いい季節になってきました。
都会の猛暑を抜け出して、大自然の中で過ごすゆったりした時間、バーベキュー、渓流釣り、満点の星空、どれを取っても気持ちいい!
ですよね~
でも、うちも家族で毎年2回ほどキャンプに行ってますが、私はあまり気乗りしません。(笑)
何が大変かというと、荷物の多さです。
テント・寝袋・炊事用具に食材と、寝食に必要なあらゆる品が必要で、忘れものなく用意するのにも苦労です。
そして子供の成長に合わせてサイズも変えていく必要があるから、コスパがいいのか悪いのか、疑問に思ってしまいます。
そこで、最近よく聞くようになった「グランピング」という新しいスタイルに興味を持ち、調べてみました。
グランピングとキャンプ
グランピングとキャンプの違い
従来のキャンプは、屋外による不便さや天候による影響が、アウトドアに慣れていない初心者には厳しいこともありました。
グランピングはそういったことを解消し、だれでも気軽に大自然を楽しむことができるようになったのです。
グランピングとは
グラマラス(Glamorous魅力的な)と、キャンピング(Campingキャンプ)を組み合わせた造語です。
2005年にイギリスで発祥し、ハットと呼ばれる小さな小屋やトレーラー、またはゲルと呼ばれるテントなどに泊まり、豊かな自然を楽しみます。
宿泊施設の多くはカラフルで可愛らしい装飾がされ、価格も手頃で気軽に楽しむスタイルです。
日本では2000年ごろから少しずつグランピングのスタイルの施設が出来始め、2015年に大手リゾートホテルがグランピングの名を付けた施設をオープンし、一気にブームになりました。
現在では、宿泊の種類は
- テント
- バンガロー
- 鉄筋コンクリート建築
と、様々あり、価格も五つ星ホテルクラスほどの高価なものから手頃なものまで、色々あります。
グランピングの楽しみ方
準備は一切不要
必要なものは全て施設に用意されていますので、ホテルに宿泊するのと同じ支度で大丈夫です。たとえテントでの宿泊でも電気が通っていて、エアコン・テレビ・冷蔵庫なども設置されています。
アクティビティーを満喫
トレッキングや渓流釣りはもちろん、カヌーやロッククライミングなどの貴重な体験ができる設備が整っている施設もあります。
食事を堪能
バーバキューは道具や食材などの必要なものは全て用意されているので、事前の準備は一切必要ありません。後片付けもスタッフがしてくれます。
バーバキューだけでなく、フレンチのコース料理があったり、朝食は部屋まで運んでくれたりするサービスを行っているところもあります。
お風呂も充実
大浴場に露天風呂など、キャンプとは思えない設備が充実しています。満点の星空を見ながら入る温泉なんて、都会では決して味わえない贅沢です。
衛生的で快適
バス・トイレ・キッチンなどの設備が充実し、宿泊施設の環境はホテル並みに快適です。大自然の中でアウトドアの醍醐味を味わいながら、安全でゴージャスなホテルライフが送れるのです。
グランピングワンポイント
グランピングに必要な持ち物5選
着替えとパジャマ
山の朝夕は涼しいので、羽織物などを用意して調節ができるようにしましょう。パジャマも夏用ではなく、春秋用のものがちょうど良いでしょう。川で遊んだり急に雨が降ったりもしますから、着替えは必ず予備を持ちましょう。
運動靴・サンダル・リュックサック
昼間の山での活動時と、宿泊施設内でリラックスしている時がありますので、運動靴とサンダルの両方があったほうが便利です。また運動靴には、防水スプレーをかけておくと安心です。
山での活動時は両手が使えるリュックサックがベストです。子供にもそれぞれにあると、自分の道具を持つことができ、それもひとつの経験になります。
虫対策、他
虫よけと、虫刺されの薬は必須です。他にも擦り傷などに備えて、消毒や絆創膏も持っていきましょう。テシッシュペーパーやウエットティッシュも、家族で行くのなら量が必要なので、箱で用意しましょう。
本や音楽
好きな雑誌や本、子供には塗り絵などと合わせて、BGMがあるとリラックスできます。
また家族みんなで楽しめるゲームなどがあると、楽しいくつろぎタイムになります。
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嗜好品とおやつ
大人には、好きなお酒やつまみを持っていきましょう。こだわる方はマイグラスも忘れずに。
子供には、果物やおやつなどを用意します。子供も一緒に準備をすれば一層楽しいでしょう。
グランピングの流れ
グランピングを利用するためには、いつ、何を、どんなふうにするのか簡単に流れをご紹介します。
- 予約
- 荷造り
- 出発
- 到着(チェックイン)
- 自遊時間
- 夕食お風呂
- 子供就寝(大人の時間)
- 朝食、出発(チェックアウト)
- 帰宅
予約
家族全員のスケジュールに合わせ、無理のない日程を組みましょう。
予約の際は、急な体調不良などでキャンセルすることも考え、キャンセル料金も確認しておきましょう。
設備に関して、特にアメニティは女性にとって大切になりますから、奥様の要望も確認しておきましょう。
荷造り
リストを作り、出発前の休みの日に大まかに荷造りをしましょう。
そこで足りないものは、前日までに買っておくように家族全員で確認します。この時、旅の間の現地の天気予報を確認し、備えてください。
当日の朝、出発
渋滞を考慮して余裕を持った時間帯で出発しましょう。
当日の子供の体調をチェックし、無理のない選択をしてください。
現地到着(13時~14時)
チェックインを済ませ、部屋の設備・貴重品の管理方法などを確認しましょう。
このくらいの時間に到着すれば、現地の状況(施設、買い物、医療機関)等の確認を余裕でできます。
自由時間
大自然を満喫しよう!
◎ こんな記事もありますので参考にしてみて下さい。
夕食とお風呂(17時~20時)
グランピングの醍醐味です。大いに楽しもう!
子供たちの体調と、明日の予定も確認しておこう。
◎ バーベキューも楽しみましょう
バーベキューの食材!変わり種オススメ・簡単で美味しいベスト7!
子供就寝・大人の時間(21時以降)
カメラやスマホの充電をお忘れなく。
◎ こんな記事も参考にしてみて下さい。
朝食後、チェックアウト(9時ごろ)
忘れ物の確認と記念撮影ができたら、車に異常がないかを確認し、出発。
自由時間の後、帰宅
子供たちは車で寝ているために元気いっぱいかもしれませんが、翌日の予定に合わせて早めに休みましょう。おつかれさまでした。
まとめ
子供が小さい家族・子供は中高生になっている家族、大人の集いなど、年齢に関わらずそれぞれの楽しみ方があるのが大自然の良さです。
アクティブに活動するも良し、リラックスして過ごすも良し、好みに合わせて自分たちらしい自然体験を、さほど苦労なくグランピングという方法で楽しめることがわかりました。
キャンプが大好きな人・キャンプは初めての人、どんな人でも気軽に行って充実した施設で安心して過ごせるグランピング!
きっと、これまでのキャンプとは違う新しい自然の魅力が発見できそうです。