最近の若い人たちのことを、あまり気分の良くない表現をする人たちがいるので、若者にエールを送りたい気持ちでこの記事を書きました。
生まれた場所や、時代を自分で選ぶことはできません。でも生まれてきたらこの時代だった…!自分は何も悪くないのに、~世代とか位置づけられて決めつけで物を言われたり
周りから「あーやっぱりね」なんてちょっとひねくれた反応をされたり…「ゆとり世代」なんていうのはその骨頂とも言えたかもしれませんね。
そしてここ最近よく耳にするのは「ミレニアル世代」という言葉です。「ミレニアム」とはそもそも1000年1世紀のことです。
「ム」が「ル」になると、「千年紀」という形容詞になるのです。 では、「ミレニアル世代」とはどういう意味なのでしょうか?そしてその特徴とは?少し掘り下げて調べてみました!
ミレニアル世代とはどんな人達?
そもそも、ミレニアル世代、とはどのような人のことを言うのでしょうか?
ミレニアル世代とは、2000年代に成人、または社会人になる人のことで、1980年代から2000年初頭までに生まれてきた人のことを言います。
デジタルネイティブ世代で、幼いころからデジタル機器やインターネットに接する機会が多く
SNSなどでのつながりを大事にする傾向があります。
金融危機などの厳しい社会情勢の中で育ったことから、過去の世代とはちょっと違った価値観・職業観を持っているようです。
世界的にはミレニアル世代の割合は多く、「社会の在り方を変えていく世代」として注目されており、米国では今後の消費の中心になると予測されていますが、日本では少子高齢化の影響でその割合は少なめ。
米国のミレニアル世代はアグレッシブで洗練されたイメージですが、日本では団塊世代の遺物である巨額債務を押し付けられるかわいそうな世代ともいえ、あきらめムードがあります。
「さとり世代」とも言われるのもそのためのようです。
社会人となったミレニアル世代は、成功するより生活重視の傾向があり、親世代よりも豊かになれない初めての世代だそう。。。
ミレニアル世代の人たちは、消費傾向にも特徴があります。「所有する」ということより「シェアをする」という方法を好みます。
家や車を持つことがステータスだった一昔前の世代とは違い、特別な時間や場所を仲間と共有したりすることに価値を見出し、そういった部分に浪費する傾向があります。
また、フリーランスを好んだり、正規雇用を望む割合も世界的にみると低めです。自由を望む傾向があるようですね。経済状況や社会的なものに期待する割合も低く、悲観的な人が多いのが特徴のよう。
これも団塊世代の負債と言っても過言ではないかもしれません。
年金や税金の問題でも、負担を強いられるのはこうしたミレニアル世代であることは明白ですからこれからの日本を背負っていく彼らは被害者といっていいでしょう。
そして、わからないことはネットで簡単に調べることができるので、知識は豊富です。経験はなくとも、知識だけはある!といった自信も持つようです。それが故に、自己顕示欲が強くなるところがあるので、悪気はないけれど上司とぶつかったりすることも。
そうすると「これだからミレニアル世代は・・・」とか言われてしまうのですね。
ミレニアル世代の優れたところ
ですが、悪い所ばかりではありません!
ミレニアル世代の良い所を知って、堂々と生きていきましょう!
ミレニアル世代の人は、その柔軟性から「ワークライフのバランス」や「健康・幸福度」にいい影響を与えると考えられています。
また、SNSなどによる人とのコミュニケーションを大事にする点や、彼らが持つ新しい価値観が社会的にこれからの日本を変えていくという希望にもなっています。
時代を変えていくのは新しい世代の人たちであることは、今までの歴史の中でも知られていますがこれからの日本を担っていくのはまさにミレニアル世代です!
コミュニケーション力と柔軟性は想像力につながりますし、新たなものを世に出していくきっかけにもなると思います。
新時代を作っていく新世代「ミレニアル世代」
もっと胸を張りましょう!
最後に
いかがでしたか?
自分がまさにミレニアル世代だ!というあなた!
新時代の新世代という自覚を持って、ミレニアル世代であることを嫌がらないでください!
もし「だからミレニアル世代は」と揶揄されることがあっても、悪いところだけでなく、良い所も見てもらえるようにしっかりと自分の中でも理解して行動しましょう!
これからの国を支えていくのはあなた達です!応援してます。