私は若い頃から、友人たちと神社仏閣巡りをするのが好きでしたので、神社やお寺では、ほぼ、毎回おみくじを引いていました。
「おみくじは引かない!」という引かない人も何人かいました。
それまで、神社仏閣では、はおみくじを引くのは当然と思っていた私は、「え?引かないの??」と心の中で疑問を抱きました。しかし、聞いてみると 「おみくじを引かない」 のにはそれなりに理由があり、「そんな受け取り方もあるのか~」 と考えさせられた覚えがあります。
親しい神社の神主さんに、「そもそも、おみくじは楽しむもの!」と教わったこともあり、気軽に考えていたのですが、確かに神様のお言葉でもありますので、ぞんざいにはできません。
でも、そんなに重く受け止めるものではないと思いますので、
おみくじを引かないあなたに、『おみくじを楽しむ方法』をお伝えできたらいいな!と 記事にしてみました。
まず、おみくじを引かない理由を考えてみます。
おみくじを引かない人もいる
おみくじを引かない理由
まず初めに私が出会った、おみくじ引かない人の意見をご紹介します。
友人達にアンケートしてみましたので、紹介させていただきますね。
悪い結果を恐れて
「凶」や「大凶」を引くと気持ちが一気に暗くなってしまいうので、引かなければこんな結果を恐れることもない。
吉凶に心を持って行かれる
引いたおみくじの吉凶に心を持っていかれれて、自分の行動を左右されてしまう。
いつもだいたい同じ結果
引いたことはあるが、何度引いても「末吉」とか「小吉」とか、今一つ良くも悪くもなさそうな結果ばかりだったので、面白くない!
興味がない
「意味がない」「あてにならない」。おみくじも占いのようなものでしょう。
お金がかかる
そんなに高いわけではないけど、お金かかるし、意味分かんないし・・・わざわざお金を出してまでおみくじをひこうとは思わない。
私は神道ではない
私は、◯◯教を信仰しているので、神道に導いてもらう必要はない。
いろんな意見(考え方)があり、確かに理解できなくもないですが、もう少し柔軟になれないかな?もったいないな~と、思っちゃいます。
そして、おみくじの本来の意味と活用法を知ってもらいたいという気持ちがますます強くなりました。
では、おみくじの良い点をお伝えしますね。
おみくじで重要な点は内容が大切!
おみくじを引くと、まず簡潔にわかる、運勢としての「吉凶」に目が行きます。
「大吉」なのか、はたまた、まさかの「凶」ではないだろうか? とドキドキしますよね。
私も以前は、吉凶に注目してしまっていました。しかし、実はおみくじで重要なのは、「内容」にあります。
吉凶はそれぞれの神社仏閣で限られた種類しかありませんが、例えば
同じ「大吉」であっても、それぞれのおみくじに書かれている、神様仏様のお言葉や、項目に書かれた文言はそれぞれ異なるのです。
ですので、その中身こそがあなたに対する神様仏様からのアドバイスになります。
次に、その裏図けとして興味深いお話を、ご紹介したいと思います。
本来のおみくじとは?
おみくじの起源は、はるか江戸時代にさかのぼります。
かの有名な比叡山延暦寺にある元三大師堂がおみくじの発祥地で、良源という僧侶がおみくじの元祖といわれています。
当時のおみくじは僧侶が引くものであって、現在のように自分で引くものでありませんでした。
しかも、おみくじの前にはカウンセリングがあり、引いた後はその結果をきっちり僧侶自らが解説し、アドバイスしてくれるというもの。
おみくじは、今でいう「占い」的な要素が強かったようです。
現代における「おみくじ」は、「占い」に比べたら、100円200円という金額で引けるのですから、「安い!」と思ってしまうのですが…私だけでしょうか(笑)
おみくじを良しとしない宗教もある
そもそも、神社やお寺は「神道」「仏教」という宗教が関連していて、そこで受け取るお言葉を受け入れないような宗教があります。
そのような宗教を信仰している方々には無理にはおすすめしません。それこそ、揉める原因になりますので、神様、仏様は望まれません。
本来、おみくじは楽しいものなのです。
おみくじを楽しもう!
私たち日本人のほとんどは、お正月には初詣に出かけたり、神社の祭事などにお参りをしたり、と神社仏閣に参拝しますよね。お賽銭を入れて、鐘をならしてお祈りをして…。
物心ともに能動的なものですよね。
しかし、唯一おみくじを引くことのみが、神様仏様から私たち一人一人に対してのメッセージを受け取ることができるんです。
- 神様仏様は頑張る人の味方!
- 深く考えすぎず
- 優しい神仏の言葉を参考に
- 日々前向きに頑張るのみ!
と考えませんか? 最初にお話したように、吉凶のみにこだわるのはNGですよ~。
「おみくじを楽しんでもらいたい!」といいう気持ちが入った、面白いおみくじが引ける神社を紹介する動画を見つけました。よかったら参考にご覧ください。
おみくじに関するQ&A
さてさてここからは、よく聞いた質問の中から、特に多かった2つを取り上げてお答えしたいと思います~♪ 私は好きだから知ってるけど、みんなあんまり知らないんですよね。
Q…悪い結果が出たので、もう一度チャレンジしたい!これっていいの??
A…大丈夫なのですが…おみくじの効果は、次におみくじを引くまで!と されています。
何度挑戦しても構いませんが、こんなことが考えられます。
- もっと悪い結果が出る可能性もあります
- 先に引いたおみくじの効果が消えてしまいます
なんだかもったいない気もします。できれば少し期間をあけて、再び引くことをおすすめします。
Q…神社をいくつかはしごした、それぞれの神社でおみくじをひきたいけど大丈夫??
A…大丈夫です。お正月に三社詣りをする人や、お遍路さんや、また京都などお寺や神社の多い観光都市にいけばいくつか巡ることもよくある話。
このような場合、一つの目的に対しておみくじは一つ!が 好ましいです。例えば有名なところだと
- 京都の清水寺の自主神社は『縁結び』とか
- 兵庫県の西宮神社なら『商売繁盛』といったように
神社やお寺にはそれぞれの効果に得意とする分野があります。目的が別なら、おみくじは何度引いてもOKです。
◎ こちらブログで詳しく解説していますよ。
まとめ
いかがでしたか? 「おみくじを引かない人」のあなたにおみくじの魅力が伝わったなら、嬉しいのですが…
おみくじは吉凶が全てではなく、自分の知りたい事柄に注目して、神様からの忠告や助言に耳を傾け、心がけることに意味があります。
さて、おみくじを通して神様はあなたにどんなメッセージをくださるのでしょうか。あなたはそれを受け取る準備ができたでしょうか?
◎ ここまで読み進めていただいて誠にありがとうございます。
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