カメムシが洗濯物につかないようにする対策はこれ!

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主婦ライターの洋子です。

私、カメムシは田舎に生息している虫!と思っていました。

というのも、私は「どちらかと言えば都会」というくらいの立地のマンションに住んでいて、最近までカメムシのことはあまり知りませんでした。

でもある日、洗濯物についていた小さな虫が、ふとした瞬間にとても嫌な匂いを発したので驚いて主人を呼んでみると、「それはカメムシだよ」と教えてくれました。

あまりにも強烈な印象でしたので二度と同じような経験はしたくない! と思い調べてみました。

調べてみると、対策をすればカメムシは洗濯物につかなくなることがわかりました。

いろいろと効果のありそうな策を試してみて、効果のあった方法をご紹介したいと思います。

カメムシに困っている!という、あなたの参考にしていただければと記事にしました。

端的に言うとこんなことです。

  • 嫌いな匂いを置いておく
  • ハーブを育てて寄せ付けない
  • 洗濯物を取り込む時間を遅くする

どれも簡単な方法ですぐに効果が表れます。

詳しいことは次章から説明しますね。

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カメムシを洗濯物に引き寄せない方法

木酸酢(もくさくえき)を置いておく

炭が燃えた時の蒸気を冷やして液化したもので、家庭菜園用に販売されている天然の虫よけ剤です。10倍以上に薄めて置いておくだけでその効果があります。ただその匂いは独特なので、苦手な方もいるかもしれません。

アロマ水を撒く

レモングラス・ハッカ・ユーカリなどの匂いもカメムシは嫌います。これらの匂いは好きな方も多いと思いますので使いやすいと思います。ハーブの精油をドラッグストアやホームセンターで購入し、アロマ水を作ります。

作り方は簡単

  • 無水エタノール10ml
  • 精製水40ml
  • 精油を10~20滴

を入れてできあがり。あとは物干し場周辺にスプレーします。窓の周りにもスプレーすることで室内への侵入も防げます。

手軽にできる対策ですがカメムシが慣れてしまうとその効果が薄れることもあるので、木酢液の方が確実ではあります。

香りのよい洗剤や柔軟剤を控える。

最近はフローラルな香りが付いた製品に人気がありますが、この匂いにカメムシが寄ってきてしまいます。わざわざおびき寄せることになっていたとは、知りませんでしたね。

香り付きを好む方ならシトラス系にしましょう。そして他にも匂い対策をするならば、匂いが混ざらないように香りが付いていない製品を選ぶ方がよいです。

家庭菜園に控えるもの

  • 三つ葉
  • パセリ
  • 明日葉
  • ニンジン

は控える。

これらの野菜がカメムシは大好きです。これも、エサをあげておびき寄せていることになってしまうため、育てるなら家の建物から離れた場所にしましょう。

家庭菜園にミントやニームを育てる

先の野菜とは逆に、カメムシが嫌う匂いがミントやニームです。鉢植えで育てながら置いておくとカメムシだけでなく、ニームはなんと200種類以上の虫を寄せ付けない効果があります。アロマ水のように匂いが消えてしまうことがなく、育てている間は匂いの効果が持続するのがいいですね。

洗濯物を夕方の遅い時間に取り込む

日が暮れて暗くなると、明るさを求めてカメムシは洗濯物から離れていきます。

なので部屋の電気を消して洗濯物の周辺を暗くして、しばらく経過してから取り込むのも効果的です。

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カメムシが洗濯物に着く理由

明るいものが好き

お天気が良いと白っぽい生地や光沢のある素材は日光が反射して明るくなり、その明るさを好んで集まってきます。また紫外線を反射しやすい青や紫も好みます。

温かいところが好き

日当たりが良くてポカポカと温かい場所を好みます。また家の中が温かいことに気づくと2ミリの隙間があれば侵入できてしまうので、窓の隙間にも要注意です。

匂いに寄ってくる

洗濯物の匂いだけでなく、家の近くにみかんやモモなどの果樹があると寄ってきます。それらを取り除くことはできませんが、代わりに嫌いな匂いを置いて、自宅の物干し場付近だけは寄せ付けないようにすることはできます。

10月~11月に増える

春から夏にかけては雑草地で暮らすカメムシは、最低気温が15度を下回る10~11月になると冬越えのために立木に移動します。その途中に温かい住宅があると寄ってくるのです。

もし洗濯物についていることに気づかずにそのまま衣類を収納してしまったら・・・怖いですね。この時期は特に、取り込むときには洗濯物の表も裏もよくチェックしましょう。

カメムシが洗濯物についた時の対策はこれ!

絶対に刺激を与えない。

カメムシは外敵から身を守る手段として悪臭を発します。なので絶対に刺激を加えてはいけません。

逃がす方法

紙を使って

洗濯物とカメムシの足の間に紙を、優しく滑らせるように入れると、カメムシが紙に乗って刺激を与えずに逃がすことができます。カメムシの頭からとお尻の両方から紙を入れるとより確実です。

瓶を使って

口の広い瓶をカメムシに被せ、ひっくり返して洗濯物を上にして、さらにずらしていくと、カメムシが振り落とされて瓶の底に落ちます。それをそっと外に逃がします。これも刺激を与えないないようにゆっくりとやるのがコツです。

殺す方法

瓶を使って

先の瓶に落とす方法で、瓶の中に漂白剤を入れておくとカメムシを退治できます。予め洗濯物をひっくり返してカメムシが天井にとまっている状態にして、瓶に洗濯物を被せてゆっくりとずらしていってください。

撃退スプレー「カメムシコロリ」を使う

「カメムシコロリ」という撃退スプレーはとても良く効きます。殺虫成分が入っていなくて速乾性もあるので、洗濯物にスプレーしても安心です。

まとめ

カメムシはそのすべてを駆除することはできませんが、条件が合えば大量発生し、合わなければ全くいないものです。

これからの季節はカメムシが最も活動する時期ですから、その前に大量発生させない対策をしておきましょう。

カメムシ対策として手っ取り早いのは洗濯物を室内に干すことですが、やっぱりお天気の良い日は太陽の日差しをたっぷり浴びてカラッと乾燥させたいですよね。

太陽の匂いはいいものです。自宅の周りに正しい対策をすれば、今年はあの臭い匂いとはサヨナラです。

そしてハーブの香りがする爽やかな家で快適に過ごしましょう。

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