以前おじいちゃんが元気な頃、色んなお野菜とともに、ブロッコリーを育てていたのを思い出します。収穫すると、いつも嬉しそうな満面の笑みで届けてくれました。
「おい!ボロッコリーもってきたどー!」「ブロッコリーね!(笑)」「せや、ボロッコリーや!」と吉本新喜劇みたいな会話を繰り返しては笑う日々、そして、美味しい採りたてのブロッコリーを食べさせてくれました。 懐かしいです。
採りたては、格別に美味しいですよ~!そんなこんなで「ボロッコリー」が大好物になったんです。(笑)
そして、祖父曰く、「ボロッコリーは、美味しい上に栄養が豊富なんだぞ!」 と。
そんな思い出もあって、今でもスーパーに行けば、必ずといっていいほどブロッコリーを買うのが常となっています。
ほとんどの人は茹でて、マヨネーズが多いようですね。 私も主人のお弁当は、いつも茹でて彩りに添えていたのですが、実はブロッコリーは茹でる以外にもいろんな美味しくいただく調理方法があるんです。しかも、豊富な栄養をできるだけ逃すことなく食べる方法も!
ブロッコリー好き主婦がおすすめする、意外と簡単にできてしまう食べ方を、残さずご紹介しますので、あなたの料理の参考にしていただけると嬉しいです。
ブロッコリーの食べ方、私のおすすめはこれ!
茹でて食べるならこれがおすすめ!
- オリーブオイルと塩・おかか醤油
- ごま和え
- チーズフォンデュ
まずは、スタンダードで簡単な調理法 「茹でる」ですね。洗ってそのまま茹でるときもあれば、塩茹でする場合も。栄養が抜けてしまわないよう、サッと茹でる!が基本ですが、とは言っても、人それぞれの好きな歯ごたえがありますよね。
私の場合、竹串で刺してスッと入る程度がいい感じです。そして調理法としてはマヨネーズ派が断然多いと思うのですが、ここに紹介するおすすめも、ぜひお試しいただきたいです。
オリーブオイルと塩
まずは、オリーブオイルと塩です。これは何にかけても美味しいです。もちろんブロッコリーにも抜群で、オリーブオイルをごま油にかえても美味しいですよ。
おかかに醤油、ごま和え
そして、おかかに醤油をかけたり、ごまと醤油と砂糖でごま和えにしたりと、絶品です。ごま油とごまに塩昆布を和えるなんて方法も!
チーズフォンデュ
最後におすすめしたいのが、チーズフォンデュ! チーズを溶かさないといけないので、少し手間はかかりますが、その分美味しく楽しさも味わえます。
炒めて食べるなら、これがおすすめ!
- オイスター炒め
- ガーリック炒め
- バター醤油炒め
ブロッコリーって、炒めてもすごく美味しいんですよ!
茹でるよりも、水に浸さない分栄養も逃がしにくいので、これは試めさない手はないです。
オイスターソース
まずは、オイスターソース!簡単に中華っぽい味が楽しめ、ひき肉や豚肉、牛肉と炒めるのがおすすめです。
ガーリック炒め
そして、ニンニクのみじん切りで香りづけしたフライパンで炒めたガーリック炒め。シーフードミックスやカニカマ、ベーコン、鶏モモ肉などで炒めれば、イタリアンな仕上がりに。
(今回は、牡蠣を使ってみました。)
そこにパスタ投入!という手もあります。この場合、ブロッコリーは潰してソースにしてしまうのもありですよ。
バター醤油炒め
最後は、バター醤油炒めです。こちらは、きのこや卵、コーンやジャガイモと相性が良いです。お好みで塩コショウを加えれば、味に深みがでてこれまたおすすめです。
揚げて食べても美味しいブロッコリー
- 素揚げ
- 唐揚げ
- 天ぷら
あまりお目にかかることがないのですが、ブロッコリーって実は揚げてもウマイ!!
素揚げの場合なら、トッピングはシンプルに塩でどうぞ!
衣をつけて唐揚げ、天ぷらも私のいち押しメニューです。
粉チーズをまぶしたり、タルタルソースをかけたりがよく合いますよ。
煮て食べるという手や、定番のサラダも!
- シチュー・カレー
- グラタン
- スープ・ポトス
- 煮物・煮びたし
- サラダのクリスマスデコ
- お洒落なブロッコリーのミモザサラダ
シチューやカレー、グラタンにブロッコリーを入れることは多いですよね。彩りが良くなるし、煮ることで柔らかくなって、味が絡みとても美味しくなります。ひと手間加えて、グリルやオーブントースターで先に焼いておけば、香ばしい味に仕上がります。
他にも、スープやポトスにもぴったり。そんな、洋風なイメージのブロッコリーですが、実は和食にももってこいなのです。鶏肉や豚肉にじゃがいもをプラスするなど、煮物の救世主!厚揚げ、油揚げと煮れば、簡単で美味しい一品の出来上がり。
煮物って味付けが難しそうでちょっと・・・という人は、市販の和風だしとめんつゆを使えば、簡単に本格的な味が出せますよ。
ブロッコリーは茎も美味しい!
ブロッコリーは、もさもさの部分(つぼみと言うらしいです。) を、食べますよね。ひょっとして茎って捨ててないですか?
- 実はブロッコリーの茎は食べられるのです!
- しかも、茎はつぼみよりも栄養がたっぷり!
- 表面の皮むきをしておくことで、食べやすくなります。
輪切りにして、お味噌汁やザーサイにするもよし、千切りできんぴらに入れるなんて使い方も! これ、ほんとに美味しいんです!
わかりやすい動画があったので、参考にしてみてくださいね。
茎はせっかく栄養たっぷりあるのだから、食べるべきですよね。細かくみじん切りにして、スープやチャーハンに入れる方法もありますよ。野菜嫌いのお子様にはよさそうですよね。知ることができてほんとによかったです。
ブロッコリーは栄養満点
見るからに、緑色が健康的イメージのブロッコリーですが、見た目以上に栄養がたっぷりです。ビタミンC、ビタミンA、ミネラル、食物繊維と、まだまだ含まれる栄養がいっぱい!
さらにタンパク質、葉酸、ポリフェノール・・・まだまだあります。そして、その効果もすごい!便秘の解消や、風邪など免疫に対する効果、血圧安定、ストレス軽減、さらにはアンチエイジング、ダイエット、筋トレの効果を高めるといった『美』に対する効果まであるようです。
ブロッコリーに詰まった沢山の栄養、出来るなら逃がすことなくいただきたいですよね。実は数ある調理法の中でも、多くの人に浸透している「茹でる」が一番栄養を逃がしてしまっているのです!
栄養素って、残念ながら水に溶けやすいのですよ。特にビタミン系は溶けるようです。茹でると、彩りはグッと良くなるのに、ほんと残念です。
茹でる場合は、茹ですぎには絶対に注意! そして、
栄養を逃がさず食べたい人には、焼く・蒸す・電子レンジがおすすめです。
また、茎のところでご紹介したように、茎にはつぼみよりもたっぷりの栄養が詰まっています。知ったからには、茎も美味しくいただいて、より多くの栄養を摂りたいですね。
次は、その保存方法です。
ブロッコリーの保存方法
ブロッコリーってどうやって保存しますか? 私は、買ってきてすぐその日に食べることが多いです。
そうです!ブロッコリーは、あまり日持ちしません! 何日か経つと、あっという間につぼみの下の方から黄色く変色します。
できればちょっとでも長く、ブロッコリーを元気な状態で保ちたいものです。では、保存方法についても少しご紹介しますね。
冷蔵庫で保存する方法
私もそうですが、冷蔵庫で保存する人が多いですね。それも、買ってきてそのまま野菜室に! その場合は、ちょっとひと工夫、水で湿らせた紙(チッキンペーパーや新聞紙など)で包んで、ビニール袋などに入れます。
置き方は、立てて保存するのがポイントです。切って塩茹でして、タッパーなどに入れておく方法もあります。これをしておくと、すぐにそのまま何にでも使えて、とっても便利ですよ。どちらの場合もできるだけ早く、3日以内を目安にお召し上がりください。
冷凍庫で保存する方法
もっと日持ちさせたい!という人におすすめなのが、冷凍保存です。この場合は、先ほどとは逆で、塩茹でしてから保存する人が多いようです。
でも、生のまま冷凍しても大丈夫です!しかも、生のまま冷凍する方が栄養価が高い!この新事実にはかなりの衝撃でした。私わざわざ茹でてたのにー!!!ってなりました。
もちろん茹でてからの冷凍も、全く問題ありません。冷凍の場合、どちらの方法でも1カ月くらいはもってくれます。
まとめ
いかがでしたか?ブロッコリーにはこんなにも沢山の活用方法があるんです。おいしくて、しかも栄養満点!茎まで食べられるスペシャル野菜の魅力!お伝えできたでしょうか。
茹でてマヨネーズだけで満足するには、なんだかもったいないですよね。どれもこれも簡単に調理できるので、トライしてバリエーションを広げてみて下さい。
そして、緑のヘルスフード!ブロッコリーの栄養効果をいただいて、ますます健康におすごしください。