水を満たすまで入れないように気を付けましょう)。
冷えたら、ペットボトルを洗面器に入れて置いておくだけです。
凍ったペットボトルのまわりで水分を結露させて部屋の湿度を抑えるアイディアです。
ペットボトルの結露が洗面器にたまったら捨ててくださいね。
扇風機を動かしているなら、扇風機の後ろに置くと涼しい風が吹いてきて一石二鳥です。
新聞紙をまるめて部屋にころがしておく
新聞紙には吸湿性がありますので、読み終わった新聞紙をぐしゃぐしゃと軽く丸めて部屋に転がしておく方法です。
湿ってきたら捨てて、交換します
見栄えはよくありませんが、少しでも除湿したいと思うほど暑いのですものね。
除湿器を使う
手間暇かけずに除湿したいなら、やはり除湿器も選択肢です。
2万円を切るお手頃な除湿器もありますので、検討してみましょう。
熱源となる電気製品の使用を控える
テレビ、パソコン、ビデオデッキは部屋に排熱しながら稼働する電気機器です。
テレビやパソコンから出る熱量は部屋の温度を上げてしまいます。
パソコンやテレビの背面の穴は、稼働中排熱するためのものですので、暑さ対策観点からいえば要注意の熱源です。
つけっぱなしにしないこと、使用していない時は電源をオフにすることで、室内に熱エネルギーを少しでも溜め込まないようにします。
節電にもなるので一石二鳥かも?
◎こんな記事にもアイデアがありますよ。
睡眠時の扇風機の活用方法
寝ている最中、直接扇風機をからだに充てるのは避けたいけれど、寝苦しいのは嫌という時のちょっとしたアイディアをご紹介します。
扇風機を寝ている方向に向けるのではなく、壁に向けて作動します。
壁で跳ね返る空気で揺らぎを作り、そよ風のような効果を得ることができます。
からだの汗は水で濡らして絞ったタオルで拭き取る
汗はからだ表面で気化熱となって蒸発して体温の上昇を抑える働きをしています。
乾いたタオルで汗を吸い取ってしまうと、体表面の気化をとめてしまうことになります。
汗を拭うタオルは水で濡らして絞って使用して、体表面が乾かないようにしましょう。
夏を乗り切る知恵
夏野菜を食べよう
夏野菜は、体を冷やすと言われています。
これは東洋医学に基づく考え方で西洋医学や科学的根拠はないそうですが、旬の野菜は安くて美味しいので、たくさん食べましょう。
夏にピッタリの山形の『山形だし』レシピ
これはうまそう!
【終電ごはん】夏野菜を切って混ぜるだけ!『山形だし』の作り方 【男飯】
用意するのは、
- 夏野菜のなす
- ときゅうり
- めんつゆ。
- 他にしそやねぎ
- オクラ
- かつお節
- 納豆昆布
などの野菜があればなお美味しくなります。
作り方は
- 野菜は小さなサイコロ状に刻みます。
- なすときゅうりを最初にボウルに入れて
- ちょっと塩をふり、もみます。
- 出てくる水気を絞って
- そのほかの刻んだ野菜、かつお節、納豆昆布を合わせて
- めんつゆで味を付けて出来上がりです。
野菜を刻んで混ぜるだけ、一切火を使いません。
ごはんや豆腐にのせていただきます♪
スーパーでも売っていますが、料理上手でない私でも、自分で刻んで作った『だし』の方が美味しいので、手作りを断然オススメします。
簡単で美味しいので、冬でもたまに作ってしまいます。(笑)
動画も是非参考にしてみてくださいねっ。
近所避暑地へ出かけよう
最近では天気予報で熱中症対策を呼び掛けるようになってきていますよね。
夏の暑さ対策は、社会的な問題になっているということでしょう。
であれば、行政が何か施策していることもあるのでは?と思い調べてみると、ありました!
『ク―ルシェアスポット』を活用しよう(もっと宣伝して欲しい!)
クールシェアスポット〜沖縄県が頑張っていること〜|COOL CHOICE:沖縄県
個々で暑さ対策するのではなく省エネもかねて、「涼しく過ごすことが出来る場所を提供していますので利用してくださいね。」という取り組みです。
今一つ知名度が足りないようですが、『ご近所避暑地』の発想です。
一日暑い部屋で過ごすのではなく、気分転換をかねて出かけてみませんか。
発想は良いのに知名度が低すぎて、全く盛り上がっていませんが、近所にスポットあるならどんどん利用するのもいいでしょう。
主催の行政も始めたことですからもっと告知して、気軽に利用できる体制を整えて欲しいですよね。
◎環境省の今年のクールシェアサイト
>>> COOL CHOICE
まとめ
最近の夏の暑さは、数十年前の暑さとは比較にならないほど厳しいものがあります。
その理由が世界の気候変動のためなのか、他に原因があるのかはわかりませんが、とにかく、現状の暑さに対処する工夫や知恵で、夏を乗り切っていきましょう。
私が生まれ育った北海道も8月は厳しい暑さになる日も増えています。避暑のつもりで来た観光客の方が猛暑に見舞われて
『北海道がこんなに暑いと思わなかった』
とインタビューで答えているのがニュースで流れることもしばしば。
旭山動物園のある「旭川」や、北の国からで有名になった、「富良野」のラベンダー畑などは盆地で暑いため、『避暑』でなく観光を楽しむと割り切って行っていただければと思います。
また、カーリングで有名になった「北見」も8月の日中は、すごく暑いですので、『避暑』を目的とするなら、道東の釧路方面をオススメします。
暑い夏ですが、夏ならではの楽しみもあります。
夏を積極的に楽しむという気持ちで過ごせたらいいですよね。