私の学生時代からの友人もその一人
真面目で友達思いの落ち着いた女性なのですが、真面目だからこそ、ついつい思ったことをオブラートに包むことなくズバッと言ってしまったり、
話の最中でも、何か気になることがあると、全く関係のないことでも話し始めてしまったりするので、周りはイラッとしてしまうんです。
このままではいけないと思い、なにか良い対処法はないか調べ、実際に試してみたら、なんと効果抜群!
もちろん、友人との関係も依然と変わらず良好のまま。
同じように、一緒にいるとイラッとしてしまう相手との関係を良好に保つ方法はないかと悩んでいる方、参考にしてみてくださいね。
イラッとする人の特徴と、その対処法
イラッとする人ってどんな人?
まずはイラッとする人の特徴について考えてみましょう。
多くの人はどんな人にイラッとしているのでしょうか。主なものをまとめてみました。
【無関心・聞く耳を持たない】
自分の話はたくさんするのに、相手が話し出すと興味がなさそうな態度を取ったり、スマホを見たり、という自分以外の人には無関心という人に、イラッとしてしまいますよね。
【無神経】
深刻な話をしているときに冗談を言うような空気が読めない人や、相手がどう感じるかを考えずに、思ったことをオブラートに包むことなく口に出してしまうような人は、周りをイラッとさせ、「無神経な人」と言われてしまいます。
【ネガティブ】
ため息ばかりで、いつもネガティブ。
どんなに優しく励ましたとしても、愚痴をたくさん聞いてあげたとしても、常にネガティブな発言。
一緒にいると、イラッとするだけでなく、こちらまでどんよりした気持ちになってしまいます。
【お節介】
親切心からかもしれませんが、色々とアドバイスをくれたり、お願いする前に色々とやってくれたり、といういわゆる「お節介さん」も、適度であれば嬉しいものですが、度が過ぎるとイラッとしてしまう原因になります。
口癖にイラッとすることも!
最初はあまり気にならなかったとしても、長時間話をしていたり、何度も会話する機会があったりすると、相手の口癖が気になることがありますよね。
一度気になりだすと、その後は気になって気になって仕方ない、という人も少なくないはず!
その口癖が
- だって
- どうせ
- だけど
- でも
といった相手を否定する言葉だったとしたら、聞かされているほうは、だんだんイライラしてきますよね。
また、
- えー
- まぁ
- えーっと
というような、耳障りな言葉を頻繁に使うことも、相手をイラッとさせてしまうことが多いです。
相手をイラッとさせる人は、大半が無意識
ここまで、イラッとさせる人の特徴について触れてきましたが
これらにあてはまる周りをイラッとさせてしまう人の大半は、そのことに気づいていません。
私自身、自分では全く気付いていなかったのですが、学生だった頃に、自分が得た情報を母親に話す際に「○○ってわかる?」と切り出す癖がありました。
ある日、いつもと同じように、その切り出し方をしたところ、母に「イラッとするから、その言い方やめなさい!」と叱られたんです。
なにがいけないのか、その時は理解できなかったのですが、どうやら「どうせ知らないでしょう?」という上から目線の言葉のように聞こえてイラッとしたようなのです。
このように、本人には全く悪気はないのに、相手はイラッとしてしまうとか、ある人は全く気にならないけれど、同じ言葉でも別の人にはイラッとされてしまったという経験、誰でも一度や二度はあるのではないでしょうか。
自分自身で相手をイラッとさせてしまったことに気づくことができれば、その後は気をつけるよう心掛けることができますよね。
しかし、気づかないうちは、ずっとそのまま…。
では、
相手をイラッとさせていることに気づいていない人には、どのように対処すればよいのでしょうか。
イラッとする人への対処法
あの人のこの言動、どうしてもイラッとしてしまう!そんな時の対処法をシーン別にいくつかご紹介します。
【無神経な発言にイラッとしたら…】
イラッとしても、まずは深呼吸!
多くの場合、相手は『傷つけている』という自覚がないので、ムッとした態度を取っても理解してもらえません。
だからといって、伝えないままではいつまでも相手はわかってくれないので、
「その言い方傷つくよ~」とか、「もう少し優しい言葉で言ってくれればいいのに~」など、
自分の気持ちをやんわりと伝えてみると良いでしょう。
【口癖にイラッとしたら…】
正直に、『口癖』になっている言葉を教えてあげるとよいかもしれません。
指摘されることで、本人も自分の口癖に気づけます。
気づくことは、直すための第一歩。
その相手との信頼関係があるのであれば、その後は口癖が出る度に指摘してあげるというのもオススメですが、あまり頻繁に指摘しすぎると、気まずくなる可能性もあるので、注意しましょう。
【無関心でイラッとしたら…】
自分の話はよくするのに、人の話には興味をしめさないという無関心な人には、話を始める前に、
大切な話をすることや、聞いてほしい話があるということを、きちんと伝えてみましょう。
スマホばかり見ている人なら、「今日はスマホ禁止で話を聞いて」と伝えてみるのも良いかもしれません。
いつもと違う態度をみせることで、話を聞いてくれる確率は高くなるでしょう。
もし、それで話を聞いてくれるようであれば、聞いてくれて嬉しかったことや、もっと自分の話にも耳を傾けてほしいことなども伝えておきましょう。
次からは、ちゃんと話を聞いてくれることもあります。
こんな対処法を紹介した動画もありましたよ。
嫌な人・イライラする人への対処法
そもそも、なぜイラッとするの?
イラッとする理由と、その心理
同じ言動でも、イラッとする時としない時ってありませんか?これには、どうやら自分の精神状態が影響しているようなんです。
気持ちに余裕のある時には、それほど気にならなかったことでも、ストレスが溜まっていたり、忙しくて時間がなかったりといった余裕のない時には、些細な事でも気になってイライラしてしまうというのです。
もちろん、いつ見聞きしても、この言動だけは許せない!ということもあるでしょう。
これは、“その言動が自分のルールに反しているものだから”なんだそうですよ。
『時間に遅れないようにするのは当たり前』と考えている人は、遅刻ばかりしてくる人や遅刻しても気にしない人に対してはイラッ!
『人の悪口は言わない』と決めている人が、悪口を言っている人を見るとイラッ!
心当たりはありませんか?
ルールや価値観は人それぞれ
人には、自分の中で無意識のうちに決めたルールがあります。
そのルールというのは、人それぞれ。
育った環境や考え方というのは、人によって異なります。それと同じように、自分の中でのルールや価値観といったものも異なるのです。
私の中では当たり前のことでも、あなたの中ではルール違反ということも珍しくはないというわけです。
相手にイラッとするということは、自分のルールに反することではありますが、相手の中では当たり前のことなのかもしれません。
誰かの言動にイラッとした際、まずは自分のルールが全てではないということを忘れないようにしましょう。
相手の考え方やルールを理解することで、イライラが少しは解消されるかもしれませんよ。
イラッとした時のストレス解消法
とはいえ、どんなに心の広い人でも、イラッとしてしまうこともあります。
イラッとすると、疲れるしストレスも溜まります。
そんな時にオススメのストレス解消法をご紹介しますね。
《美味しいものを食べる》
疲れた時やストレスが溜まっているときには、美味しいものや好きなものを食べるのが一番!
美味しいものを食べると、笑顔になりますよね。お腹がいっぱいになると、イライラも軽減されますよ。
《運動をする》
体を動かすこともストレス解消には最適です。試しに、好きな音楽を聴きながら、ウォーキングやジョギングをしてみてください。
運動が苦手なら、ストレッチだけでも構いません。心身ともにリフレッシュできますよ。
《自然と触れ合う》
近くに海や川、山といった自然豊かな場所があるのであれば、出かけてみましょう。
何もせずボーッとしているだけで、気持ちが楽になります。
時間がなかったり、遠出が難しかったりするのであれば、近くの公園でもOKですよ。
《お風呂に入る》
ストレス解消に、長風呂もオススメです。
好きな雑誌を持ち込んだり、音楽を聴いたりしながら、時間を気にせずゆっくり入るだけで、スッキリしますよ。
まとめ
日々の生活の中で、イラッとしてしまうことは、誰にでもあることです。
しかし、イラッとする回数が多いと、自分自身が疲れてしまう原因にもなります。
私の場合は、冒頭でお話しした友人に、「その言い方傷つく」ということと、「話の途中で話題を変えるのはよくない」ということを正直に話してみたところ、
やはり自分では気づいていなかったようで、その後は気をつけてくれるようになり、周りがイラッとすることもなくなりました。
あなたも、記事の中でご紹介した対処法を試したり、自分自身の考え方を変えてみたりすることで、『イラッ!』の回数が少しは減るかもしれませんよ。(笑)