20代の時、当時付き合っていた彼氏に別れを告げたところ、ストーカー行為をされたことがありました。怖くなって警察に相談に行ったものの、
そこで、警察以外に頼りになるところはないかと調べてみたところ、ボディガードを雇うという手があることを知りました。
ドラマや映画などのイメージが強く、政治家や芸能人、企業などに雇われていると思われがちなボディガードですが、最近では個人で雇う人も増えているそうです。
各企業や依頼内容によって費用は異なりますが、私が調べたところ、
それほど危険のリスクを伴わない内容であれば、ボディガード1人につき、1時間3,000~4,000円程で雇うことができるようです。
ボディガードを雇うにはどうすればよいのか
日本でのボディガードの現状
ボディガードとは、危険にさらされている人の身辺警護を行うスペシャリストのことです。
日本では、大きく二つのタイプにわけられています。
SP
一つ目は、警視庁に所属する通称『SP』と呼ばれている人達。
主に政府や国賓などの警護を行っています。テレビのニュースなどでよく見かけるので、多くの人はボディガードと聞くと、こちらのイメージが強いかもしれませんね。
民間のボディガード
もう一つは、民間のボディガード。
警備会社などに所属し、依頼者の警護を行います。ボディガードを職業とする為には、都道府県の公安委員会の認定が必要になります。
しかし、警察官ではなく警備員なので、装備品や警護の方法などには色々と制約があるようです。
ボディガードとして働く為に必要な資格というのは特にありません。
ですから、公的機関で働いている人は公務員試験、民間企業の場合は採用試験に合格し、専門の部署に配属されれば、ボディガードになれるわけです。
個人でもボディガードを雇うことができる?
ボディガードというと、身体を守ってくれるというイメージが強いですが、それ以外にもプライバシーや私生活、財産などを守る役割も担っています。
芸能人の私生活を、熱狂的なファンやマスコミから守ったり、高価な物を身につけたり高額なお金を持って外出する人を、窃盗などの犯罪から守るのも、ボディガードの仕事のひとつ。
近年、ストーカー被害が増えたり、物騒な事件などが多い為、企業の社長さんや芸能人に限らず、一般の人達からの依頼も増えているようですよ。
民間のボディガードは個人でも雇うことができるんです。
依頼内容は様々ですが、最近は子供の送り迎えや、高齢者の安全のためにボディガードを雇うことも少なくないようですよ。
ボディガードを雇うにはいくら必要?
ボディガードを雇う為の費用は、各企業や依頼する内容によって異なります。
一般的な相場としては、私が何社か確認したところ、
- 危険度が低い場合には、ボディガード1名につき1時間3,000~4,000円程度
- 危険度が高い場合には、1時間8,000~9,000円程度
ということでした。
依頼を時間制で受付けている企業が多く、依頼者の希望する時間単位で雇うことができるようです。
ボディガードを雇いたい時には、個人向けにサービスを行っているあなたがお住まいの地域の各企業に直接問い合わせて相談してみてください。
ボディガードの訓練、年収
ボディガードはどこでどんな訓練をしている?
ボディガードとして働く為には、どうすれば良いのでしょうか。
未経験者がボディガードとして採用される確率が低いことから、民間企業への就職を考えている人は、事前に身辺警護の専門機関で知識を身につけてから採用試験に臨む人が多いようです。
ボディガードとしての専門的な知識を習得できる『国際ボディガード訓練』というものもあるようですよ。こちらは、AISP日本事務局とIBA日本支部が合同で開催している訓練で、ボディガードとして既に仕事をしている人から初心者まで参加することができます。
基本的な知識を身につけ、無事採用されたとしても、民間企業では、ボディガードとして働く前に、まず警備員としての基本教育や法廷研修などを受講しなければなりません。その後、護身術などの専門知識を学びます。
身辺警護のスペシャリストと言われているボディガードは、対象者を守る為に、その後も日々の訓練が欠かせません。
体力づくりや襲われた時の対処法だけでなく、盗聴器や危険物を見つけ出すというような訓練も行っているんですよ。
いざという時には、身体を張って依頼者を守ってくれるボディガードですが、そのような窮地に陥らないように事前に様々な危険を想定して、その危険をできる限り排除することが必要なので、その為の訓練がとても重要なようです。
年収はどれくらい?
では、命の危険にさらされる可能性もあるボディガードの年収は、どれくらいなのでしょうか。
民間企業の場合、ボディガードを雇う時と同様、こちらも各企業や仕事内容によって様々なようですが、一般的には時給制で、時給3,000~7,000円が相場のようです。
年収は、経験などによっても異なりますが、30代で700万円前後と言われています。
警察庁に所属するSPの場合はどうでしょうか。こちらは、公務員として働いているため、お給料は警察官とほぼ変わらず平均年収は400万円程度ですが、危険度の高い仕事や労働時間が長い場合には、700~800万円の年収になる人もいるようです。
いい動画がありましたのでご紹介します。
【衝撃】ボディガードの過酷な業務と驚愕の年収【衝撃】ボディガードの過酷な業務と驚愕の年収
まとめ
「お金のある人が雇う」と思われがちですが、一般の人からの需要もどんどん増えているボディガード。
最近は、DVやストーカー被害が増えたり、子供を狙った犯罪も増えていますよね。なにかと物騒な現代、身を守る為の手段の一つとして、ボディガードを雇えるということも覚えておいて損はないでしょう。
私の場合は
- 職場を変えたり
- 引っ越しをしたり
したことでストーカー行為もなくなり、実際にボディガードを雇うことはなかったのですが、今は小さな子供を持つ母親として、何かの際には利用することも検討したいと考えています。
場合によっては、費用が高額になる可能性もありますが、大切な命には代えられませんよね。