自宅でいちごを食べる時には、ヘタを取るのが面倒なので、ヘタの葉っぱの部分を持って食べて、根本近くの果肉を残すことが多いと思います。
やはり、ヘタもきれいに取りたいですよね。
いちごのヘタを綺麗に取ると、ケーキのデコレーションなどにも使えて、お皿に盛るだけでも見た目が良くて美味しそうです。
私、以前は手でヘタを取っていましたが、潰れたりヘタの中心が残ったり、綺麗と言えない食べ方をしていました。
でも、何か綺麗に食べる方法はないかと試行錯誤し、最近、良い方法を見つけました!
それは、どの家にもある「いくつかのアイテム」を使った方法で、子供でも簡単にできる方法です。
専用のヘタ取りもありますが、たまに自宅で食べる程度なら、家にあるものを使った方法で十分だと思います。
では、ご紹介しますので、ご自分に合ったものを試してみて下さい。
いちごのヘタを綺麗に取る方法
どの家庭にも1つはあると思うアイテムを使います。
- フォーク
- ナイフ
- 包丁
- ストロー
- ピーラー
これらの道具を上手く使って、簡単にヘタが取れます。
方法は簡単ですが、慣れが必要なものもありますので、まずはお試しを!
手順とポイントを見て、試してください。
フォークを使う
小学生くらいの子どもさんなら問題ありませんが、幼児には注意が必要かもしれません。まずは、お父さん、お母さんがお手本を見せてあげて、怪我しないように気を付けてください。
手順
- フォークの形状を利用します。
- ヘタと実の間に差し込みます。
- フォークを1回転させる
慣れると、ものすごく簡単、綺麗に取れます。
ポイント
大きいフォークよりも小ぶりのフォークの方が扱いやすかったです。
デメリット
少し、実をフォークで刺す方が、芯まで綺麗に取れました。なので、チョットえぐる感じがもったいないかな?と思います。
最初のうちは、ヘタだけ取れて芯が残ることがありますので、しっかり芯を狙って刺すのがポイントです。
ナイフを使う
大切な人へのおもてなしに出すなら、綺麗に仕上がるナイフを使ったカットがおすすめです。
手順
- ヘタを取ります
- 芯にナイフを入れてくり抜きます
- クルッと取れました
ポイント
ナイフの差し込む角度が斜めにすると、無駄なくえぐれます。
デメリット
ナイフを刺して使うので、上手くできない事がありますが…
主婦(主夫)なら大丈夫でしょう。(笑)
包丁の根元を使う
これは包丁の種類にもよりますが、根元に角がある包丁で芯を取ります。果物ナイフが無くても大丈夫です。
手順
- ヘタを取ります
- 芯の周りを包丁の角で取ります
- 角を差したらクルッと回すように動かす
と、取りやすいです。
デメリット
包丁に慣れていないと練習が必要になります。(笑)
ストローを使う
これは、子どもでも楽しく実践できました。
ストローは直線なので、真っ直ぐ刺せば芯の根元にちゃんと当たります。
私は、初めの数個は、芯の横から出て失敗しましたが、子どもは一発成功でした。
素直に刺すのが良いのですね~
手順
- いちごの先端(果実の下)からヘタに向かってストローを差し込みます
- そのまま、ストローを押し込んでヘタごと押し上げます
- しっかりヘタが取れます
綺麗ですね
ポイント
ストローのサイズです。
一般的なストローがオススメです。細い方が差し込みますやすいですが、ヘタに狙いを定める事に集中して、いちごが少し潰れたり、ヘタの横からストローだけが飛び出したりする事があります。(失敗から学びました)
デメリット
コツをつかむのに少し練習が必要ですし、果肉の中心がなくなるので、見た目に問題あり
でも、芯は食べられます。先は甘いので捨てるのはもったいないのでパクッと食べてしまいます。
ピーラーを使う
ピーラー(皮むき器)には、ジャガイモの芽かきが付いていますので、それを使って芯を取ります。
割と簡単なので、刃物が苦手な方にも実践しやすいです。
手順
- 葉っぱを先に取ります
- 芯の部分をピーラーの芽かきで取ります
綺麗に早く取れます。
ポイント
先に、葉っぱを取った方がピンポイントで狙えるので無駄がありません。
デメリット
芽かきの部分がピーラーによって詰まりやすい事がありますので、洗うのが少し面倒かもしれません。
次は、道具を使わずに綺麗にヘタをとってみます。
究極奥義(手でも綺麗に取れる!)
実は、いちご狩り歴30年の私には、道具を使わずに綺麗に取る方法があります。
しかし慣れないと果肉が潰れるので、注意が必要です。
これは、最近上手く取れるようになったやり方なのですが、コツがつかめれば早くて手も汚れず、いちご狩りではパクパク食べることができます。
農家の方にも「上手ですね」と言われます。
手順
- 手でヘタを右に向けていちごを持つ
- 右手でいちごのヘタをギュッとつまむ
- いちごとへたを反対方向にサッとひねる
どうでしょう? 綺麗に取れました。
それなら早く教えてよ! と言われそうですね(汗)
しかし、本当にコツが必要なので練習あるのみです。
ポイント
- 芯を摘むように持つ事
- ひねる時は一気に回すこと
今回のいちごは完熟ではなかったので、少々苦戦しましたが、茎の近くまで赤いいちごは、練習しやすいと思います。
デメリット
ここまでは、家にあるものをご紹介してきましたが、次は、専用のグッズをご紹介します。
専用のヘタ取り器がある
最近はフルーツ専用のキッチングッズがたくさんありますが、何と!いちごのヘタ取り専用の便利グッズがあります。
時期になれば100均などの雑貨屋さんでも見かけまが、通販では通年、購入することができます。大量にいちごを処理する場合など、これがあれば便利ですね。
安価で簡単につまむヘタ取り
メリット
割と安価で、鋭利な所がないので安心!子どもでも使えます。
要領は、ヘタの付け根に、少し差し込むように挟むと綺麗に取れます。
いちご狩りにも楽に持っていけるコンパクトサイズですので、毎年1回以上いちご狩りに行くようでしたら、買っても良いかもしれませんね。
デメリット
通販で買うのなら、送料の方が高くなるので、何か他の物を購入する際に、合わせ買いが良いでしょう。
押して刺して回すだけ
使っている画像がありましたのでご紹介させていただきます
いちごのヘタと芯を一緒に取り除く!ストロベリーハラー
コンパクトだけど頼りになります。
ジャム作りなど大量にヘタを取りたいのなら、あったほうが良いアイテムです。
メリット
使い方は簡単、ボタンを押して刺して回すだけ!サクサク作業が進みます。
見た目も良くて、料理好きなら用意したいアイテムで、こちらも、いちご狩りに持っていけるコンパクトサイズです。
デメリット
ヘタ取りの中では高価です。
いちごのヘタに特化しているので、シーズンオフは引き出しにしまい込んでおくようになりますね。
ヘタを取るタイミングと甘く食べる方法
ヘタを取るタイミングは重要
ヘタを取るタイミングは、まず、そのまま洗って
『食べる直前に取る』ようにします。
水っぽい感じがするのは、ヘタを取ってから洗ったり、洗い過ぎだったりすることで、いちごが水分を吸収してしまうからです。
また、残留農薬が気になるなら、ボウルに水を入れてサッと漬け洗いすると良いです。
逆に無農薬なら、洗わずにゴミを取って食べると味が落ちずに済みます。
甘く食べる方法
ヘタを取ったいちごは、茎の方から食べるのが「いちご通」です。
いちごの1番甘い先端を最後に食べる事で、甘く感じるようになるのです。
◎他にも甘くなる食べ方がありますが、他のページで詳しく解説しています。
知れば納得!いちご雑学
いちごを美味しく食べるためのちょっとした情報を紹介しますので、いちごシーズンに活用して欲しいと思います。
いちごの保存
食べきれないいちごは、一般的に冷蔵庫に入れますね。その時のポイントを紹介します。
- 洗わない
- 乾燥を防ぐのにラップや密閉容器を使う
- いちごのヘタをつけたままヘタを下に向ける
- いちごの果肉同士が当たらないように並べる
これで2日間は保存できますので、食べる前に洗うようにして下さい。
いちごの色について
見た目に美味しそうな真っ赤ないちごですが、必ずしも美味しいとは限りません。
実は、「少しオレンジ色に近いいちごのほうが、しっかり熟成している」と農家の方に教わりました。確かに真っ赤でも味が薄い時や酸味が強い事があります。
まとめ
ヘタが上手に取れるようになると、普段作らないようなケーキやパンケーキの付け合せなど、ちょっと作って自慢したくなるかも?それに、いちご狩りでも役立ちますのでね。
手が汚れたり、いちごが潰れたり、最初は上手くできない方法もあると思いますが、楽しみながらヘタを取って茎の方から、食べてみて下さい。
もちろん、「上手くできない」そんな時は、ヘタ取り器を購入するのも良いと思います。あれば便利で、あれこれ悩むことがなくなりますので心身ともにとっても楽になります。
この記事が、家族や仲間と楽しくいちごが食べられる参考になれば嬉しいです。