魚嫌いを克服した子供は今や幼稚園ヒーローに!

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最近のスーパーの鮮魚コーナーで気づくことはありませんか?

それは、

「骨抜き」にされたお魚を目にすることが多いこと。

「骨抜き」のお魚に慣れてしまい、骨のあるお魚に苦手意識を持つ子もいます。

それでなくても、魚よりもお肉のほうが口にする機会の多い現代。

だからといって、お肉ばかりにするわけにもいきませんし、大人になってから「魚嫌いだから食べない」というわけにもいきません。

お魚には、たくさんの栄養があります。

うちの子も魚より肉が好きで、あまり魚に興味がなかったのですが、なんとか食べさせたいと試行錯誤!

自分から食べるようになってくれましたので、同じような悩みをお持ちのお母さん(お父さん)にお伝えしたいと思います。

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魚を子供に食べさせるコツ(レシピ編)

まず、子供たちはお魚の何が嫌なのかを知ることが大事です。

「骨が嫌い」「目が怖い」「うろこが気持ち悪い」「匂いが嫌」など

嫌いになる原因を上げると、きりがないかも(お魚さんごめんね☆)そんな苦手な部分をカバーする調理方法5つをご紹介☆

  • 骨まで軟らかく煮込む!
  • 子供の大好きな揚げ物でごまかす!
  • 焼き魚は香ばしく!
  • 臭みを取ることを忘れずに!
  • 味付けを工夫する!

骨まで軟らかく煮込む!

小骨の多い魚は煮込むと食べやすくなりますよね。カルシウムもとれますし、一番お手軽な方法になります。

私はよく梅煮や生姜煮を作りますが、丸ごといける!というのがやはり食べやすさの面では最高です。また、コーラなどを使って煮込むと、甘みもましておいしいですよ!

圧力なべがあると百人力ですが、普通のお鍋やフライパンでも時間をじっくりかけて煮込むと骨まで軟らかく食べることができますよ。

また、洋風にトマト煮などにしても良いですね。ですがトマトで煮ると少し匂いが出ますので、チーズやバジルなどをつかって匂い対策をしましょう☆

子供の大好きな揚げ物でごまかす!

子供はコロッケや、から揚げが大好きですよね。

衣に包むと、中身が見えなくなるうえに歯ごたえが良くなるので、ぺろりと食べてくれます。

フライだとアジやイワシ、エビなどが多いですね。パン粉ではなく片栗粉で揚げてもおいしいです。サバやサンマなどを片栗粉で焼き揚げたものに南蛮漬けのタレをかけると食べやすいのでお勧め!

また、シソや梅肉、チーズなどを魚で包んで揚げたりするのもびっくり玉みたいで楽しいです。

「またこれ作って!」と言われること請け合い♪

周りにつける衣は、パン粉でなくても良いんです。

しけってしまったお煎餅を砕いたものや、変わりどころではそうめんを砕いたものなども歯ごたえが変わるので是非お試しください!

焼き魚は香ばしく!

焼き魚をするときは、皮までパリパリに香ばしく焼くと、お菓子感覚で食べてくれたりします。

お魚は皮の付近に栄養が豊富ですから、是非皮ごと食べさせてあげたいですね。

また、焼くときにフライパンにクッキングペーパーを敷き、中火でじっくり焼くと、魚の脂も出てきますし、パリッと揚げ焼いたようになります。

油を使わず調理できますし、焼いたあとそのままクッキングペーパーを捨てれば、洗いものも簡単で良いので、一石二鳥ですよ♪

臭みを取ることを忘れずに!

魚のにおいは、時に食欲増進にもなりますが、子供にとっては「生臭い」というイメージしかないかもしれません。

特に煮付けたりするときは生臭さが際立つので、湯引きをしたり、しょうがなどで匂いを消したりする必要があります。

また、レモンやバジルなどをつかって匂いを消すのも、食欲をそそられていいと思います☆

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味付けを工夫する!

一番簡単で、子供におすすめなのは「照り焼き味」です!

砂糖、しょうゆとみりんを1:1:1で味付けするだけですし、どの調理方法でも使えます♪

それからお手軽なのが、カレー粉をまぶすだけの「カレー味」カレーも子供に大人気のメニューですね♪

マヨネーズとしょうゆ、バターとしょうゆなども子供の好きな味になりますよ♪

私が好きなのは、「しょうがポン酢」味です。焼いたもの、揚げたものなどをポン酢としょうがを混ぜた液にくぐらせるだけです。

夏場なんかはスキッとしますし、くぐらせたあとに大葉を刻んだものを乗せるとまたおいしくなります♪

魚を子供に食べてもらう方法(食べさせ方編)

お魚が嫌いな子供に「お魚食べなさい」と言っても、頑なに拒否されては無理やり食べさせるわけにもいかないですよね。

無理して食べさせると後の反動が怖いです。そういう時は無理強いをせず、子供たちが「食べたい!」と思えるような工夫をすることが最善でしょう。

大人が食べてみせる

とはいえ、「お魚嫌いと言っているし、どう工夫しても魚は魚だし…」と思います。多分あなたにも経験があると思いますが、「大人が食べて『おいしいよ』と見本を見せる」こと。

それだけでは子供のお魚嫌いを打破できません(笑)

お話をしてあげる

年齢にもよりますが、自己主張の激しくなってきた2歳ごろからのお子さんでしたら、お話を交えてしてあげるのが効果を発揮します。

我が家では

  • 「お魚さんはね、大きな海で泳いでいたんだよ
  • でもね、○○ちゃんに食べて欲しいよーって言って、ウチに来たんだ。
  • お魚さんを食べると、○○ちゃんの体を丈夫にしてくれたり、病気から守ってくれるんだよ。
  • だから、大事にお魚さん食べてみようか?」

と話しました。

最初は1口2口でしたが、今ではめざしの頭までかじるほど魚好きに!

水族館に行くと「あのお魚も食べて欲しいよーって来るの?」と聞かれます。物語テイストにして子供にわかりやすく説明すると、興味をもって魚を食べてくれます。

見た目を可愛く

それから、見た目をかわいくしてみるという手段もあります。

「魚料理をかわいくって…?」と思うかもしれませんが

  • 作品のようにかまぼこで目を作ってかわいらしく飾りつけ
  • やわらかくしたにんじんをお花の形に
  • 水槽の中を想像させるようにお皿に並べたり
  • 大根おろしで猫を形作ってみる。

などのちょっとした労力で子供は目を輝かせることもあります。

あとは、

  • 調理したお魚を小さくカットして、焼き海苔などで数字や模様を乗せてみたり、
  • 甘辛い味付けであればピンクの桜でんぶを振りかけてみたり

するのもアイデアです。

楽しくする

一番大事なのは「楽しく食べる」ということ!お魚に慣れてくると、少々苦くても食べられるようになります。

とっかかりが大事なので、まずは「お魚は楽しい」と思ってもらえるようにいろいろ工夫してみましょう!

番外編 魚嫌いのご主人に食べてもらう方法

さて、やっかいなのがご主人のお魚嫌いですね(笑)

大人になると、好き嫌いがはっきりしてくる上に、食べなくてもいいという思考が強くなります。ですが、子供に「食べなさい」と言っているのにお父さんが食べない、なんて…子供にとったら理不尽ですよね(笑)

協力を得られるように(原因を探る)

そこでまずは、ご主人にも子供の教育のために協力してくれるように話しましょう。そして、何が魚嫌いの原因なのかを探ってみてくださいね。

子供たちのキライな理由と同じものであれば対処方法は同じようなものになりますが、もし過去にトラウマがある場合(生魚であたったとか小骨が刺さった等)は、

  • よく火を通したものを出し
  • 骨の少ない魚にする
  • 骨まで煮る

などです。

「大人なのにそこまでするの?」と思うかもしれませんが、子供と同様おいしく楽しく食事をするのが一番ですので、まずはトラウマを解消することが先決です。

味付けの工夫

そして、ご主人の味の好みなども理解されていると思いますので、その味に近くなるよう味付けをしてみることも必要です。

また、お酒を飲まれるご主人であれば、おつまみとしてお魚を出すようにしてみましょう。

シシャモや小アジをから揚げにしたり、畳シラスを焼いてみたり

お刺身をてんぷらにしてみるのも意外とおいしいですよ。

お肉のコレステロールを気にするよりも、低カロリーのお魚のタンパク質を摂取するほうが、健康のためにも良いのです。

お父さんには長生きして頑張ってもらわなければなりませんから、ちょっと手間はかかるかもしれませんが腕の見せ所です!

まとめ

いかがでしたか?

お魚は種類がたくさんあり、私もまだ調理したことのない魚もたくさんあります。

頻繁に使うような定番のお魚は、ちょっとした工夫を加えることでガラリと印象が変わります。

ちなみに、我が家の食卓には、2日に1回はお魚が出ます。もちろん、子供たちはお魚よりお肉が好きです(笑)

ですが、お魚が出ても、味付けや盛り付けで食事中は大いに盛り上がってくれるので、作っている方も「よしよし」と思えますし、次も頑張ろうと思えます。

お魚も、遠い海から連れてこられて食卓に上がったのに、「食べない!」と言われてしまってはかわいそうです(笑)

まずは週に1日、「お魚の日」をこっそり決めて、少しずつお魚嫌いを克服していきましょう♪

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