みんなバラバラ、十人十色です。
そして、お会計の時にちらっと見えるお札の向き! きちっと整えてあるお財布はうっとりします。
お金の支払い方、お財布の好みはありますが、社会人として財布の中のお金をどのように持ち、どんな場面でどんなふうに出すのが常識なのか?カッコイイのか?
そしてあるに越したことはないお金!どうしたら金運がアップするのか?
私自身あやふやなので調べてみました。(笑)
金運アップ!財布の中のお札の向きは?
お札の入れ方によって、金運が上がるという話はよく聞きますが 具体的にはどうしたらよいのでしょうか?お札の向きは上?下?
お札の向き
お札の肖像画を上向きに入れるか、下向きに入れるかはどちらが良いということはないようです。いくつかの説をここでは書きます。自分の考えに合ったものを実践してみてください。
上向きが良い
- お札が「上向き」=金運が「上向き」
- 肖像画の頭が上=足をのばしてゆっくりできている=お金がお財布にずっといてくれる
- お札の肖像画の頭からスッと気持ちよく出ていく=気持ちよく帰ってきてくれる(金は天下の回り物というので)
下向きが良い
- 肖像画の頭が下(足が上)=足が宙に浮くので足を使って出ていけない = お金が出しにくい=浪費が少なくなる
- 1万円札の裏面にある鳳凰(画)が飛び去らないように
お札の「向き以外」に、日頃から気をつけること
- 折ってあるお札はNG
- お札を種類別に分ける
- 表裏そして上下をそろえる
- レシートなどを1日の終わりには取り除く
日常のお札の渡し方
お釣りやお金を渡す方法は業種やそのときの状況、各々の考えにもよるので正しい方法は1つではありません。
個人的には、相手に自分の感謝や誠意が伝わるようにするのが良いかと思います。
お店でのお会計(自分がお客のとき)
店員さんが喜んでくれるお金の渡し方
- お札やコインを種類別に並べて出す
- お札を(肖像画が表に来るようにして)店員さんの方に向きを変えて出す
機械での確認をするとはいえ、一目でいくらかわかるよう店員さんを気遣うのは、誠意を感じられます。
お店でのお会計(自分が店員のとき)
私の働いているお店で教えられたこと、私自身が実践していることです。
- 五千円札の下に千円札を置き、お札が相手に見やすいよう(肖像画が表にくるように)に渡す
- お札の枚数が多ければ一緒に確認をしてもらう
- 小銭の場合は渡す前に自分の掌に広げて、相手に確認してもらう
- お札・小銭にともに両手で渡す
◎気をつけてください!こんなこともあります。
>>> お釣りを間違って多くもらったら罪になるの?もしもの時のために!
袋に入れたり、紙に包んで渡す場合
お金を立て替えてもらった。
会費を払うなどの際に同期や後輩なら、お財布からそのまま払うのも良いでしょう。
しかし、目上の人に渡す場合やお車代・心づけなどのときはどうしますか?
大丈夫です!こんなときは、お金を何かに包みましょう!包んでもどうせ捨てる紙なのに!
確かにそうですが「包む」ことで相手へ敬意や感謝があらわされます。
私のような中年のおじさん、おばさんはこういった気遣いに敏感です。
「あいつデキるな!」上司のあなたへの印象が違ってくるかもしれません。
ポチ袋(1万円以下のお金を渡す)
お札を折って渡していいのは、5千円までです! ポチ袋はお年玉のときによく使う袋ですが、表に「お年玉」とは書かれていないものが文房具店や100均に売っています。
お札は、四つ折りは縁起が悪いとされているので三つ折りにします。
封筒(1万円以上のお金を渡す)
もちろん1万円以下のお金でも封筒に入れても構いません。
このとき、お札の向きが封筒の表側になることが大切です。
紙
封筒も祝儀袋もない!そんなときはコピー紙やメモ用紙でも大丈夫です。簡単ですので、覚えておくと色々な場面で使えます。
*コピー紙を使ったお札の包み方・ご祝儀
冠婚葬祭のときのお金の渡し方
社会人になると、ほとんど面識がない相手の冠婚葬祭に出席することもあります。
そのときに渡すお金「ある程度の金が入っていればいいだろう?」「沢山の人が来るのだから、適当でも構わない」そう思っていませんか?
いやいや、式を執り行う側はし~っかり見ています!
なんたって大事な「お金」ですから。誰が、どのくらい、どのように持ってきてくれたのか?他の人と違う?
常識外れ?のものは目立ちます。
名前や会社名なども書いてありますから、こちらは忘れても相手は意外と覚えています。失敗しないためにもここで勉強しておきましょう。
◎レジでのお釣りの渡し方も様々ですよね~
>>> お釣りの渡し方のマナーと、イラッとくる10選!レジ打ち経験者語る
ご祝儀袋の場合
ご祝儀袋を買うと「上包み」と「中袋」または「中包み」が入っています。
- まず「中袋」や「中包み」にお金を入れます
- そして「上包み」で包みます
- 更に「上包み」を袱紗(ふくさ)に入れて会場の受付でお金を渡せば、スマートな大人の出来上がりです!
※上包み:ご祝儀袋の1番外側の包み。水引などが飾られています。
※中袋:お金を入れるための封筒
※中包み:お金を入れるための半紙サイズの紙
※袱紗(ふくさ):上包みに入れたお金を持ち運ぶための袋(包み)
中袋(中包み)へのお札の入れ方
・お札は新札(未使用のお札)またはピン札(使用されているが折り目のないお札)を用意します
・中袋の場合は、上記の封筒へのお金の入れ方と同じです。封筒の表にお札の肖像画がくるように入れます
・中包みの場合も、上記のコピー紙でのお金の渡し方と同じように、お金を入れます
上包みの重ね方・入れ方
上包みの裏側(水引の飾られていない面)の重ね方には要注意です!包みの下の折り返しを上の折り返しに重ねます。
上と下の重ね方が逆だと「不祝儀袋(香典袋)」になってしまいます。私は「運気上向き!」と覚えています。
また中袋(中包み)を上包みに入れるときも、ちょっとしたコツがあります。
香典袋の場合
香典袋も、お金の入れ方・渡し方は祝儀袋と同様です。
- 「中袋」または「中包み」にお金を入れます
- 「上包み」で包みます
- 袱紗に入れて、受付で渡します
中袋(中包み)へのお札の入れ方
・地域や個人の考えで異なる場合もありますが、往々にして新札・ピン札はNGです。理由は、新札を用意していた=不幸を見越していたとなるからです。
しかし、あまりにも汚れたお札や、破れたお札も失礼ですので、少し折り目が入ったようなお札が良いです。
・香典袋の場合、祝儀袋のようにお札の裏表の入れ方は厳密に決まっていないようです。
しかし、お札が複数枚の場合、肖像画のある表もしくは裏、そして上下はそろえます。
上包みの重ね方
上包みの裏側(水引の飾られていない面)の重ね方は、祝儀袋とは逆です。上の折り返しを下の折り返しに重ねます。
御霊前と御仏前の違い
香典袋には「御霊前」と「御仏前」という2種類があります。似ているようですが、これを間違えると失礼に当たりますので気を付けてください。
御霊前:49日前の仏教、またはその他の宗教場合(※真宗の場合は使用不可)
御仏前:49日を過ぎた仏教(宗派不問)
おわりに
「食事の仕方で相手の人となりがわかる」とよく言われますが、同様にお金の払い方でも人となりがわかるのではないかと、日々レジ打ちをしていて思います。
年齢や身なりでは分かりません。温厚そうなキチッとした身なりの人がお金を投げて渡したり、顔も身体もピアスだらけの人がお札の向きから小銭まで丁寧に渡してくれたり。
「小銭がなくてごめんなさいね」なんてひと言も嬉しいものです。
それとレジで会計の際になんとなく目に入るのは、お客さんのお財布の中
ブランド物に無造作にお札が入っていて、お札が可愛そうだな・・・
一方、使いこんでいる財布でも、お札がキレイに並べて出し入れしやすいお財布はウットリします。
さて、そういう私の持っている財布は・・・
さてまずは、財布の中の整理から始めましょうかね。
◎こんな失敗もありました。
お札を洗濯してしまった!そんな一大事の対処方法を私の経験から紹介