大学生は一般的に時間に余裕があるように思われていますが、1年生は、入学したばかりで右も左もわからず、ようやく余裕ができてきた2年生、3年生は就職活動が始まるし、4年生は卒論、2年生が一番時間に余裕があるのかもしれませんね。
大学生活にも慣れて、夏休みにぽっかり時間が空いてとまどってしまうかも。
しかし、何もすることがないという期間が、これからの人生においてつかの間の貴重な時間だったりします。
私が学生の時は、今の状態が当たり前で、特別な時間を過ごしているとはまったく思いもよらず、ただ、のんべんだらり時間を浪費していました。
今になって振り返れば、もっといろんな事を体験しておけばよかったな~と、思いを巡らすことがあります。
なので、大学生あなたに、今だから出来ることを是非楽しんでいただきたいと思い、この記事を書いています。
人生の、ハッピーな思い出作りの一助にしていただけると幸いです。
夏休みの過ごし方で大学生におすすめの7選
私の考える提案は、ありきたりのものもありますが下記のようなものです。
- 無茶な旅に出掛けよう1 青春18きっぷの旅
- 無茶な旅に出かけよう2 長距離バスの旅
- 自動車免許の取得
- コミックマーケットデビュー
- 大学外の異性の友達を作る。
- 自作パソコンに挑戦
- 趣味に没頭
無茶な旅に出掛けよう1 青春18きっぷの旅
【18きっぷで行く】東京→熊本23時間普通列車の旅
いつ発売が中止になるかと噂されつつ、発売が続いている切符です。
JRの普通列車に一日乗り放題の切符が5枚つづりで発売されている人気の季節限定商品です。
年齢に関係なく購入できますが、年齢を重ねると購入する気持ちが全く湧いてこなくなってしまうんです。
2019年の切符利用期間(発売日)は
夏: 7月20日 ~ 9月10日( 7月1日~ 9月31日)
冬:12月10日 ~ 1月10日(12月1日~12月31日)
普通列車でまる一日、乗り続ける
- 気力
- 体力
- 時間
があるのは、今だけです。
身体がバキボキになっても耐えられる今こそ『青春18きっぷ』を使う時期だと思います。
無茶な旅に出かけよう2 長距離バスの旅
国内最長高速バス「はかた号」の旅2011 天神→新宿プレミアム奮発!のご紹介
大泉洋さんをご存知でしょうか?
若い大泉洋さんがブレイクするきっかけになった『水曜どうでしょう』という北海道の番組があります。
大泉洋さんはじめ、出演者が無茶なことにチャレンジすることを主旨にした番組で、その企画の一つに『長距離バスの旅』がありました。
旅といっても、普通の旅番組のような旅先のグルメや景色を楽しんだり地元の人と触れ合ったりというのではなく
ただひたすらに長距離バスを乗り継いで疲労して弱っていく大泉洋さんら出演者の様子を放映するという番組内容でした。
体力と気力がなければ出来ないことです。
是非、チャレンジしてみてください。(笑)
今は豪華な長距離バスも多いので、水曜どうでしょうの大泉洋さんたちよりは快適な旅が送れるかもしれません(補償はできませんが)。
次は、ベタなものになりますがこれも大事ですよ。
自動車免許の取得
よくある提案ですよね。それでもあえてオススメするのは、
社会人になって仕事をしながら自動車取得するのは時間的に大変だからというのに加えて、お金がすごくかかるからです。
体験談です。(笑)
私は運転免許を取る気はありませんでした。
しかし、人生は思った通りにはいかないものですね。
中年になって取得せざるを得なくて免許をとったのですが、教えられたことがすぐには身に付かないのです。
若い教習生の皆さんが三回転ほど入れ替わったぐらいの期間がかかりました。(汗)
補習の嵐で技能教習を受けましたので、補習料金で万札がパタパタ飛んでいきました。
ちなみに、自覚はあったので最初からAT限定にしたのに、それでもこの始末です。MTにしたら挫折していたに違いないです。
全てを年齢のせいにはできないとはいえ、若かったらここまで補習の嵐に巻き込まれなかっただろうと思います。
コミックマーケットデビュー
アニメが好きでオタク成分の自覚があるなら、隠れオタクとして活動するよりは、堂々とカミングアウト宣言をして、コミケデビューをしてしまいましょう。
コミケは相当体力を必要とするイベントですが、それより、オタク成分の自覚があるのに、オタク成分を封印して中年になると、今更コミケに行く勇気もなくなり、一生モヤモヤとした人生を歩んでいかないといけません。
自由になんでもできる今(学生)のうちに参加して、コミケ耐性と経験値を積み上げておいて下さい。
私がもし学生に戻れたら、必ず行きます。(笑)
◎社会人のやれることってこんな漢字です。
大学外に異性の友達を作る
彼女、彼氏ができたらおめでとうございます!
しかし、付き合いを焦る前に、まず友達としての交流を広げるきっかけを、この夏休みに作ることも大切です。
なぜか?
大学は専門性が高くなるので、同じ学部の男女比が1:1でないことが多いからです。
学部によって、男性が極端に多い学部もあれば女性が大多数の学部もありますよね。
男女比が偏った環境にいると、異性に対する感覚が『変』になってくるものです。
学生生活での男女比の偏りを大学の外へ交流を広げることで矯正することをオススメします。
例えば『街コン』に参加するのも良いでしょう。
学外へ人間関係の交流を広げることは、異性に対する態度が『いびつ』にならないために大事なことです。
私も、もっと積極的に活動していれば、異性に対する耐性もできて、人生が変わっていたのかな?とも思います。
自作パソコンに挑戦
パソコンは持っていますか?
今持っていなくても、卒論を書く4年生になれば、パソコンはどうしても必要になります。
大学では、ノートパソコンを貸与してくれたり学校内にパソコンルームも用意されていたりするようですが、持っていないのであれば、自作パソコンに挑戦しちゃいましょう!
【自作PC】コスパ最強!初心者向け自作【G4560】
タワー型のパソコンを自作するのは、購入するよりとても安く自分のパソコンを持つことができます。
今は、ネットに自作パソコンの作り方の解説ページや、自作パソコンの動画も上がっていますから、ちょっと難易度の高いプラモデルの組み立てと考えて挑戦してみてはどうでしょう?
自作することで、パソコンのハード面も理解できますし、作って無駄になるものでないのでオススメです。
趣味に没頭する
とにかく趣味に没頭するのは、今しかできないことなのです。
私は本を読むのが好きなのですが、一旦読み始めたら最後まで読まないと気が済みません。
しかし、仕事や家族との生活が中心となるなかで、全てを放棄して本に没頭したら、当然ですが日常生活に支障をきたします。
なので、社会人になってからは、恥ずかしいことにほとんど本を読めていません。
仕方ありません、生きていく優先順位があるからです。
これは極端な例ですが、大学の夏休みは、「自分のやりたいことをやりたいだけやれる。」長い人生におけるわずかな短い時間なんです。
それは、迷惑をかける相手がいない時期に、ずっぽりどっぷり、自分の好きなことに没頭できる時間なんです。
夏休みの終盤の過ごし方
大学生になると、講義が開始する前日が夏休みの終わりです。
各個人の科目選択によって夏休みの終了日は異なりますので、自分で管理しなければいけません。
大学が親切に『明日からあなたの取った科目の講義が始まりますよ』と連絡くれるわけではありません。
長くのんびりした後の切り替えは大事です。
講義の始まる日をチェックして、体調を通常モードに戻して講義に出席してくださいね。
おそらく人生で一番、束縛されない期間ですので、オンオフの切り替えを自分でしっかりできる自己管理能力を大学生活で身に着けていくことも大事です。
まとめ
大学での時間が、その後の人生を大きく左右する期間であることは間違いありません。
私の大学時代の友人が『大学時代って人生の中で社会人になる前の猶予期間だと思う』
と言ったのが、今でもとても印象に残っています。
実際、社会人になれば日々の仕事に忙殺されていきますし、責任を背負って生きていかねばなりません。
大学生という身分は、若さと自由を満喫できる期間ですし、その中で長期休暇は講義からも解放された特別な時間です。
「何をやろうかな」
と悩めることが贅沢でもあり、その贅沢な時間は何もしなくても振り返れば充分いい思い出になると思います。
でも、何かをやってみれば、もっと楽しい経験になるかもしれませんし、ある意味生きるためのヒントをつかむ機会に巡り合うかもしれません。
この記事が贅沢な時間を、更に贅沢にするヒントになれば幸いです。