ボディガードになるには?仕事内容から必要なスキルまで徹底紹介!

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ノリ
若い頃、ボディガードという響きに憧れた男、管理人のノリです。

ボディガードと聞いてパッと思いつく事は、とても良い体格で、ショートヘアーの強そうな外国人を連想しますよね。

以前、私もボディガードに憧れをもったことがあり、日本でのボディガードの仕事はどんな人が何をやっているのか?を、調べたことがあります。

結局、私は諸々の事情でボディガードの職に就くことはできませんでしたが、これからボディガードを目指す人の参考になればと、記事にしてみました。

お暇なら、寄っていって下さい。

ボディガードと一口に言いますが、ボディガードにはSPと民間があります。

記憶に新しいのは木村拓哉さんが出演した「BG~身辺警護人~」が2018年の年明けにスタートしましたね。

その中でもよく会話の中にあった「民間のまるごしの君達に何が出来るんだ」というセリフです。

ここでは、ボディガードになるには何を準備すべきか?ということについてお伝えしたいと思います。

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ボディガードになるには

ボディガードには2種類あり、ザックリ言うと公務員と民間の違いです。

同じボディガードでもこの2つでは大きな違いがあります。

SPになるには?

SP(セキュリティポリス)になる為には、公務員試験を受験し合格する事が大前提です。

まず警察官や皇宮警護官なる必要があり、その後昇進試験を受け各機関に所属します。

その後、警護を行う事が出来る部署に配属され、やっとSPとして勤務できるチャンスが与えられます。

SPの必要条件

  • 身長173㎝以上
  • 柔道または剣道が3段以上
  • 拳銃操法が上級
  • 逮捕術、射的技術、格闘術が優秀
  • 英会話が出来る

などがあり、警察官になれてもSPになれる人はごく一部なのです。

民間のボディガードになるには?

民間企業の場合、募集要項は企業により様々です。

多くの場合、絶対に必要な資格はないので、まずは自分が興味を持っている企業の面接に合格する必要があります。

事前にボディガードになる為に必要であろう資格を取得する事や、日々訓練を重ねることで企業の試験に合格できるチャンスが増えると考えられます。

民間企業に合格した後、警備法により身辺警護・要人警護の訓練機関等で専門の教育訓練を受けなければいけないという決まりもあります。

また、民間企業に応募する前に、ボディガードになるための民間スクールを受講する事も得策です。

実際にボディガードとしての実績がある方が教えてくれる所もあるので、自分だけで独学をするより、スクールに入りリアルな実習を受けた方が良いかと思います。

スクール卒業後は就職率も高く、採用企業からは高評価です。

採用されるために有利なスキル

ここで紹介するスキルは、採用されるために有利かつ、ボディガードを務めるのに当たり持っていた方が良いスキルの紹介です。

  • エスコート技術
  • 特殊運転技術
  • 電子機器に関する知識と対応できスキル(盗聴器・盗撮器・発信機)
  • 危険を回避するための調査能力
  • 爆発物の構造、種類、装置への知識、対処技術
  • 護身術
  • 格闘技や銃器の取り扱い
  • 緊急時の救急法、病気への対応、緊急搬送技術

民間募集資格

  • 一般常識/一般知識/ビジネスマナー/身だしなみ/言葉づかい/礼節/社交性/責任感
  • 運転免許を取得し3年以上経過している事/日々運転をしている事
  • 武道格闘技に精通(現在でも訓練を怠っていない。)
  • 最低限のPCスキル(エクセル・ワード)
  • 英会話能力

公務員募集資格

  • 警察庁皇宮警察本部皇宮護衛官
  • 都道府県警察身辺警戒員
  • 防衛省陸海空警務隊(身辺警護任務がある場合のみ)

ボディガードになるために絶対必要という資格やスキルはありませんが、備えておいたほうが良いものは多種多様です。

これらを備えている人はどこの職場でもやっていけそうな気がしますね。(笑)

武道経験者などは、ボディガードにスカウトされる事もあるので、ボディガードになるきっかけになるかも?

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スキルを取得するための方法、努力すべき事項

ボディガードになるためのスキルを身に付ける訓練機関はたくさんあります。

まずは面接の際、確実に有利となるように、国際ボディガード協会日本支部や日本ボディガード協会などの有料訓練を受ける事が重要です。

その他にも、ボディガードの実績ある方がやっているスクールを受講する事により、実習で実務経験を積む事も出来ますし、座学内容も濃く充実した内容が受けられると言われ人気があります。

また、自分自身で武道格闘技や護身術を学ぶ事も必須となります。

ボディガードを職業にしようと思う場合、独学だけではとても難しいようです。

スクールや訓練を受けるのにもお金がかかり、海外ではこの訓練に200万円~300万円かける事もよくある話なのです。

警備員として実務経験を積むと、その後さらなる資格取得するチャンスもあり、受験する事で自分自身のボディガードとしての仕事に幅を出す事が出来ます。

私自身も、学生の頃から柔道をやっており、その点は有利かと考えた事もあります。

座学で学べる事と、実際に体を動かして自分の力にする事柄とでは、修得して実践できるまでに必要な時間が全く違います。

学生の頃の部活、社会人になってからの習い事をする際にも、格闘技や護身術となる事は積極的に学ぶ事をおすすめします。

ボディガードの仕事とは?実際何をするのか?

SPの仕事内容

SPは、日本の公的機関、警察や自衛隊に所属し、身辺警護や要人警護を行う部署に配属された公務員です。

これらの部署としては皇宮警察や警視庁SPなどがあります。

ここでは、公的機関としての役割(任務)を果たす必要があり、皇族や政府要人、来日海外政府要人、各公的機関幹部など、基本的にオフィシャルな人物の警護に従事することになります。

その業務内容や権限範囲等については、法律などでしっかりと定められており、各ボディガードが勝手に警護業務を行うことはないのです。

民間での仕事の内容

ボディガードの仕事は、依頼人の命、ライフスタイル、社会的イメージ、財産、情報など、広範囲の依頼に応えるのが仕事となります。

警護対象者も、女性や子供を守る事もあれば、有名人を守る事もありますし、ストーカー被害者、DV被害者などもありとても幅広くなるので、知識・経験がとても重要となります。

ですが実際の所、民間企業でのボディガードの仕事はあまり多くなく、私邸、施設警護、一般の警備業務などがメインとなっています。

民間でボディガードになるためには、私邸や施設警護、一般の警備業務を、自ら積極的に希望して行い、キャリア、スキルを身に付け、コツコツ経験を積んでいくほかないのです。

気になる報酬

ボディガードは人の命を守る重大な任務で、勤務体制は休みが不定休、労働する時間帯が依頼者により変動するなど、通常のサラリーマンよりもかなり過酷で、時には自分の命の危険もある仕事です。

そんな大変な仕事ですので、やはり報酬も気になりますよね。

ボディガードの報酬は、所属する組織・国・地域・勤務状況で大きく変動をします。

ボディガードの日本の平均年収は30代で600~800万円と言われています。

この年収は公的機関で働いている人、民間企業で働いている人合わせた平均です。

SP(警視庁警備部)として働く場合は公務員試験を受け、公的機関で勤務しているという事になるので、年齢によって年収は異なりますが、安定はしています。

民間企業のボディガードの場合は企業によってバラバラです。

また、全員が社員として働いているかというと、派遣やアルバイトでボディガードをしている場合もあるので、民間企業の年収は平均年収より下がる場合が多いです。

また、警護の実力を付け、個人でボディガードとして働いている方だと年収1000万円を超える方も実際にいるので、あくまでも平均になります。

やはり経験を積んで実力をつけない事には、一定の年収を稼ぐのは難しい職業ですね。

海外のボディガードの話ですが、特殊部隊で実績・スキルを身に付けた方がとても裕福な著名人に個人で依頼を受け雇用された事で、月の報酬が600万円を超えたという報道されたこともありました。

夢も広がる職業ですが、とても厳しい世界でもあります。

まとめ

ボディガードという響きに、私自身も1度は憧れを持ちました。

ですが、憧れだけでは難しい職業でもあることも現実です。

勤務時間もバラバラ、休みも不定休、給料も不安定、プロになるまでの道のりは時間がかかる、時には命の危険もある職業。

でも、非常にやりがいと充実感を得ることのできる仕事ですね。

中途半端な気持ちでは絶対になれません。

簡単に変わりがきかない仕事であるからこそ、常に向上心を持ち訓練を続ける事が大事な特別な職業です。

SP・民間企業とも、ボディガードになるまでの道のりは違いますが、私個人的には、もっと早く若い時にボディガードの職業を志していたら、今頃ボディガードになれていたのかもしれない!…と思っています。

特に、若い時のやる気に勝るパワーはありません。また、体を使って会得する事や鍛える事には時間がかかります。

ボディガードを仕事にしたいと思っているあなた!

早めに行動する事をおすすめします!

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