我が家の衣替えのやり方は、春と秋にちょこっと入れ替えるだけの簡単衣替えで済ませています。
独身時代は、部屋の模様替えがストレス解消法のひとつだったので、暇さえあれば時間をかけて衣替えをしたり、収納を見直したりしていたのですが、結婚して子供が産まれてからは、なかなか時間をかけている余裕がなく、時短を研究する毎日!
時間がかかる、季節の変わり目の衣替えのやり方も、なんとか簡単に済ませられないかと、
色々試しているうちに、それほど大がかりではない秋の衣替えは、
夏物と秋物を入れ替えるだけのちょこっと入れ替えで済ませるようになりました。
簡単に済ませるコツは、衣類の収納方法と、シーズンオフ中のしまい方。これさえ気をつければ、衣替えが苦手という人でも、ちょっとした空き時間を利用して、ササッと済ませることができちゃいますよ。
詳しいやり方は本章でお伝えしますね。
秋の衣替えのタイミングと簡単に済ませる方法
秋の衣替えのタイミングは?
学生の冬服への衣替えは、10月1日からというところが多いですよね。地域によって気温差はありますが、普段着の秋の衣替えも、この頃までに済ませるとよいでしょう。
まだまだ暑さが残る9月ですが、中旬頃を過ぎると急に冷え込む日も出てくるようになりますよね。
秋の衣替えの気温の目安は15℃前後と言われています。
最低気温が20度をきるようになったら、そろそろ衣替えをする日を検討しておくようにしましょう。
休みを利用して衣替えをするというのであれば、9月23日の秋分の日あたりがよいかもしれません。9月中旬頃には、すでに寒さを感じるという地域では、9月に入ったら羽織れるものを数枚先に出しておくと、いざという時に安心ですよ。
秋はちょこっと入れ替えるだけの簡単衣替え
秋は、春夏に着ていた服をインナーにしたり、重ね着に利用したりするコーディネートも楽しめるので、秋だけしか着ない服は、それほど多くないという人も多いのではないでしょうか?
そう考えると、それほど大がかりな衣替えをしなくても、
短い時間でこの入れ替え作業を済ませる為には、シーズンオフ中のしまい方がポイントになります。
着なくなった衣類は、どのように収納していますか?秋冬の衣類をまとめてケースなどに入れていませんか?
あらかじめ秋服専用のケースを作って、分けて収納していれば、ササッと入れ替えるだけで、秋の衣替えを済ませることができますよ。
衣替えをしやすい収納のやり方
衣替えを更に楽に済ませるためには、普段の衣類の収納の仕方も重要なポイントになります。
基本は、縦収納!
引き出しを開けた時に、全ての衣類が見えるようにしておけば、着る時も、入れ替える時も、探す手間が省けて時短になりますよ。
衣類をたてて収納する方法を二つご紹介するので、やりやすい方を試してみてくださいね。
【長方形に畳んで収納】
衣類を同じ大きさに畳み、並べて収納する方法です。
隙間があると倒れてしまうので、ブックスタンドなどを利用して衣類が倒れてこないようにすると、綺麗な状態が保てますよ。
【丸めて収納】
仕切り用のボックスや仕切り板を活用して、引き出しの中を仕切り、衣類を丸めて立てて収納する方法です。
ひとつひとつの衣類に、専用のお部屋がある状態なので、しまう時も取り出す時も楽チンです。
他にも、違う観点から衣替えの記事を書いていますのでご覧になって下さい。
【100円ショップの活用】
使用する収納グッズは、100円ショップでも売られています。私は、好きな大きさにカットできる、仕切り板がお気に入り。靴下や下着の収納にも大活躍してくれますよ。
100円ショップで買える、衣類収納に役立つグッズを紹介している動画があったので、こちらも参考にしてみてくださいね。
100均衣類収納!衣類の収納で使える超便利な100均グッズ!クローゼットがすっきり綺麗に大変身!ダイソー、セリア、キャンドゥのアイデア商品をご紹
ここまでは、衣替えのやり方を書いてきましたが、その前にやることがあるんです。それは、前もってスペースを開けておくことなんです。
冬物スペースを開けておくのがコツ
冬服はかさばるので、夏服と同じスペースに同じ枚数を収納するのは難しいことが多いです。そのため、事前に冬服を収納するスペースを広めに確保しておきましょう。
そうすれば、気温が下がるのに合わせて、少しずつ冬服を出すことができますよ。
もし、春夏の衣類がたくさんあって、スペースの確保が難しいのであれば、冬服も出すタイミング別に収納しておくことで、着なくなった春夏服と徐々に入れ替えていくことが可能になります。
他にも、違う観点から衣替えの記事を書いていますのでご覧になって下さい。
次は、衣替えをやろうとすると、出し入れやスペース以外に悩ませることが出てきますよね。それらいついての対処法をお伝えしたいと思います。
衣替えのお悩み解決
衣替えで困ること
長期間保管していた服をいざ着ようと思ったら、黄ばみやシワができていた、なんて経験ありませんか?
実際に多くの人が衣替えの際の悩みとして、以下のようなことを挙げています。
【黄ばみ】
しまう時にはついていなかったはずなのに、いつのまにか白いシャツに黄ばみができていた、という経験ありませんか? たとえ衣替えの前に、きちんと洗濯していたとしても、黄ばみができることがあり、多くの主婦を悩ませています。
【シワ】
たたんで収納していても、長期間保管してしるとできてしまうシワ。くっきりついたシワは、なかなか元通りにならないんですよね。
【におい】
これも経験があるという人、多いのではないでしょうか?洗濯してからしまったはずなのに、数か月後に出してみたら、原因不明の嫌なにおいが衣類にしみついているなんて、ため息が出ちゃいそうですよね。
【色あせ】
日の当たる場所に保管していたわけでもないのに、大切な衣類が色あせてしまった、という悩みも多いようですね。
【虫食い】
これも衣替えあるあるですよね。どこからともなくやってきて、衣類を食べてしまう虫。なんとか退治したいものです。
解決策は?
前項で挙げた衣替えの際の悩みについて、その原因と解決策をまとめてみました。
|
原因 |
解決策 |
備考 |
黄ばみ |
・繊維の奥に蓄積した皮脂汚れ |
・しまう前に洗剤液と液体酸素系漂白剤で「つけおき洗い」をする。 ・クリーニングに出す。 ・湿気の少ない場所に収納する。 |
・液体酸素系漂白剤が使えない衣類もあるので注意が必要。 ・消臭効果のある柔軟剤を使うのも効果的。 |
におい |
・蓄積した目に見えない汚れ ・湿気 |
||
シワ |
・畳み方 ・収納の仕方 |
・脱水を短めにして、形を整えて干してから、シワにならないよう丁寧にたたむ。 ・衣類を何枚も積み重ねたり、ぎゅうぎゅう詰めにしたりせずに収納する。 ・シワになりやすい素材の衣類は、ハンガーに吊るして収納する。 |
・シワ取りスプレーなどを使用するのも効果的。 |
色あせ |
・直射日光による傷み ・プールの塩素水などの影響 |
・色あせしそうな衣類は、洗濯したら陰干ししてから収納する。 ・直射日光が当たらないところに収納する。 ・水着などは、しっかり洗って塩素を落としてからしまう。 |
・色あせ防止効果のある、オシャレ着用の洗剤を使うのも効果的 |
虫食い |
・衣類についた汚れ ・収納場所のほこり |
・汚れがついていなくても、洗ってからしまう。 ・収納場所の掃除をしてから衣類をしまう。 ・防虫剤を入れる。 |
|
衣替えの知識を増やすためにこんな記事もありますよ。
まとめ
普段から、衣替えが楽になる収納を心がけていれば、それまで大がかりだった作業も、ちょっとした隙間時間で終わらせることができるようになります。
お気に入りの服を、次のシーズンでも綺麗なまま着ることができるよう、しまう前の洗濯やお手入れなどの一手間も重要になりますよ。
中には、きちんと洗っているのに、黄色や茶色の斑点状のシミができることがあるようですが、これは水に含まれるサビが原因のようです。水道管の中にサビがたまっているなどして、水の中に鉄分が多く含まれていると、このようなシミができるそうですよ。
白い服であれば、花王株式会社の『ハイドロハイター』で、ある程度は落とすことができるので、もしこのようなシミができて困った時にはお試しくださいね。
自分に合った収納方法を見つけると、衣替えも模様替えも苦にならなくなります。衣替えが面倒で苦手という人が、この記事を参考にすることで、今後は少しでも楽しみながら作業ができるようになったら嬉しいです。