よもぎ餅を食べる時期が来ると、春が来たなぁ、ひな祭りの時期かぁ、と思いますね。
そんな季節を感じられるよもぎ餅ですが、同じ食べ方ばかりしていると、飽きてしまいますよね。
季節の食べ物でもあるので、貰う時期と作る時期がかぶることもしばしば…
そんな時、どうしようかな~ と、悩んでいました。
今回、そんな事を思い、
- 美味しいよもぎ餅を飽きずにもっと美味しく食べるアレンジ方法や
- 大量にもらった時の保存方法などを
私なりに調べたり考えてみましたのでよろしければ参考にしてみて下さい。
よもぎ餅の美味しい食べ方ベスト7
堂々の1位!!!
よもぎの風味と、みたらしの甘さが絶妙で、「日本に生まれてよかった~」と思えるひとときを私に与えてくれます。
NO.1 みたらしよもぎ団子
お団子屋さんで見かける事もありますよね。
お家でも簡単に作れるので、是非普通のよもぎ餅に飽きた時に作ってみて下さい。
【作り方】
まず、タレですが
- 醤油
- 片栗粉
- 甜菜糖(てんさいとう)
- 水
を混ぜ合わせてタレは完成です。
甜菜糖を使うことで、甘すぎない上品な甘さのよもぎ団子が出来ます。
甘すぎて、よもぎの味や香りが無くなる事がない、料理の邪魔をしない甜菜糖がおすすめです。
※甜菜糖(てんさいとう)とは、砂糖大根(甜菜)から抽出した砂糖で無菌性、高純度という特徴があってサトウキビ(甘蔗)から作られた砂糖より、まろやかさが特徴です。
第2位は、よもぎ餅がバランスの良い「おかず」になっちゃいました。
NO.2 よもぎ餅入り巾着煮
普通のお餅で巾着煮を作る方もいると思いますが、こちらはよもぎ餅バージョンです。
こちらのメニューを作る時は、餡(あん)が入っていないよもぎ餅がおすすめです。
よもぎ餅と、だしの相性がとてもよく、よもぎの風味もしっかり残ります。
たくさんの野菜を一緒に煮込み、バランスの良いおかずに変身です。
焼くと香ばしい仕上がりに・・・ これが、また上手いんだな~
NO.3 焼いたよもぎ餅に砂糖醤油をつける
定番と言えば定番です!(笑)
普通のお餅を食べる時も、砂糖醤油で食べる方は多いかと思います。
砂糖醤油はよもぎ餅とも相性抜群なのです。
普通の砂糖を使っても、もちろん美味しいのですが、砂糖を黒糖に変える事で、黒糖の独特な風味と、まろやかな甘みが、よもぎ餅とばっちりな相性です。
黒糖は、100%純黒砂糖を選ぶ事をおすすめします。
黒砂糖は、栄養価がとても高い砂糖になっているので、子供にもおすすめですよ。
NO.4 よもぎ餅のミルクぜんざい
あずきとよもぎ餅と牛乳を全部一緒にレンジでちん。
とても簡単に出来るのですが、牛乳の甘味とよもぎ餅の苦みが相性抜群です。
よもぎ餅自体がとても栄養があるので、ぜひ小さな子供にも食べてもらいたい!
と思うのですが、子供だと嫌いな子が多いのも事実…ですが、これは食べます。(笑)
是非お子様がいる家庭におすすめです。
NO.5 焼いたよもぎ餅にメイプルシロップをかける
中に餡が入っていても、いなくても、美味しく食べられる方法です。
砂糖とは違い、とてもさっぱりシンプルな甘さで、コーヒーに合う洋風のお菓子になります。
天然甘味料で有名なメイプルシロップは、風味が豊かで、よもぎの香りと相性抜群です。
NO.6 よもぎ餅もきな粉まぶし
定番!ではありますが、やっぱり絶品。
黒ゴマ黒豆きな粉+砂糖+塩を混ぜます。
よもぎ餅は、熱湯にくぐらし、柔らかくし、きな粉をまぶします。
きな粉をまぶした後に、はちみつ+ゴマをかけて出来上がりです。
たまには果物もいかがですか
NO.7 餡入りよもぎ餅にチーズをプラス!
よもぎ餅の餡とチーズの相性が絶妙です。
スライスチーズで、よもぎ餅をくるんでもOK。ピザ用チーズを散らし焼いてもOK。
甘味と塩味でとてもバランスが取れた味になります。
普通のきな粉でももちろん大丈夫です。
黒豆や黒ゴマは体にもとても良く、アンチエイジングや疲れた目にも効果的。
是非、15時のおやつにいかがですか?
おまけ情報
よもぎ餅の簡単な作り方
よもぎ餅を作るのにいろいろな簡単な方法がありますが、
ここにご紹介する作り方も本当に簡単で子供にも出来ます。是非試してみて下さいね。
【材料】
- もち粉200g
- 砂糖 大さじ2
- 水 260ml
- 下処理したよもぎ 50~100g
- 片栗粉(餅とり用) 適量
- 餡(市販のもの) 適量
【作り方】
- 餡を50g位ごとに丸めておきます。
- ボールにもち米・砂糖を入れ混ぜる→水も加え、木べらでよく混ぜます。 ※ボールはレンジ対応のものを使って下さい。
- ラップをし、600Wのレンジで2分加熱、木べらで混ぜる→これを3回繰り返します。
- バットに片栗粉を多めに敷き入れ、餡を片栗粉の上に取り出します。
- 餅を適当な大きさにちぎり、餡を包むように丸めていきます。
- 冷めたら1つずつラップに包んで完成。翌日も美味しく食べられますよ!
とっても簡単に作れるので、是非チャレンジして下さいね。
保存方法
大量に作ってしまった時や、もらった時など一度には食べきれないので、保存をしておきたいなぁ、と思った時には「冷凍保存」です。
1番簡単に時間もかからず保存する方法です。
冷凍するほど、数が残っていない場合は冷蔵保存でもちろん大丈夫です。
冷蔵保存でも約5日は日持ちしますが、よもぎ餅の色鮮やかな感じや、よもぎの独特の香りが劣化する事もあるので、冷蔵保存の場合は早めに食べる事をおすすめします。
冷凍保存をする場合は、よもぎ餅を一つずつラップで包み、密閉容器に入れ保存をします。
こうする事で、3か月ほど、鮮度を維持する事が出来ますよ。
冷凍保存した後は
- 自然解凍
- 蒸す(モチモチします)
- 焼く(表面をカリッと)
この方法は、餅全般に言えるので、是非冷凍保存した時に試してみて下さい。
こんな食べ方も最高ですね。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
よもぎ餅には、餡(あん)入りかそうでないかの2種類が主流となっています。
よもぎ餅は3月3日の桃の節句でもある、ひな祭りの日に食べるのが有名であり、よもぎ餅を食べると、春を感じる事が出来ると言われている食べ物です。
よもぎ餅はとても栄養価が高い食べ物です。
よもぎは別名「ハーブの女王」とも呼ばれています。
よもぎには食物繊維がとてもたくさん含まれており、便秘や痔、ダイエットなどにとても効果があり、さらには貧血予防の効果も実証済み、多くの体に良い成分が入っている食材なのです。
そしてよもぎは魔除けの効果もあると言われており、よもぎ餅を食べると寿命が延びるという考えもある食べ物でもあります。
魔除けの由来もあるのですが、もう一つ女性に知って欲しい由来があります。
「子孫繁栄」という由来もあるのです。この由来は、よもぎがとても生命力が強い草であり、除草剤にも負けない強さを持っています。
根から完璧に取り除かないと、ずっと葉は育ち続けます。
その為「子孫繁栄」の意味を込め、3月3日の女の子日に食べられるようになったと言われています。
是非ご家庭でも、よもぎ餅を作り、たくさんアレンジしてよもぎ餅を食べてみて下さいね。